2005年04月08日

銀河鉄道物語

自分も宇宙戦艦ヤマトでイスカンダルに
行って以来、松本零士ワールド
お世話になった世代だから
こんなこと言うのホントは
心苦しいのだが・・。
やっぱり松本零士ワールドって
後付け設定とハッタリの嵐だよね。
それもガンダム以上。
絶対に整合性が取れていなければ
いけないとは言わないけどさ。

漫画版最新刊(21巻)のお話。
いきなり「銀河鉄道物語」編に突入。
「空間装甲擲弾兵:Space Panzer Grenadier」
(通称SPG)
が急に銀河鉄道のガードマンという位置づけで
紹介される。それはまあいい。
だが次のページで突然、999にトレインジャックが現れ
またまた突然どこからか現れたSPGが
賊から乗客を守る(しかも相打ちで)
っつーのは
どうかと思うよ。おじさん。
それくらいのことでSPGが登場ごとに死んでたら
鉄郎の前作の旅では毎回死んじゃうよ?
もっとも鉄郎がひどい目に会い過ぎたから
銀河鉄道の責任者、レイラだっけ?
おっとり刀で警備強化したのかもしれんが。
確かにそんな捨てゴマ扱いでは
ハーロックも自分の有能な右腕(有紀蛍)の
肉親がSPGになることを嘆くわな。
いわく運命と。

また、雑誌の廃刊でうやむやのうちに
終了!となった「新宇宙戦艦ヤマト」にしたって
前作1000年後!の世界で
元乗組員の子孫(古代進32世!森雪X代目だとか)が
先祖代々、ヤッパリなぜか持っていた航海士の時計に
導かれて艦橋へ集結
「あら貴方ももっていたの?」
なんて先祖伝来の古い零士メーター
見せ合いっこする。
また、とってもパワーアップした新ヤマト。
艦底部に第6?砲塔まである。
逆に言えば1000年での進化はそれだけか!

正直もうついていけませんや。
自分が好きな世界を思いっきり表現する代りに
読者置き去り!っていう「水島×司」ワールド化
してます。
いや、こっちが元祖か。
こういう力技ができるからこそ巨匠ともいえるが
これが出来る漫画家は残りあと一人だけ。
「永井豪」先生くらい。

以前、(「ラーメンと鉄腕アトム」参照)
「世間が求めるベクトルと合致している表現者は
 ほとんどいない。表現者には不幸な時代だ」

というような趣旨を書き連ねましたが、
いかに確固たる自分の世界を構築してそこに
居直れるか?
が巨匠と呼ばれる鍵かも。

彼らの作品にケチをつけることは
「桃太郎が桃から生まれることは物理的におかしい
のでこの昔話は納得できない!」

力説しているのに等しいような気がしてきました。
ここまでくるともう、
そう言った細かいことは言うだけ野暮。
なんといってもこれらの漫画は
もはや「伝説(レジェンド)」なんですから。

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posted by PON at 22:33| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする