2005年05月20日

中国人元留学生に死刑

中国人元留学生に死刑 福岡一家4人殺害事件

  福岡市の衣料品販売業松本真二郎さん=当時(41)=
 一家4人が、2003年6月、殺害され博多港に遺棄された
 事件で強盗殺人などの罪に問われた中国人元専門学校生
 魏巍被告(25)の判決公判が19日、
 福岡地裁であり、川口宰護裁判長は求刑通り
 死刑を言い渡した。川口裁判長は
 「金銭目的に生命を簡単に奪い、良心の呵責さえ
 感じない。卑劣かつ残忍で、人間らしさは全く感じられない」

 と指弾した。
  法体系が違う日中間での異例の捜査協力で立証が
 進められた事件は、この日の死刑言い渡しで、3被告への
 判決が出そろった。弁護側は控訴するかどうか
 「被告と接見して決める」と話した。審理を終える際、
 川口裁判長から意見を求められた魏被告は
 「ありません」とだけ答えた。 (読売新聞)

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ちょっと整理してみた。
PONも、犠牲になった家族・ご遺族には
もちろん同情しますが、正直、見たくもない事件
でしたので、よく報道を追っていませんでした。

元専門学校生、 魏巍(25)
  ・日本で逮捕、判決・死刑・控訴未定 
元私立大留学生、楊寧(24)
  ・中国へ逃亡、逮捕で判決・死刑・控訴
元日本語学校生、王亮(22)
  ・中国へ逃亡、逮捕で判決・無期懲役・決定

PON自身、この中国人には全く同情しない。
人種は関係なく、人間としておかしいので
さっさと処分してくれ
って感じ。
無期懲役が少々甘いかなって気もするが、
人権のないあの国では、今後の生活は
限りなく「死刑」に近いのでは。

また、以下は別の記事から・・

>中国の刑事裁判で外国人の傍聴が許可されるのは異例

>日本の警察官、検察官が訪中し中国の捜査官による
>両被告の取り調べに立ち会う一方、
>中国の捜査員も来日し捜査に協力した。

>福岡地裁は昨年11月の魏被告の公判で、
>中国の捜査当局が作成した楊、王両被告の調書を、
>「共犯」の調書としては日本で初めて証拠採用した。


今回の裁判では、中国側が協力的だったそうだ。
犯人どもがやってしまった事は
ほぼ取り繕いようがない事だし、
現在の中国の人口「12億6583万人」
のうちの3人が死刑でも無期懲役でも、
自国にはまったくどうでもいいこと。
中国政府からすれば、
こんなもので対日感情がやわらぐならば
生贄としては安いものだし。
裁判にも積極的に協力するわけだ。
でも多分、人民日報や中国国内ネット上では
まったく記事になっていないと思う
よ。
PONにはそこまで調べようがないけど。

そんな風にイヤしく物を見ていったらキリがないので、
今回の事件で良かったこと。
それは事件をきっかけとして、
多少なりとも現場レベルの交流が図れたこと。
日中再友好のためにもとても良いことだと思う。
次に何かあったとき、
少しは摩擦が減る。

先の反日=パレード=運動、
自分も含め、報道では中国がここ10年間
進めてきた「反日教育」に原因を求めていたが、
そればかりではなく、
実は日本に留学あるいは出稼ぎに来て
露骨に差別や嫌な思いを積み重ね、
失意と怒りの内に祖国に戻った
インターネット世代
が、先頭に立って
反日運動を煽っていた部分もあると思う。

だからこそ、PONは
これだから中国人は!やっぱり中国人は!」
って決め付け、今後、中国人留学生、労働者に対して
そういう視点から行動するというようなことは
絶対に嫌だ。
それじゃあ、かの国や、あの国や、
憎しみあっているイの国やらと変わらない
もの。
少しでも反日運動の煽動者の拡大再生産を
防ぐべきだ。
甘い考えと言われるのは承知。

無論、遺族には犯人を、中国人を悪し様に言う
権利はある。それを止めようとまでは思わない。

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posted by PON at 21:42| ☀| Comment(1) | TrackBack(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする