恐竜ステゴサウルスで新説
【ワシントン18日共同】
背中に並ぶ大きな板状の骨「皮骨板」が特徴で、
その機能がさまざまに推測されていた恐竜ステゴサウルス
について、米カリフォルニア大バークリー校などの国際チームが
18日までに
「皮骨板は体温調節や防御目的にはほとんど役に立たず、
仲間を見分けるのが主要な用途だった」
とする新説を発表した。
10種類以上のステゴサウルスの仲間について皮骨板の化石を
薄切りにし、内部の構造を詳しく調べて出した結論。古生物学の
専門誌に近く論文が掲載される。
ステゴサウルスは、1億4000万年前ごろを中心とするジュラ紀
後期に繁栄した全長6メートルほどの大型草食恐竜。
(共同通信) - 5月18日
・・割とつまらない結論だね。
(決定したわけではないのでしょうが)
一応、古生物学者同士で検証なり論争なり
し合ったりするのでしょうが、基本的には
言い切っちゃったモンの勝ちだしな。
こういう世界は。
恐竜に代表される古生物界は
昨日まで常識だったものが
すぐに覆されたりするのが当たり前。
PONがご幼少時に見ていた
「恐竜図鑑」では
ブロントサウルスが闊歩してたし、
(現在では「ブロントサウルス」は功名心に狂った
恐竜化石ハンターが適当な化石を組み合わせて
でっち上げた存在、というのが
定説になっています)
ティラノサウルスは「ゴジラ」のように
尻尾を引きずりながら
ずりずり歩いていました。
(映画「ジュラシックパーク」を見れば分かると
思いますが、現在では尻尾を上げて
横から見るとちょうど「Tの字」で
バランスを取りながらギャロップするのが
お決まりの復元ポーズ)
「お馬鹿」で有名なステゴサウルスくん。
脳みその代わりになるような小さな器官を
体の何ヶ所かに分散して配置。何とか
動いていたらしい。(PONの幼少時に
仕入れた知識より)
この「板」なんですけどね、この図のように
上から見ると交互になっていますが、
自然界では左右非対称な部品配置の生物というのは
存在が不自然なんだそうです。
また博物館に行きたくなりました。
特攻(ぶっこみ)の拓のような恐竜も
出てくるって・・よ?
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