相方に置いていかれたPONは
「船の科学館」へ乗り込みました。
その続きです。どぞ(タモリ風)
青函連絡船「羊蹄丸」の後ろ。本体と同一塗装に
なっているが、船内へ続く「引込み線の線路」が
むき出しなのが解りますか?
ここから鉄道車両を搭載しました。
国鉄標準貨車「ワム型」で48両搭載可能。
「ワム」がいっぱいコレクション↓
http://www.geocities.jp/c50110/fc/wm/wm.html
船内では「ワム」貨車48両搭載可能スペースを利用して
「青函ワールド」なるジオラマも展開。昭和30年代の
「青森駅前」「駅舎内」「青函連絡線」の時代風景を
リアルに人形で再現。ちょっとした「カリブの海賊」状態。
たまにものすごい動きをする人形が居るんですが
実はホンモノの人がジオラマに混じって
座っていたりしてびっくりです。
映画ポスターは「ゴジラの逆襲」。
底冷えするような寒さの中、夢と希望にあふれて海を渡った
人々の想いが伝わって来るようです。
貧乏だったけど一生懸命、生きていた時代。
これらの「ジオラマ」を見るだけのために
来る価値有りです。
考えてみれば船そのものがすべて「本物」ですから
展示場の広いこと。車両もそのまま本物の
「DE10」や「スハフ44」がデーンと
置かれています。ちょうどこの機関車の奥、
突き当りにはスクリーンがあって6分置きに
「海峡の詩」というミニ映画が上映。
雰囲気を盛り上げます。
流れる歌はやっぱこれ!!
「津軽海峡冬景色」
洞爺丸台風の悲劇から学び、一から再設計した新生「連絡船群」の
ひとつ、二代目「羊蹄丸」は22年間、無事故を通しました。
ブリッジも現代的。連絡船引退後もイタリアで開催された
「国際船と海の博覧会」に
「フローティングパビリオン(日本館)」として出場すべく
外洋航行したくらいです。
ボックスアート(プラモデルの箱絵)でもおなじみ。
油絵の超精密画家、「梶田達二」氏の多分ホンモノ、
「羊蹄丸」の絵。
しばらく魅入ってしまいました。
すごいよ。これは。
梶田達二氏って??↓
http://www003.upp.so-net.ne.jp/kajita_tatsuji/
他にも
「シー&シップワールド」
(非常に子供向けだが・・)
「マジカルビジョンシアター」
(PONのときは、青函連絡船の
「プロ×ェクトX」みたいな映画を上映してました)
パーティーに使えそうな「アドミラルホール」もあり。
また、当時の機関長がボランティア案内人として
船内にいらしたようですが、あいにく遭遇できませんでした。
「♪わ〜たしも独り〜、連絡〜船に乗り〜〜」っと
さゆりちゃんさいこー。
そういえば一年前くらいまで
例の「撃沈された北の工作船」もここ
「船の科学館」で
展示されてたんだよな。
あの時は激混みだったらしいが。
羊蹄丸メモ