2005年07月01日

デビルマン(アニメ版)

デビルマン
知っているに人は今更説明するまでもない、が、
デビルマンの原作コミック版の凄まじさを
理解できる感性をもった方がまだまだ大勢いるのに
不幸にも幼いころにアニメ版を見てしまったために
もうおなかいっぱい!
(要するに漫画版は見たことない)」

という方が意外に多い。
原作は作者も「神がかりなうちに描けてしまった」
と言っているくらい名作なんで残念。必見。

「妖怪人間ベム」と並び
原色中心のおどろおどろした配色と
リアルタッチと言っていい物なのかどうかも
はばかられるような荒々しいタッチ。
いかにも1970年代のアニメです。

お笑いのネタにされてしまうような今となっては
アニメ版を改めて観てみて!といわれても
おそらくツライものがあるでしょう。
(PONだって嫌だ。)
描き方はほとんど、
ちょっと暗めのアニメ版「ウルトラマン」
製作者側も「意識していない」とは
言えないでしょう。
(当時は「帰ってきたウルトラマン」による
 第二次怪獣ブーム全盛だったんですよ。)
だいたいなんだよ?
「デビルチョップはパンチ力」って。

devilman.jpg

ほかにも、アニメ版デビルマン
「パンツ」履いていますよね?
ご丁寧に悪魔模様のバックルまでつけて。
あれは実は「パンツ」なんです(笑)
原作漫画では「悪魔」≒「野獣」なんで
ハダカなんですけど、
(下半身「毛むくじゃら」なんで
 モロはありませんが)
仮にも子供向けアニメだからってことで
当時のTV局が自重したためらしいです。

とかく馬鹿にされがちなアニメ版ですが、実は
原作版よりも「さらり」と残酷だったりします。
主人公の「不動明」。
原作では合体してきたデーモンを
人間の「意志の力」で無理やり押さえつけて
自分の体にしてしまいます。
そしてデーモンから人類(具体的にはヒロインの美樹ちゃん)
を守るために立ち上がるのです。
だからこそ「デビル・マン」です。

アニメではエンディングにも歌われているように
「人の世に愛がある、人の世に夢がある
 この美しい心、守りたいだけ〜」

ってことで「デーモン一族」最強の戦士が
人の心の美しさ(具体的にはヒロインの美樹ちゃん)を
知ってしまいデーモン一族を裏切り、
人類側に乗り換え、孤独な戦いに挑むわけです。
志は立派ですし、人類にとっては真にありがたい話。

ですがアニメの第一話で、「戦士アモン=デビルマン」は
いきなり人間「不動明」を殺してしまうのです。

真の主人公、第一話で死亡


デビルマンは彼に代わって「不動明」に成りすまし
人類愛に目覚めてゆくのです。
以後、人間「不動明」は二度と出てきません。
Zガンダムみたいに折につけ
デビルマンにまとわりついてもよい所だが、
あいにく彼はニュータイプでも強化人間でもなかったらしい。

これが漫画版との最大の違い。
だからこそ、アニメ版独自の最終回も
見ることができたわけですが。

結果オーライ?

デビルマンアニメ版.gif
原作: 永井豪 、放映:72年7月8日〜73年3月31日


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posted by PON at 20:33| ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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