砂蒸し風呂を後にした我々は
次に別府の町が一望できる「展望台つき風呂」を
目指した。今回の旅行プランは相方が
購入してきた「るるぶ」に依存するところが
多かったのだが、こんなときに限って
旅行先へ持ってくることを忘れてくる始末。
ナビも役に立たないし、メモは失くすし。道がわからん。
そうこうしている内に雨脚が強くなり
FITのワイパー速度を上げる。
まずい。このままでは相方のご機嫌が・・
ハンドル片手で、はす目に助手席を覗くと、
ビール片手に結構楽しそうだ。
「砂蒸し風呂」が大層お気に召して
頂けた様で、まだその効果が持続中の様子。
よし!今のうちに行き先変更。
別府温泉と一口に言うが、海沿いの国道から
山に向かって登ってゆく道がいくつもあり、
その各所に各温泉が存在する。
通称「別府八湯」
各温泉は自動車でそれぞれ10分位の
間隔で存在する。
■明礬(みょうばん)温泉
麺の「かんすい」などに使われる食品添加物「みょうばん」
これを採取する施設があった。
■鉄輪(かなわ)温泉
有名な「地獄めぐり」がある。
■別府温泉 ■浜脇温泉 ■観海寺温泉
■柴石温泉 ■亀川温泉 ■堀田温泉
目指すは明礬温泉にある
「
「別府温泉保養センター」だッッ。
その前に、現地で頂いた地域紹介リーフレットに
「かつて殿様が入った湯が復活」とあったので
「照湯(てるゆ)温泉」に寄る。
こういう気ままさも「レンタカー」の醍醐味。
川沿いの民家の庭先に入っていくような感覚で
照湯温泉はあった。
入湯料200円。
長らく地域の皆さんだけの温泉だったが、
近年、旅人にも開放するようになって今に至る。
建物そのものは開放するにあたって新築だが
湯船周りの石などはそのままで、歴史が感じられなくもない。
別府のお湯はどこもやさしく
あまり肌にしみない。
入り口にある温泉関係の機械から
しきりに蒸気が噴出し
「スチームボーイ、スチームボーイ」と
相方は、いつか二人で行った
心底どうしようもない映画のことを
しきりに口にしていた。ゴキゲンなのはPONも嬉しい。
そして「明礬温泉」にある
「別府温泉保養センター」へ到着。
なんて言えばいいのだろ・・。大変殺風景で
昭和のイケイケ時代に気合入れて作ってみたけれど
今はどうよ?コレ。みたいな。
霧雨に浮かぶそれは「ツ×れかけのゴルフ場?」
やばい、ハズしたと思いましたもん。
ところが、良くも悪くも期待を裏切る
すごいモノが我々を待っていました。
Vol.4へ続く
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