今でも大好き。子供の頃の
刷り込みの影響は大きい。
スーパーマンのテーマ曲には常にワクワク。
今回は長いですよ。好きだから。
この頃は急激にSF映画がブームになり
同じ頃に公開したスターウォーズ第四作の音楽も
ジョン・ウィリアムスだったことから
スーパーマンのテーマと混同して
区別がつかない人も居たようだ(今でも)
あらすじは必要無いとも思うが・・
地球よりはるかに文明が進んだ「クリプトン星」
ある日、不幸な災害から星は消滅。まだ赤ん坊の
「カル・エル=クラーク・ケント=スーパーマン」
だけが救命艇で脱出。地球を目指す。
子供は居ないが気のいい夫婦に拾われ
新聞記者クラークケントとして「メトロポリス」で
また、スーパーマンとしてデビューするまで。
アメリカの田舎で伸び伸びと育った青年が
おら東京さ行くだってカンジ。
今見ると、多少長いかなという気もするけど
現代なら大幅にカットされてしまいそうなシーンも
スーパーマンが巣立っていく過程として
とても丁寧に映画化。
PONが一番好きなのはスーパーマンの
文字通りデビューシーン。
ご都合主義と言わないで頂きたいが、初日にいきなり
ロイスレインがヘリ事故に巻き込まれる。
スーパーマンはビルから転落する彼女を楽々と助け
続けざまに落ちてくるヘリも片手でキャッチ。
その瞬間、不安げな音楽がすかさず
スーパーマンのテーマに切り替わり
野次馬も警官もPONも大拍手。
マーロンブランドが
スーパーマンの父親「ジョー・エル」として
出演している。それなりにいい役ではあるが
ハッキリ言って誰がやってもそんなに
変わらない。どうやら映画として「ハク」を
つけるために招待されての出演。
スイスの銀行家に製作資金の融通を訴えたところ
「名前のある俳優を出してヒットを保障せよ!」
といかにも銀行屋らしく、
また非常にあの頃の時代らしく思う。
マーロンブランドもその辺は
さばけたもので、「私も今は金が欲しいのだ」
といってはばからなかったとか。
彼も「地獄の黙示録」に個人出資して
大赤字ぶっこいていたためらしい。
3日くらいの拘束で一番マネーを分捕っていった。
出演者のトップに彼の名前が来るのはそういう
いきさつがある。
ディレクターカット版にはお楽しみ
未公開映像があるが、今回初見で嬉しかったことが2件。
・スーパーマンが高校生の頃、いじめられた憂さ場らしに
特急列車と競争するシーンがあるが、その列車に乗って
いたのが幼き日の「ロイス」であり、列車に負けない
凄いおにいさんが居ることを、親に報告するが
まるで信じてくれなかったことが、ジャーナリストへの
道に歩むきっかけになったというシーン
・レックスルーサーのアジトへスーパーマンが侵入する際に
ルーサーはタダでは侵入させていないことが判った点
(火責め・氷責め・十字砲火、殺すためというよりは
能力検査的)
こんな映画が1500円±で購入できるんだから
いい時代になったよな。一昔前だったら
オリジナルを入手したければビデオでもLDでも
1万円は出費を覚悟しなければいけなかったし・・
けど、日本語吹き替え音声は入っていない!残念。
スーパーマンは佐々木功さんの
ガタイのいいさわやかな声でないと困ります。
ロイス・レイン(マーゴ・ギター)は中原理恵。
ハスキーな声があの鶏がらヒロインに合ってます。
あ、レックスルーサー役でPONは
「ジーン・ハックマン」を知った。
この映画ではとっても楽しそうに演じている。
今でも好きな役者であります。
ああ・・まだ書き足りないのだあ。
体の分子構成密度が違うから強いんだとしても
なんで空まで飛べちゃうのかとか。
いくらなんでもその格好は(苦笑)とか。
あの胸の「S」はSupermanのSではなく
「エル」家の家紋なんです。そうです。
スーパーマンよ永遠に・・
1978年 米
監督: リチャード・ドナー
出演: クリストファー・リーブ
マーロン・ブランド
ジーン・ハックマン
DVD鑑賞
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クリストファーリーブ氏