2005年10月04日

マスク2

ハネムーン途上の
コンチネンタル機内で見た映画集団。
ラストはこれです。
順番から言えば実は
これを一番最初に見たのですが。
(成田→ヒューストン内)
その後、PONは風邪で
ダウンしてしまい、行きの機内映画は
これしか見ることが出来ませんでした。

<あらすぢ>
前回のマスクはまーだ世界を彷徨っていた。
マスクの創造主であるいたずらの神様のロキは
父親の大神オーディンに
「マスクが回収出来なければお前を勘当する」
と尻を叩かれる。
犬と飼い主と神様と、あと何故か息子の
マスク争奪戦が始まった!

・・つまらなかった。
「どうだ?こういうアメコミ調のCGがいいんだろ?」
「こういうムチャクチャを絵にすれば
 子供たちも君も満足なんだろ?」

そういう製作者側の大カンチガイが
画面いっぱいに繰り広がる。

前作のマスクがあれだけウケた理由が
プロデューサー、監督、脚本家
いずれにも解っていないままに
なにか映画を作り続けないといけないからと
無理に造ってしまった、そんな映画。

というよりも、コミック原作のマスク
そのものが本来はこの「マスク2」程度の
内容であり、前作が輝いていたのは
1.ジム・キャリーという突出したエンターティナー
 のおかげ
2.誰も映画(マスク)の成功を期待していなかったから
 こそ、好きなように作った結果

だったからなのかも。
原作は読んでいませんが。

見れば見るほど、前作の
ジムキャリーの素晴らしさと、前作の
演出&音楽の妙が際立つ
映画でした。

最後に題名の「マスク2」は正しくなく
正確には「マスクの息子」です。
マスクしたままエッチしてしまうと
出来た子供はマスクがなくても
マスクと同等の能力を有してしまうのです。
そんな子供は本当に「自分の息子」といえんのか?
かなり微妙な課題。

何度も言いますが
この映画を機上で見ているころには
既に熱が出始めていましたので
あの緑色が妙にむかつき
単に気持ち悪さだけが残る
映画になってしまいましたとさ。
おしまい。

マスク2帝国の逆襲.jpg
原題: Son of the Mask
監督: ローレンス・ガターマン
脚本: ランス・カゼイ
出演: ジェイミー・ケネディ、アラン・カミング、
    トレイラー・ハワード、ボブ・ホスキンス、ベン・スタイン
公開: 2005年04月16日
ビデオ鑑賞



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posted by PON at 20:44| ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画(マ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする