<あらすぢ>
自分の結婚式の最中
かつて所属していた
毒ヘビ暗殺団の襲撃を受け、
夫やお腹の子を殺される。
昏睡状態の彼女は4年という
長い眠りから目覚める。その名は
ザ・ブライド(ユマ・サーマン)
奇跡的に回復した彼女には
暗殺団とそのボス
ビル(デヴィッド・キャラダイン)への
復讐のニ文字だけ。
ザ・ブライドは沖縄の伝説の刀鍛冶
服部半蔵(サニー千葉)を訪ね、
名刀ハットリ・ハンゾウを譲り受ける。
暗殺団のメンバーは5名。
女刺客の復讐の旅が始まった。
キル・ビル!
つ・・つまんねぇ。
これはもはや映画資本(金・人的資源)の浪費
というか犯罪ではあるまいか。
「マーズアタック」も
監督のオナニー映画だったけど
ここまで私的に映画を作ってもいいのだろうか?
自分が知っている限り
「ウォータームーン」とか
「だいじょうぶマイフレンド」とか
あ、でも結構あるな。
もう今更、
何故、敵も味方も日本刀しか使わないのかとか、
伝説の100人切りをやっているようだが
途中でカットが入ってしまったら意味無いじゃんとか、
(途中で演技者のNGがなく
カメラを長回しするから価値がある)
せっかく栗山千明を登用したのに
あの殺し方は、監督は
まったく栗山千明に対する愛が無いとか、
(彼女の役は
凄腕の女子高生用心棒「ゴーゴー夕張」だよ??)
何故彼女だけ獲物が「ガンダムハンマー」なのかとか、
移動シーンを示す飛行機は
実写でいいのに何故ここで
またちゃっちい模型をわざわざ
使うのかとか、
そのネーミングセンス何とかしろ!とか
等等、
いくらでも突っ込みは入るが
言うだけ無駄か。
ルーシー・リュー演じる
チャイニーズ系米国系日系人??
「オーレン・イシイ」
(東京の裏風俗界の女王なんだとか)
なによりユマ・サーマン演じる
主人公の白人女とか。
頼むから外国人が日本語で話すシーンにも
「字幕スーパー」付けてくれ。
なに言ってるのか判らんよ。
究極なのは30分以上も殺戮シーンがありながら
時が止まったかのように
まったく、話が進まないこと。
小説ならば「敵をいっぱい切り殺した」という
ワンフレーズで済ませられる。
この調子であと4人も
この先殺して行かねばならないの?
2作目までは作られたようだが
さすがに3作目は
もう出資者もいないだろうなぁ。
偏った日本趣味の外国人監督が
ハンパなネームバリューのおかげで
おもわず作れてしまった観客置き去り映画。
自分は監督の「遊び感覚」が
解らん一人かも知れませんが、
つまらんものはツマランのです。
製作・監督・脚本 :
クエンティン・タランティーノ
出演 :
ユマ・サーマン
ルーシー・リュー
ダリル・ハンナ
デヴィッド・キャラダイン
サニー千葉(千葉真一)
ジュリー・ドレフュス
栗山千明
宇宙刑事ギャバン(大葉健二)
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