2005年10月16日

新Mr.Boo!アヒルの警備保障

<あらすぢ>
上に媚び、下には厳しい、実は小心者の
チョウ(MrBoo)。警備会社の鬼隊長
として新人社員をいびり倒していた彼だったが
社長が代替わりして・・

話なんてどうでもいいデス。

ゴールデン洋画劇場で
思いっきり笑かせてくれた
ホイ3兄弟(4兄弟?)の
あの作品がDVDで帰ってきた!
ただ帰ってきただけなら
紹介しませんよ。
古ぼけた字幕入りのビデオならば
以前から、それなりのビデオ屋の
香港ムービーコーナーなんかで
人肉飲茶なんたらと
ジャッキーチェン関連に
挟まれて細々と存在していたからです。

「広川太一郎」氏の吹き替えバージョンがある〜ぅ

いやーもうこれだけでDVD時代よありがとー!って
感じです。

そもそもMrBoo(ミスターブー)なんて
名称自体が日本の映画興行社が勝手に付けた
ネーミングだし、
「アヒルの警備保障」にしたって
なにが「アヒル」なんだかさっぱり分かりません。

広川氏に言わせると
MrBooシリーズはあまりにも
「ベタ」な笑いが過ぎ
台本どおりに、そのまま忠実に吹き替えると
「めちゃくちゃツマラナイ」映画
なんだそうで。仕方がないから、
当時の日本語版プロデューサーに
「好きにやっていい?」
と聞いたところ、OKが出たので
サービス過剰なくらいのあの
広川節が誕生したのだそう。
この映画を字幕で見るヤツは
果たしているのか??

ゥ動ヤ操縦訓練.jpg
左折、ギヤチェンジ、またまた左折(笑)

状況を全く理解しない主人公が
しつこいくらいカニを盗み食いするシーン。
「味噌がね、この味噌がね」
スキマがあると「味噌が、味噌が」と言ってる(笑)
ほかにもクレーンから落ちるのに
「助けてクレーン」とか
「冗談キツイ、去年のズボン」とか
必ず余計なひと言がつく!

ぜってーそんなこと言ってないって
と、小学生ながら当時のPONも
突っ込みを入れていたが
初めは嫌味で無能だった警備隊長が
ヒラに降格して(余計な)苦労を経験。
最後には愛すべきとってもいい奴
に見えなくもなくもない(微妙)存在になるのは
この吹き替えによるところも大です。

日本国は、氏がご健在のうちにあの話芸を
人間国宝に指定した方が良いですな。
まさに小泉サプライズ。

マイケル・ホイ氏は香港系日本人?として
ジャッキーチェンと
「キャノンボール2」にも出演しています。
超ハイテク車!三菱スタリオン!が
豪快にジャンプするシーンにかぶり

「飛んだカー??」

・・いいなあ。広川さん。

アヒル.jpg
マイケル・ホイ(吹替:広川太一郎)
サミュエル・ホイ(吹替:富山敬)
リッキ−・ホイ(吹替:安西正弘)

監督: マイケル・ホイ 1982年 香港
DVD鑑賞



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posted by PON at 12:50| 🌁| Comment(6) | TrackBack(2) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする