2005年10月31日

海猿

「トップガン」をまんまパクッた
「ベストガイ」の「航空自衛隊」
亡国のイージスで「海上自衛隊」
「戦国自衛隊1549」で「陸上自衛隊」
レインボーブリッジを封鎖した記憶も新しい「警視庁」
満を持して?登場「海上保安庁」
プロモーションビデオ。
以上。

「トップガン」にいわゆる日本のTVドラマの
テイストを振りかけた感じ。

<あらすぢ>
海上保安隊員の仙崎(伊藤英明)は
人命救助のエキスパートで、
海上保安庁の中のエリートである
「潜水士」になるべく
50日間に及ぶ地獄の研修に参加する。
工藤(伊藤淳史)とペア(バディ)を
組まされるが、誰よりも能力が劣る工藤を
励まし支える仙崎を中心に、
恋あり、喧嘩あり、笑いあり、ぶつかって友情する。
みんなの素性が判ったところで卒業!

藤竜也氏カコイイ!!

「お前達、何故潜水士になった?」
「自分が現役時代、25名捜索して生存者は1名だけだ。
 捜索という名の遺体回収だ。」
「最前線に楽しいことなんか無いぞ!」


まあ、訓練期間の50日間の中には
恋、喧嘩、悲劇、事故
非常に盛り沢山だけれど。
もし海上保安員の訓練であんなに毎回毎回
事件が起きているのならば
訓練課程から根本的に見直さねば。

オチこぼれ(ちびノリダー)と
主人公、ニヒルなライバル
この両極端の存在がいっぱい大変な思いをし、
はっきり言って「その他大勢」で括られている
残りの同期の訓練生こそが、
実に大過なく卒業できている。
(しかも主人公救出の大武勲まであげているし・・)
彼らこそエリートなのかも。

海上保安員だけでなく
ストイックなプロは
(自衛隊員、警察官などなど)
その鍛えた成果を間違って使おうとしない限り
とってもカッコイイ。

なんか続くかも・・的な終わり方でした。
いくらでもドラマが作れるけれどね。
あとCGが少しチャチかった。

海猿

『ブラックジャックによろしく』で知られる
漫画家・佐藤秀峰のコミックが原作。
前半を読んだことがあるが
物語を一度解体した後、最低限のエッセンスだけを残し
ここまでテレビ向けに再構築する手腕
さすが「大捜査線」スタッフ達。
(基本的には褒めているのです)

主役は自らもマスターダイバーの
ライセンスを持ち潜水シーンも
自分でこなしたらしい伊藤英明
PONには坂口なんたらとあんまり
区別がつきませんでした。
おお!?平井堅が歌わないで演技してる!とも。

ちびノリダー
こっちは工藤役のほう。

加藤あい?
きれいだけれどもね。
なんか「お気に入り」まで行かなかった。
親友の看護婦役のほうがPONはよかったです。

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posted by PON at 22:42| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする