TSUTAYAでレンタルした一本。
たまーにはいいかな。一週間レンタルだし。
それくらいの勢いで借りてみました。
センスある邦題にも惹かれました。
原題は「Creep」(クリープ)
いつも左舷の弾幕が薄いヒトです。
それは「ブライト」です、ごめんなさい。
「Creep」這いずる、忍び寄るとかそんな意味。
イギリスではロングラン上映を敢行。
この映画で「地下鉄嫌い」が増えたとか。
そんなに言うなら見てみようか?
って気にもなります。
<あらすぢ>
ロンドンの地下鉄チャリング・クロス駅。
ちょっと飲んだお酒と疲れが回り
深夜0:34の最終電車に乗り遅れた上に
出口からも締め出され、途方に暮れた
主人公ケイト(フランカ・ポテンテ)の前に
無人の列車が到着。
思わず乗り込むケイト。その時、いつもの
地下鉄の駅が、無限に広がる地下迷宮へと
変わる。突然停車した列車。彼女が見たものは
運転手の惨殺死体だった!助けを求めた
警備員、駅で暮らすホームレスカップルが、
次々と断末魔の叫びと共に闇へ。
”何か”がいる・・・。
例の「早送り」テクニックにより
実質40分位で消化。
突っ込みどころ満載でね。
どうしたモンだろう。
前半はいい雰囲気を醸し出して
いたんだけどね〜。結論言うとつまんなかった。
夢オチにしないだけ良かったけれど。
最初のうちは「コカイン」やら
なにやら、登場人物の間で会話に
のぼっていたから。
そっち方面でごまかすかと心配してました。
ネタバレありでマスライ恒例の
「ツッコミ」をいたしますか。
・物語が冒頭から破綻しています。
終電後の地下鉄構内に取り残される・・
無機質で結構イイ、シチュエーション
なんだけれどね。
残念?ですが
日本では絶対に(嫌でも)駅員もしくは
ガードマンが起こしにきますし
(全国の駅員さん、本当にお疲れ様です)
・ストーカーまがいの同僚が
下心全開で駆け込み乗車したようですが・・
駅はどこも閉まっていたのに。
どこから侵入したんだろ。
・犯人?の正体がいまいち不明瞭なのが
詰まらないというよりも
ムカつきます。そんなところで
出し惜しみするな。
・そして朝。いつもの通勤時間帯に
いつものサラリーマン群が
一人、また一人と何事もなかったの如く
ホームに姿を現します。
イギリス名物、ジェントルメン。
その中の一人なんか、ぼろぼろの主人公を
ホームレスと勘違いして恵んでさえ
してくれたり・・・・
何事もあったんだよ!!
運転士が血まみれで死亡している電車が
線路で立ち往生してるんだよ???
運休しろよ。駅の人!
そんな不条理をあえて描写するあたり
実はすべて女主人公の妄想だった・・
というオチも、やっぱ捨てきれない気がしてきた。
電車で酔っ払って眠り込んでしまうと
こういう恐ろしい目に遭うよ
(遭わない、遭わない(苦笑))
という、私の相方への教育用として
英国で作成された映画であった
というのは無論、嘘であります。
なんかこの映画のヒットで
ロンドンっ子は地下鉄に
乗りたがらなくなったとか
映画会社は宣伝しておりますが・・
真の理由は例の「テロ」の所為だと
思いますよ?
監督・脚本:クリストファー・スミス
出演:フランカ・ポテンテ
ショーン・ハリス
バス・ブラックウッド
ジェレミー・シェフィールド
(2005英/ギャガ)85分・R-15
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