2006年06月30日

知らなくっても構わないが

・・知っているとなんかの時に
「へ〜」
ってことになるかもしれない単語
あるいは個人的に
「そういやなんだろ?」と
思った言葉の追跡調査です。

「ヘロン」

「やましたつろう」もとい
「山下達郎」氏の歌で
「なかなーいで〜 ヘ〜ロン」って歌詞が
いち時期、TVCMで流れていた気もしますが
その「ヘロン」です。

調べたよ!!

ヘロン [Hern]
ギリシャの数学者・技術者。アレクサンドリアで活躍。
幾何学・力学をもとに「測量術」「照準儀」「機械術」
「気体装置論」など多数の実用書を著した。
生没年未詳。
<三省堂提供「大辞林 第二版」>

・・すごい人だとは思うけれど
そういえば聞いたことある人名だけど
これはさすがに違うだろ?

ってなわけで再チャレンジ。

ネットで調べました。
「ヘロンって」

「アオサギ」のことだって。
世界にはおんなじこと考える人が
いっぱいいるなあ。
んでも「アオサギ」とは?

ま、要するに鳥ですね。次、

「いそしぎ」

古き映画の題名↓
「いそしぎ」

で?それって何?↓
「いそしぎ」

いそしぎ 【磯鷸】
チドリ目シギ科の鳥。全長20センチメートルほどの
小形のシギ。背は灰褐色、腹は白色。尾を上下に
振りながら歩き、澄んだ細い声で鳴く。
ユーラシア・アフリカ北部に広く分布。
日本各地の河原で繁殖する。
<大辞林 第二版 (三省堂)>

これまた「鳥」でした。ラスト一本!

「サライ」

雑誌の名前とか
もういい加減「黄色のTシャツ」は見飽きたよ!
とかそんなときに流れていた歌とか。

「サライ」

A)さらい さらひ 【▼杷/▼/▼】
 ・・木または竹製の農具。
B)さらい さらひ 【▼浚い/▼渫い】
C)さらい さらひ 【〈復習〉】
D)さらい 0 【作礼】
E)さらい-にこ 【作礼▼而去】
F)サライ [Sarai]
 ・・ロシア連邦、ボルガ川下流の東岸にある
   キプチャク汗国の首都の遺跡。
<大辞林 第二版 (三省堂)>

結構候補があったがどれもいまいち。
最後のF)なんか「サライの空へ」
なんて歌っているから近い気もするが。

こうなったら↓
「雑誌 サライのHP」

〜「サライ」とは、ペルシア語で「宿」の意味です。

これで決定か?
ついでに「歌」の方も↓
「サライ」(音が出ます注意)

ま、そんなところです。

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2006年06月29日

七夕の歌

♪笹の葉さーらさら
 のきばにゆれ〜る


七夕が近いですね。
PONはあの「七夕の歌」が妙に好きでして。
この歌を聴くとむやみに
「そーめん」が喰いたくなります。

そうです。
三輪そうめん♪や・ま・も・と
あれって地域限定、期間限定のCMなのか?
夏を感じますな。

七夕が「イベント」として
子供心に「ガツン」とこないのは
「クリスマス」や「お正月」が
「即物的に報われる(こともある)」に対して
「願う」だけだからかも。
あと、これを食べなければいけない!
ってのもないし。一部?地域では
「そうめん」を食べるらしい。

だからあのCMに繋がる訳か・・そうですか。

100円ショップのでもいいから
相方にそうめん作ってもらおうかな。

別に山本の回し者じゃないですよ。
リンクは善意です。はい。

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2006年06月27日

ポセイドン(2006年)

小さい頃
「ポセイドン・アドベンチャー」
感動したPONは、それのリメイクが
封切られるとあっては黙っていられません。
渋る相方をなかば連れ去るように
先日の日曜日に行ってまいりました。

<あらすぢ>
豪華客船ポセイドン号が
突然の大波に遭遇したから
まあ大変、ひっくり返って
どーーん。
ぼかーーん。
きゃー。
うあー。
以上。

いや、本当に中身は
それだけなんですよ。

この映画のスタートでは船の紹介と
巨大さを印象付けるために
主人公が船上をジョギングする
シーンがありまして、カメラの「なめ方」が
凄かったんですが・・全部CGだったそうです。

同じ沈没船映画の
「レイズ・ザ・タイタニック」
製作時には、実際に廃船をそれらしく改装して
撮影に使ったりしたというのに
この映画ではむやみにCGを使っている。
実際に「ポセイドン号」なんか
この世に存在しないんですから。
セットだけで。
映画作るときにはなんでも
実物大セットを作らなければいけない、
というわけではないんですけどね。

「ポセイドン・アドベンチャー」

70年代の前作は
最も神を敬愛していた主人公が
無慈悲に命を奪う状況に最後はブチ切れ。
最後は神を呪いながら死んでゆく
ところに
従来のパニック映画とは
一味違う味があったんですが。
リメイク版にはなーーーんにも
感銘を受けるところがない。

土壇場での「ギャンブラー」のカンには
のってみてもイイかもしれない。
くらいですかね。

まあ、70年版の映画は
本来、地獄のサバイバルであるはずにしては
少しよいこちゃん過ぎる
きらいもありましたので
「ぺーターゼン」監督は
俺は少し違うんだ!という点を

・大量の死体の描写
・主人公一行が、自分の生存のために
 弱者を切り捨てるシーン

に込めていたようですが。

前作は
・なんでそんな大波が発生したのか?とか
・波を見つけるまでの船員の奮闘とか
もう少し、丁寧に描写していたけどな。

本作はそういった
細かい情報をすべてそぎ落とし
遭難によって上下さかさまになった
船内「フィールドアスレチック」
いかに生き残るか?
それだけに描写を徹底していたのが
いい加減つまらなかった。
ほとんど金のかかった
「風雲たけし城」

それにしても
カートラッセル氏、年取ったな。
リチャードドレイファス氏も
別にこの役に出演せんでも。

ポセイドン.jpg
青を基調に白地の船名の
ポスターが品がよくって
思わず見に行ってしまいましたが・・


ポセイドン (2006) POSEIDON

上映時間 98 分 製作国 アメリカ
初公開年月 2006/06/03

監督: ウォルフガング・ペーターゼン
「トロイ」「パーフェクト ストーム」
原作: ポール・ギャリコ
脚本: マーク・プロトセヴィッチ
 
出演:カート・ラッセル 、ジョシュ・ルーカス
ジャシンダ・バレット、リチャード・ドレイファス

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お約束ですが
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2006年06月26日

下妻物語

いや〜。いいよコレ。
見てください。
日本映画も少しずつ復権の兆しが。

一昔前は、邦画って言えば、不思議に
「芸術性」を求め、私らからすれば
名前は聞いたことあるが
読んだことは一度もない
「大御所」作家が原作の
「吉原」系とか「極道」系とか。
そんで絶対に主演は「緒方拳」か「吉永小百合」。
そんなんばっかり。

映画は所詮、庶民のエンターテイメントである!
と開き直れば結構、面白い作品が増えています。
(それでもフジテレビ系は
 今だに・・・な奴が多いですが
 昔は「角川映画」も「ぼろカス」呼ばわりだったしな)

shimotuma.jpg

嶽本野ばら氏の原作は目にしていないから
原作には触れず、いち映画として書きます。
この映画が楽しめるものになったのは
中島監督の力量が大きい。

「エヴァンゲリオン」の監督
「庵野秀明」氏も
本当はこの映画のような方向で
映画を作りたかったのかも知れないが
力及ばず、「ラブ&ポップ」
「キューティーハニー」
なってしまったのではあるまいか。
惜しい。監督のセンスの差か?

何より
「深田恭子」さんがヨイ。
「土屋アンナ」さんがグゥ。
「阿部サダヲ」さんも笑える。
BABY, THE STARS SHINE BRIGHT の社長役
「岡田義徳」さんは
おいしいところ持って行ったね。

結構金かけたらしい
「ポセイドン」なんかよりよっぽど
映画を見た!ってカンジします。ハイ。

昔の映画では
例えば「ゴジラ(1954)」で
ゴジラが「タカシマヤ」を
灰にするシーンがあるんですよ。
そしたら当時の「高島屋」が
「縁起でもないッ!」
って怒っちゃって。
東宝一同、平謝りなんてエピソードも。

それが「宣伝になるんだ」なんて考えもしない。
「たかが」映画、なんて考えられない。
まじめだったんだな。社会全体が。
それに比べて現代は隔世の感があります。

・・なにが?って、
劇中で埼玉のヤンキーや地元の人間が着る服は
ぜーーんぶ「ジャスコ」!
まあ要するに「田舎を馬鹿にする」シーンがありまして。
面白いんですけど。
たぶん、この映画には必要なシーンだと思います(苦笑)
それなのに
協力「イオングループ」「ジャスコ」ですから。
企業も物分かりが良くなったもの。

<あらすぢ・・とか>

「下妻物語」公式サイト

ウィキペディアによる詳細な映画の説明

ネタバレですが
最後に「竜ヶ崎桃子」が「タンカ」を切るシーンが
やっぱりいいですね。
もとから「ふかきょん」の演技力は怪しいので、
見ているほうも
「おそるおそる」でしたが、
まああんなモンだと思います。

それと化粧と衣装であんなに変わるんだな・・
土屋アンナ」さん。



監督・脚本: 中島哲也
原作: 嶽本野ばら  『下妻物語』小学館刊
音楽: 菅野よう子
主題歌:Tommy heavenly6  『Hey my friend』
出演: 深田恭子 竜ヶ崎桃子
土屋アンナ 白百合イチゴ
宮迫博之 桃子の父
篠原涼子 桃子の母
阿部サダヲ 一角獣の龍二

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2006年06月25日

敗軍の将 兵を語る

なんかサッカー負けたみたいですね。
未明に最終戦が行われた明け
6月23日の電車内は
妙に静かだった気がします。
それに心持、空いていた気も。

この日、本当に急病やら
突発的なトラブルに巻きこまれ
「やむなく」会社を有休、
もしくは午前休する人がいたとしても
みんな一緒くた。
サッカーで生活のリズムを崩した人
呼ばわりなんだろうな。
かわいそうに。

ジーコ監督が早速、記者会見したらしい。
「記者会見の記事」
なんかいっぱい語ってますけど
要するによく判りません。
自分は悪くないって事を言いたいのかも。

「日本に足りないのはプロ意識」

「プロ意識」ってナニ?
グーグルで検索すると主に商売関係で出てきます。
商売とスポーツを一緒に語ると言うのも・・とは言え
根底に共通するものもあるでしょうから一応。

「プロ意識」 =
それでお金を貰うからには持っていて欲しい
 プロとしての心構え

ってところですか。

ジーコに言わせますと
「プロ意識」 =
「まずプロフェッショナリズム。
 自分の欠点を知らないといけない」
「サッカーを追求していくということ。
 自分はこれでメシを食っているんだという意識」

それは正論だとは思うけど、
あの場で言うのはどうだろう?
「責任転嫁」って感じもする。
たぶん120%本音なんだろうけど。

あ、あとマスコミ!
主にテレビや(特に)雑誌でですが
Wカップで活躍しなかった選手や
見向きもしない一般民に対して
「A級戦犯」とか「非国民」とか
歴史的に非常に嫌な言葉
を使って
たかがサッカーという現象を
取り上げるのは
もういい加減にしていただきたい。

そういや、クロアチアと引き分けたときに
渋谷で騒いで逮捕された
まことに頭が気の毒な男がいたけど
彼はひょっとしたら、
21世紀に突入したときにも
渋谷の地下鉄の入り口屋根に登り
屋根が壊れて全治数ヶ月の重傷を負った奴と
同一人物だったりして。
今はどうしているのかな?

まあいいや。祭りの対象が
急に無くなって、することが無くなった
テレビにはザマーミロと言ったところ。

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2006年06月24日

ハウルの働く城

先日のW杯日本チーム初戦。
日本中が手に汗握る時間帯に
やっぱりのほほんとしている相方を
無理につき合わせて
PONはこの作品を見てしまいました。

「ハウルの動く城」
ハウル(いただき).jpg

<あらすぢ>
 1920年代レベルの科学文明と魔法文明が
混在する異世界。地味な少女と魔法使いの
支離滅裂な出会いと展開がはじまる。
呪いをかけられ老婆の姿になってしまった
少女ソフィーと、動く城の持ち主で
魔法使いのハウル、ソフィーに魔法をかける
荒地の魔女、あとカカシ、その他が繰り広げる世界。

キムタコが声優やってるて言うから
意地で見なかったんだけど。
結論を言えば、結構いい演技してたよ。
キムタク。それは認める。

前作の「もののけ姫」が「ナウシカ」の焼き直し
ならば本作は「ラピュタ」+「千と千尋」でした。

なんで呪いなのか?とか
どうやって解いたのか?とか
火の悪魔との契約は?とか
結局「ハウル」は何がやりたいのか?とか
はっきり言ってそういったディティールに
突っ込みを入れるのはクダラナイと感じました。
そういうことは些細なこと。

「千と千尋」の「ハク」もさんざっぱら
思わせぶりに影で活動していながら
結局「ヘタレ」
だったし、なんとなく
想像はついていたのですが・・やっぱり
ハウルも「ヘタレ」でした。

ハウル、やっていることめちゃくちゃですからね。
「戦争」が嫌いで「愛する者を守りたい!」割には
「戦争の根本的な原因」=「国家・王様・王様付魔法使い」
には乗り込んでいかないで、イチパイロット?として
ゲリラ活動にのみ終始、むやみに戦線を拡大している。

「ミステリアス」で「万能」なのかと思えば
「ヘタレ」だし。
・・どこかのシャアみたいだな。

人間誰もが待つようにハウルの自己矛盾が
あのグロテスクな「動く城」
で象徴して
いるんだとしたら、わからんでもない。
てっぺんに「大砲」のようなものがついているから
最後は「拡散波動砲」でも
王国軍隊に撃ち込んで
キアイ見せろやゴルァ!!と思ったら
勝手に「自滅」
ちょっとがっかり。かなりがっかり。
城は「ハウルの動くガラクタ」だった。

誰もヒーロー、ヒロインにはなりえなかった。
けど、主人公のソフィーはびっくりするくらい
キモが据わっていて、非日常時に淡々と
「日常」=「お掃除」を持ち込んでしまった。

本来、女性の持つ「しなやかさ」と
日々の日常生活をたんたんと送ることのできる
「したたかさ」こそがソフィーの「呪い」すらも解く。

女性(日常生活)の強さ(バエタリティー)とは
混沌とした世界をドラスティックに
変革することは難しいが
人の生活を次世代に持ち越すくらいの
「力」は充分持ち合わせている・・

宮崎駿氏の究極の女性賛美!
そんなところでよろしいですか?皆様。

美輪明宏さん
とっても楽しそうでした。
シャバっ気(魔力)の抜けた
「荒地の魔女」も可愛かったな。
ただ・・倍賞千恵子さんが
18歳なのはかなり無理がないか?
やっぱり。失礼ながら。
どう考えても・・



製作年度 2004年
上映時間 119分
監督 宮崎駿
声の出演
倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、
我修院達也、神木隆之介

原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いハウルと火の悪魔」

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2006年06月23日

友人の結婚式(060527)

もう結構前の話になってしまいますが、
PONの友人の結婚式ラッシュの
トリを飾る結婚式が
地元の神社にて行われまして、
参加させていただきました。
PONは受付も勤めさせて
いただきましたよ。

当日は残念ながら雨だったのですが
「雨降って地固まる」という
お約束でひとつお願いいたします。

式は神前式ですが料理は中華ベースでした。
マスライのもはや恒例となりつつあります
お料理コースのご紹介をします。
(しかも当人に無許可で)

披露宴16チャイナ風色彩パレット.JPG
「チャイナ風色彩パレット」
お刺身とかカモ肉とかチャーシューとか
期待が高まります。

披露宴19フカヒレと高級蟹味噌のスープ.JPG
「フカヒレと高級蟹味噌のスープ」
クリーミーな味わい。
PONは「ふかひれ」を一生懸命
舌先で楽しんでおりました。

披露宴23ゥ家製祝点心2種.JPG
「自家製祝点心2種」
PONにとっては「ふたくち」です。
作った人よ、ごめんなさいねって感じ(苦笑)
金箔がとってもゴージャス。

披露宴24高級乾k穏のマ込み 季節野菜添え.JPG
「高級乾燥アワビの煮込み 季節野菜添え」
・・あえて言おう。
ちょっと「えっち」ぃ感じもするが
それは写真の構図のせいでして意図はありません。
これも「ふたくち」で平らげた。
大変おいしかったです。

ース.JPG
「伊豆産活伊勢海老XO醤」
エビうめー。
うまかったということしか覚えておりません。
「XO」ってナニ?

ース.JPG
「和牛のチャイナステーキ」
お肉うめー。
見てのとおり、中華風スパイシーでした。

披露宴39広東風5色あんかhu飯.JPG
「広東風5色あんかけ炒飯」
この頃にはさすがのPONも
満腹に近くなってまいりましたが
しっかりといただきました。

披露宴40紫芋のプディングとカスタードパイ.JPG
「紫芋のプディングとカスタードパイ」
パイは左。プリンがうまいのだこれが。
中華のデザートは「甘さ」が
こころもち強いことが多いが、
ここのは結構さっぱり。

地元にこんなよい式場があったとは
知りませんでした。
せっかくお客さんに来ていただくのだから
料理はケチらなかった!と新婦が
言ってました。えへん。

結婚ョ11参拝2階席より.JPG
二人ともお幸せに・・。

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ぶっちゃけ・・
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2006年06月22日

7ヶ月

おなかの人
(相方は時々そんな風に我が子を呼ぶ)が
我々ほんにゃら夫婦の間に来てくれて
もう「7ヶ月」になる。
昔から十月十日なんて言うが
そうするとあと2ヶ月ちょっとで
生まれる予定。

もちろん、予断は許さないけど
ここまでは割と順調で、
月一回の検診だけで済んでいる
あらゆる意味で有難い事だ。

生まれたら生まれたで
子供が20歳を越えるまで
(あるいは自分が生きている限り)
心配事の種は尽きないと思うが
とにかく、
母子ともに無事に出産を乗り切って欲しい。
それが「プロトタイプ父」の
今の一番の願いだ。

最近、物事に有難がることが増えた。
昔は信心深い「老人」を
軽蔑こそしなくても
「自分はああはならんぞ」ってな目で
見ていたものだが。
やっぱり違うんだね。
感謝の念ってのは、
別に無神論者を標榜することは
かまわないのだが、そんなのとは別に
どこかで必ず持っているべきもの
なのだと思う。

毎日の通勤時、満員電車では
それこそ今すぐ「人間嫌い」になれるくらい
人で溢れている。
自分のことは棚に上げて
「なんでお前はそこにいるんだよッ!!!
 お前が居なくならないと座れないだろ!」

なんて自分でもムチャなのが解る
理不尽な怒り
を、目の前で未だ座ったままの
ハゲオヤジに静かにぶつけてみたり。

この間、我が子の成長を
ぼんやり思い浮かべながら電車にに乗っていたとき、
こんなに溢れている人間の
ひとりひとりに「母親」が居るんだなあ
と。
急に思い至った。

もちろん、望む、望まず、幸か不幸か
いろんな状況はあるだろうが、スゲーよ。
必ずその人を10ヶ月間おなかで
育てた「女性」がいるのだ。

彼女らはどんな思いで、大きくなる
自分のおなかと向き合ったのだろう?

そう考えて「人ごみ」を眺めてみれば
一人一人が
誰かにとって、おなかを痛めて生んだ
愛する対象なわけ


粗末にはできない「慈しみ」の対象
思えなくもないような気がしなくもない今日この頃。
でもやっぱ「人ごみ」だわ。

すべての「男」は「女」の子供である。

女性って凄い。

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2006年06月21日

MSM−04 アッガイ

その特異というか
カワイイ?風貌から最近では
不人気モビルスーツから
「あっがい」タン
呼ばわりされてしまうまでに
地位が回復した水陸両用MS。
「MSM−04 アッガイ」

MSM04.jpg
(C)創通エージェンシー

困った。
趣味人世界で騒がれるほど
PONには
あまり思い入れがないMSだ。

お決まりのゲームネタにしても
連邦VSジオン」では
よほど間違わない限り使わないし、
「ギレンの野望」でも
最初に完成した試作品のアッガイを
先に完成した水陸両用ザクとまとめて
ひと部隊で使用。撃破されたら
後知らない、というスタンスだ。

敵の潜水艦がしぶとくて
お困りの際には、残敵掃討部隊として
作っておくことはあるかな。
潜水艦には思いのほか強いから。
結構安いし。
あと、ズゴック、ゴックが
足りないときの員数合わせとして。

TV版、ガンダムの
「小さな防衛隊」というエピソードで
連邦軍のMS生産工場を爆破すべく
侵入したシャアの秘密工作員が
基地に乗り込むために使用したMS。
そういう任務に最適な
忍者的MSであるらしい。

これも後付設定のようだが
このMSには工作員など兵員を数名、
パイロットとは別に乗せるところを
持っているんだとか。
つまり「兵員輸送車」的機能。
そんなところはイスラエルの戦車
「メルカバ」みたいで好き。

「ギレンの野望」の新作には
そろそろ「兵員」ユニットも
欲しいところだ。
大戦略シリーズみたいに。



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2006年06月19日

ガイアの紋章

またまた申し訳ない。
PONのPC88ゲーム昔話。
NCSという会社が出しておりました
後日、PCエンジンでも同じゲームが
発売されたのでそれで覚えている方も
多いかと思います。

gaia_01.bmp

ユニット(駒)をひとつひとつ動かして
ターン制(交代)で敵軍と戦う
SLG(シミュレーションゲーム)でした。

基本ストーリーは
魔法が力をもつファンタジー世界
(エルスリード界)にて
ライトサイド(光軍)に属する誰かと
ダークサイド(闇軍)に属する誰かが
いつの時代、どこかで激突するという
まあそんなところ。

「エルスリード」
(初代。キャンペーンタイプ。
 光軍側でしかプレイできない)
 ↓
ガイアの紋章
(上の発展版。結構自由に遊べる)
 ↓
「ガイフレーム」
(上から更に未来の「モビルスーツ」もどきが
 闊歩する、科学魔法の世界)
 ↓
「ラングリッサー」
(世界観は受け継いだらしいが
 よく知らないRPG)

と展開していったようです。
ラングリッサーが出た頃
PONは急速に
PC88ゲームに興味が
なくなってきていたので
そのあたり、詳しいことは不明。

gaia_02.bmp
第1面「ソンビVS田舎町駐屯軍」
真ん中の水色、内股のユニットは
「シビリアン」=市民です。
アーマーナイトが使えるんだ。
耐久力あるし騎士と同じく反撃するし。

ガイアの紋章から「1面」クリアごとに
話が進むシステムに変更となりまして
つまり前の戦いで勝つとそれだけ「ポイント」が
もらえ、次の戦いはそのポイントの中から
陣営を整えるというもの。

このゲームには致命的な弱点がありまして。
それは中盤こそ、苦しみますが
そこを乗り越えるとこんどは
ポイントが余り気味になるのです。

最強ユニットは「ホワイトドラゴン」
雑魚ユニットの「戦士」が確か3ポイント位で
召還できるなか、ドラゴンは250ポイントもしますが
それでも最終的に3〜4匹は
ラクに召還できるようになります。

ホワイトドラゴンは自分の味方ですが
完全にコンピュータがあやつることになるので

プレイヤー、やる事まったくなし。
最終ボス、瞬殺。


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アナザーストーリーとして
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2006年06月17日

戦争の法則

書店の回し者のようですが
ビジネス書コーナーで
たまたま目に止まったもので
アップしてみました。
「イラン」や「北朝鮮」
あるいは「竹島」問題で
なにかとキナ臭いですからね。

以下は、この本にありました
戦争指導者(政治屋)がよく使う
「自己正当化」の論法
です。

1. われわれは戦争をしたくはない

2. しかし敵側が一方的に戦争を望んだ

3. 敵の指導者は悪魔のような人間だ

4. われわれは領土や覇権のためではなく、
  偉大な使命のために戦う


5. われわれも誤って犠牲を出すことがある。
  だが敵はわざと残虐行為におよんでいる。


6. 敵は卑劣な兵器や戦略を用いている

7. われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大

8. 芸術家や知識人も正義の戦いを支持している

9. われわれの大義は神聖なものである

10. この正義に疑問を投げかけるものは裏切り者である

Anne Morelli 著
「戦争プロパガンダ10の法則」
草思社 より。

************************

やっぱり、敵に先に仕掛けさせておいて
上記の10の法則で国内をまとめ
売られた喧嘩を買う方向で
戦争をおっぱじめる方が有理で有利
なようです。
例え、本当に戦争したいのが
自分達のほうであったとしても・・。

「先に仕掛けた」と言う
ただこの一点だけにおいて
「正義」という「大義名分」を騙るにはチト苦しい。
やはり自分は「被害者」であることを主張しないと。
まあ、戦争に勝てば官軍なんだけども。
(Ωにも当てはまりそう)



ところで「きな臭い」の
「きな」ってなんだろう??

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ジオンでは・・
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2006年06月15日

MSM−10 ゾック

本日のお題は
MSM−10「ゾック」です。

このモビルスーツもギャンと同じように
テレビ版のみ
(姿だけは少しだけ映画版でもでていたかも?)
ですので
パイロットが「ボラスキニフ曹長」だったとか
あのシャアに
「まさか 見かけ倒しではあるまいな?」
と評されてしまったというような
エピソードはカットされているはずです。

MSM10.jpg
(C)創通エージェンシー

まあ、なんて言うんだろ。
当時まだまだ放映されていた
「マジンガーZ」のようなアニメで
むやみに角を生やした「地獄将軍」とか
何とかが乗っている「敵メカ」と
いわれても納得してしまうデザイン。

やはり人気もあまり無いようで
コイツとMA「ザクレロ」
MSプラモデルのリメイクが花盛りで
バンダイも新たに発売するネタに
困っている現在においても
なかなか「リメイク」されません。

当然でしょう。

ところが、PONはコイツが大のお気に入り
でして。ゲーム「連邦VSジオン」で
ジオン側地上戦では必ずコイツを
使用します。

理由はただひとつ。
弾切れがほとんど無いままに
「メガ粒子砲」が乱射できるから!

その脅威たるや、MS操作学校を
卒業したばっかりのあなたが、
MSで基地を出撃した瞬間に
トチ狂った強化人間の操縦する
「サイコガンダム」に出くわしてしまった!

というくらいの凄まじさ。

友人とタッグを組んでも
誤射ってなにそれ?レベル。
ゾックが発射するのはビームなんで
敵と格闘戦を行っている味方機ごと

串刺し!

「戦火の勇気」という映画
かすんでしまう。
「死ぬぜェ〜。えっへっへ」
青い死神とは俺のことさ。

最後に。
いつ死んだのかPONもあんまり
思い出せないようなゾックのパイロット
「ボラスキニフ曹長」
名誉のために記述しておきますが
ゲーム「ギレンの野望」での彼は
「格闘戦」は大の苦手なれど
「射撃戦」は人よりも頭ひとつ抜けた
優秀なパイロット
でした。

PONよりはマシでしょう。



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連邦でプレイするときは
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2006年06月14日

MSM―07 ズゴック

だらだらとモビルスーツ(MS)につきまして
書き連ねてまいりましたが
ジオン公国軍の主系統
(ザク・グフ・ドム・ゲルググ・ギャン)は
書き終わりましたので「傍流」
「水陸両用MS」群から
「ズゴック」です。

進化の系統から言えば
最近は、不思議な方面で人気が
急上昇のようですが
「アッガイ」たん、から。
更に言うなら「ザクマリナー」あたりから
記述すべきなのかもしれませんが
まあいいやな。

先日、相方の実家の「模型店」
HG 1/144「量産型ズゴック」を購入、
素組みで完成させてしまったもので。

凄いね。ジオン公国バンダイの技術力。
必要なのはニッパーとせいぜいヤスリ程度。
接着剤も不要、塗らなくても
昔のおもちゃ以上のデキは保証されてる。
昔は「色プラ」なんて言ったもんだが。

こんなのを当たり前だと思っている
現在の子供たちは、もう改めてプラモの塗装などに
悪戦苦闘することもないだろうし
従って工作技量が向上することも無く
「プロモデラー」に憧れる事もないだろうな
ってそんなことを考えました。

MSM07.jpg
(C)創通エージェンシー

ガンダムシリーズの完成品模型といえば・・

MSIA(モビルスーツインアクション)
とか
HCMP(ハイコンプリートモデルプロ)
とか
GFF(ガンダムフィックスフィグレーション)
とか

金さえ出せば、自分が作るよりも
遥かに良い仕上がりの完成品が
百花繚乱という状況なれば
もう、自分で「プラモデル」を組み上げる意義とは??
と言う感が無きにしも非ずなのです。

HGシリーズは価格帯が700〜800円でしょ。
あと100円足して中国の工場に勤めている
勤勉なお嬢さんに組み立てていただいた方が
早いんじゃないかと。
我々は、わざわざ「自分で組み立てる」という
手間を買っているのではないか?
そんなことを考えながら
ヤスリがけをしておりました。

まあ、一度プラモを組み立てると
そのMSとか戦車とかの
詳細が3Dデータとして
頭にインプットされるので
下手なりに落書きくらいは
出来るようになるのだけど。
設定資料だけではディティールが
そうそう判るモンではないです。

・・で「ズゴック」ですか。
いいモビルスーツです。強いし。

「ギレンの野望」ではスタックといって
おなじMS3機でひとつの部隊になれるのです。

最強ガンダムも海に潜れるけど
連邦ではガンダム以外に潜れるやつが
あんまり居ないから
おバカなコンピュータはガンダム1機で
海に突撃してきます。

1機のガンダム
VS
3機のズゴック


こうして目の上のたんこぶ的「ガンダム」も
海の中では「袋叩き」できますので
後は安心して上陸してください。

以上。



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個人的には・・
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2006年06月13日

MSM−03 ゴッグ

♪ゴッグゴッグ、樫の木ゴッグ
 ゴッグゴッグ、かしのきゴーーッォグ
 

PON家では兄弟そろって
この、ピノキオの亜流バージョン
タツノコプロのアニメ
「樫の木モック」
大嫌いでした!っていうそれだけの話。

さて、ひとりボケも順調なマスライです。
モックがどれほどムカつく奴であるかの
考察はまた今度、といたしまして
本日のお題は
水陸両用モビルスーツ
「MSM−03 ゴッグ」
です。

一応、書いておきますが
obile uit arine
の開発順序が03番目ってことなんでしょう。
知ってますか。そうですね。
この頃はナンバリングも単純だったな。

MSM03.jpg
(C)創通エージェンシー

このMS(というかプラモデル)には
多少、思い入れがあります。

PONの相方の実家が模型店も経営している
ことは以前にここで書きましたが、
PONが結婚前に初めて相方の家に
お邪魔した際に、
意気投合したお義父さんから
「バンダイHG 1/144 ゴッグ」
いただいたんです。
本来は、お店にディスプレイとして
飾る予定で生産ラインに並んでいた物で
下地塗装済み、
あとは組み立てるだけの状態でした。

普通、彼女の家にお邪魔した際に
ガンプラなんかもらって来ません。

帰宅後、有難く組ませていただきましたが
あまりやる事がなかったので
ピンクのモノアイ
(ジオンのMS特有の目玉のこと)は
ついでのときに秋葉で買った
別売りモノアイパーツをつけるという
念の入れよう。
やはり嬉しかったんだろうなあ。
自分。

それでどうしても「ギレンの野望」
お話なんですけどね。
この「ゴッグ」。
「ドム」ばりの装甲を持ち
メガ粒子砲という強いビームも持ってる。
それまでに生産できる水陸両用と言ったら
「水陸両用ザク」「アッガイ」しか無いんで、
やっとわが軍も安心して前線に送り出せる
水陸両用MSを開発できた!と
最初の頃は喜んで大量生産したんです。

ところがコイツ、なんかおかしい。
期待している割に「戦果」が無いのだ。
・・・??
スペック表をながめていて気づきました。
ゲッ、対空攻撃方法がまったく無い

フリージーヤードも大事だけどさ。
対空戦闘方法のひとつでも
考えておいて欲しかった。
ジオン開発陣の皆さん。

実世界では、対空戦闘は「戦闘機」か
「対空戦車」のように得意な兵種に
お任せすればよいけれど
ガンダム世界のモビルスーツは
基本的に「スタンドアローン」で
動く宿命を帯びているわけだし。
ひととおり、何でもできないと
困ってしまうわけです。

ってなわけで、万難を排して
上陸したのにもかかわらず
波打ち際でお空を眺めるだけ
「ゴッグ」君の受難は続く。



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2006年06月12日

アルカトラズからの脱出

今日は2006年W杯。
日本代表初戦だそうです。
この時期、PONはいつも非国民扱い。
でもイイじゃないですか。
そういうお馬鹿がいても。

有言実行。
レンタルビデオでも
見ることにします。

世間とは関係なく
マスライは続きます。

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最近は渡辺謙関連でなにかと話題の
クリント・イーストウッドの映画。
彼はサンフランシスコ(SF)出身のため
代表作「ダーティーハリー」シリーズのように
ご当地での出演作品が多い。

PONは人生初めての海外旅行が
当時、友人が住んでいた
米「SF」だったため
かの地には非常に思い入れがあるのです。

幸いにして?テレビ地上波では
放送に手ごろな映画だったらしく
日曜洋画劇場とかでも何度か放映しており
PONもSF旅行に出かける前に
見ておりました。
それだけに、「アルカトラズ島」へ
渡った時の感激はひとしおで、気分は
しばらく「クリントイーストウッド」でした。

alcatraz__s.jpg

<あらすぢ>
SF湾のアルカトラズ島。
そこはアメリカ中のワルが集められる
「アルカトラズ刑務所」があった。
通称「Rock」と呼ばれるその監獄は
対岸に光り輝くSFの街を
控えながら、複雑で冷たい海流が
島周辺を取り巻き、脱獄不可能とされていた。
そこに入所してきた主人公フランク・モリス
(クリント・イーストウッド)は、
通気口から脱出する手段を思いつく。
彼は仲間を集って小道具を使い、
自由への挑戦を開始する。

この映画は実話を元に製作されたらしいが
主人公「フランク・モリス」は
作品内で寡黙な上、そもそもなんで
「アルカトラズ」にぶち込まれたのか
それすら最後まで解からない。
アルカトラズ刑務所には
あの「アル・カポネ」や「マシンガン・ケリー」
も収監されていた所。逆に言えば
当局をよほど警戒させる悪党でなければ
ここに収監されないわけだから
主人公のこれまでを詳しく描けば
別の映画がまた一本作れてしまうでしょう。

結局、なぜそこまでして
「脱獄」したかったのか?
免罪を晴らすため、とか
復讐のため、とか
そういうモンでもないらしい。
最後まで理由が不明確で
ただひたすらに目的(脱獄)遂行の
プロセスが描かれる。
それがまたヨイのです。

スプーン一本からの脱獄という
気の遠くなるような作業。
普通の人は冗談で想像しても
決して実行しないだろうというような
手段を強行、実現してしまった
その執念と知性。

最終的には3人が脱獄に成功?するも
それは当局が後から調べたところ
単に彼らの「死体」が見つからなかったから
というだけの理由なので
本当のところはどうだったのか判らない。

アルカトラズ刑務所はこの脱獄事件後の
1963年に閉鎖。現在は観光地として有名。
先ごろ「引退宣言」をした
ショーン・コネリーと、ニコラス・ケイジ主演の
「ザ・ロック」でも、浦島太郎状態だった
ショーンコネリー演じる「元スパイ」が
「あの監獄が観光地とは?!」
嘆いていますが、またそれはいずれ。
「ザ・ロック」をはじめて見た時も
PONは大喜びでした・・がその話もまたいずれ。

alcatraz.jpg

監督:ドン・シーゲル
総指揮:ロバート・デイリー
脚本:リチャード・タークル
音楽:リチャード・フィールディング

クリント・イーストウッド
パトリック・マクグーハン 他

公開年:1979年 
アメリカ映画 カラー 112分

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2006年06月11日

途中で飽きちゃった漫画 Vol.3 からくりサーカス

「途中で飽きちゃった漫画」
が続きます。
結構あるんですけど。
古いところでは
「らんま1/2」とか
「3×3(サザン)アイズ」とか。

「らんま1/2」なんか
「うる星やつら」「めぞん一刻」という
2大ムーブメントに少し
乗り遅れた世代だったんで
今度こそは!と
高橋留美子さんの
新作に期待したものの・・とほほ、な
結果となってしまいました。
それでも意地になって(なるなよ)
せめて、連載終了までは!と買い続け
全巻初版本でコンプリート!

ところが
今度はこれが売れなくって。
(売れなくは無いけれど、安く買い叩かれる)

漫画なんてものは所詮、大量生産品。
いくら「こしまき」「帯封」が残っていようと
「初版本」であろうと、価値は無いのです。

特にブック×フが全国展開してからは
漫画の中古値はほぼ全国一律。
1冊30円とか、現在連載中の
現役漫画であっても50円とか。

「古本屋は素人にはできない。
 価値ある本を見抜く目を
 養う必要がある
からだ。
 それゆえ、アルバイトの導入など自殺行為。
 よって古本屋という業種の
 チェーン展開は不可能

というのが業界の常識だったと
聞いたことがありました。
ブッ×オフの急成長は
それ(本の買取をシステム化)を
画期的方法で実現したからだ!と
かつて威張っていた気もしますが、
何のことは無い。

結局はユーザーを無視して安く買い叩き
それでも売ってくれる人からのみ買い取る
と、開き直っただけでした。

えーーと何のお話でしたっけ?
おお、「からくりサーカス」だ。

サーカス.jpg
小学館サンデーコミックス 作:藤田和日郎
1〜41巻発売中

オートーマータ軍団への総攻撃と、
「ナルミ」が実は生きていて
サーカスで主人公の男児と再会するところ、
シロガネとオートマータ軍団発生のいきさつ
までは面白かったんだけどね〜。
主人公自らが、人形を操れる
ようになってからは
読む気力が無くなりました。

前作「うしおととら」
広げた風呂敷を丁寧にたたんでいく、
後半のサイコーな盛り上がりを
また期待していたんだけどなぁ。

長いね。いい加減。

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2006年06月10日

途中で飽きちゃった漫画 Vol.2 ベルセルク 

一部のマニアを敵に回しそうな
とってもネガティブな企画、第2段。
今回の「途中で飽きちゃった漫画」はコレ、
「ベルセルク」です。

ベルセルク.jpg
白泉社 ジェッツコミックス
現在1〜30巻まで発売中
作:三浦建太郎

<あらすじ>
中世ヨーロッパ文明クラスの異世界。
呪われた出自の主人公ガッツ。
彼こそベルセルク(狂戦士)である。
身の丈を越す巨大な剣を背負い、
鉄の義手をつけた全身黒ずくめの剣士、
通称「黒い剣士」。つよい。以上。

この作品も隔週連載なんで2週間に1回の展開。
なんと悠長な。

物語は13巻で大きな転機を迎える。
ここにきてようやく第1巻からの伏線が
明らかになり、読者は三浦ワールドの
壮大さに唸るやら、あきれるやら。

個人的には「蝕(しょく)」が始まり
「グリフィス」に対する
復讐を誓った点でもうこの物語は
終了したと思っている。
後は、仲間たちと旅して
通りかかった先で
困っている地域社会を救いつつ
ラスボスと世界観の情報を
小出しに明らかにしていく話を
綴って行けばいいだけだから。

「鷹の団」全盛期の他国攻城戦シーンとか
三国志みたいで面白かったんだけれどな。
世界が魔に侵食されるまで
化け物みたいな「人間」は居ても
「化け物」はほとんど居なかった
ので
その頃の方が面白かった。

ファンタジー世界の攻城戦は
映画「ロードオブリング」の第三作目にて
ピーター・ジャクソン監督が
おなかいっぱいになるまで
PONに見せてくれたので
こっちの方で充分。もういいや。

とかいいながらも
「デスノート」よりは世界観を
思い出しやすいので
ごくたまーーに「マン喫」なんかで
新作まとめ読みしちゃうんだけどね〜。

買っていた分は
資金難の折にすべて売り払ってしまいました。
1冊200円位。いい値段だ。

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2006年06月09日

イスラエル

「イスラエル」という国があります。

簡単に言えば
国家を持たない民族であるばかりに
ヒトラーのナチをはじめ、
世界各地で迫害を受け続けてきた
「ユダヤ」人

「もう我慢できない」と
約束?の地「パレスチナ」に勝手に移住。
すでにアラブ人の国家が存在していたにも
かかわらずゴリゴリ無理矢理
(まさに武力と政治力で)
建国して今に至る
そんな国です。

ごくごく大雑把に言えば
最初は「ユダヤ人」と呼ばれる人たちが
それこそ世界中から「船」「飛行機」を使って
パレスチナへ集まってきたことから始まります。
いつの間にか自国領土に
住み着くようになった他民族を
面白く思う国民があろうはずもなく、
昔から住んでいた「パレスチナ」の国民との
小競り合いはその内、
周囲のアラブ人国家を巻き込み
戦争に発展しました。

ともかく「イスラエル」
建国の経緯が経緯だけに周囲は敵だらけ。
なんたって正規の戦争だけで
第4次までカウントしてしまうのですから。
第4次中東戦争(1973年)ですよ。

イスラエルは都合4回の
周辺のアラブ国家との戦争にことごとく勝利を収め、
気がつけば現在の領土でひとまず
落ち着いております。
当然アラブ人は納得していませんし
「イスラエル」という存在を認めなくても
主権国家としてそこに存在して今に至ります。

「英国なんて何が紳士の国だ!」とか
「他人(国)を頼って事を興そうとしても
 結局ろくなことは無い」
とか
「国家に真の友人は存在しない」とか
色々言えてしまいますが。
ここではコトの是非は問いません。

PONが一口で語れるほど、簡単だったら
とっくに人類の英知とやらで解決している
でしょうし。先方から求めてこない限り
おいそれと極東の他人が口出しできる
問題ではないと個人的には思っています。

「戦車が欲しい」

今でこそ「イスラエル」軍といえば
悲しいことに世界で一番の実戦経験と
最高級の武装を持つ精強な軍隊ですが、

さすがのイスラエルも
第一次中東戦争では
せいぜい、ライフルや機関銃程度の武装
しかありませんでした。
辛うじて第一次中東戦争には勝利したものの
「やっぱ陸では戦車だわ」と
「戦車」の必要性を痛感したのだそうです。

かといって、まだ世界に対する
政治力、影響力もそんなに無く
何より、さすがにイスラエル建国の経緯を考えても
正面から「武器」を売ってくれる
国はありません。

でも次の戦争は確実に迫っているし
なりふり構っていられない。
イスラエルはどうしたと思います?

当時、イギリス軍が治安統治のために
戦車(M4シャーマン)を派遣していたのですが、
その乗組員達を自国の工作員
(当然、素敵な女性であろう)が誘惑
飲み屋で酔い潰している内に
戦車を強奪したんだそうな。
(あんぐり・・)

盗まれたその数台は、第二次中東戦争で活躍!
現在のイスラエルが誇る
精強「機甲師団」の祖になったそうです。

やれやれ。

更には、当時、第二次世界大戦が終了して
一応平和が到来、
世界中で「武器」が余っていた時期。
「アメリカ」軍が自国で使用していた戦車を
「スクラップ」として他国に売った「鉄クズ」を
第三国を通して買収、戦車として再生したりという
涙ぐましい努力も。

あの国は周囲全部が「敵国」ってことで
国民一人一人が「一騎当千」であることを
求められたのでしょう。
泣く子も黙る?情報組織「モサド」の存在は
有名ですし、
ITのセキュリティ(暗号化や指紋照合など)
技術は世界一。
まったく、どこかの日本とは対極にある国です。

人を鍛えるのは厳しい環境なのかな。
悲しいけどどこか面白い。人間。

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2006年06月08日

途中で飽きちゃった漫画 Vol.1 デスノート

のっけからミもフタも無い
題名でスミマセン。
第一弾はコレ

デスノート.jpg
集英社 「デスノート」
原作:大場つぐみ 作:小畑健
1〜11巻まで発売中。


ジャンプに面白い漫画出現!ってんで
結構期待していたんだけど。

<あらすぢ>
優等生の夜神 月(やがみ らいと)は
「デスノート」を死神(実在)からもらう。
これは名前を書き込むと
その人間が自然な理由で突然死するもの。
このノートを元に、汚れた現代社会の
救世主たるべく活動(犯罪者の個人的処刑)を
開始するが好事?魔多しで・・

話の進展とともに
「デスノート」にもできることと
できないことがある
、ということが
明らかになってゆく・・が
要は後付け設定。
デスノートの使用上の注意が
次々と追加され、
今ではもう、がんじがらめ。
PONのような凡人には
ノートが実在したとしても
もう触ることすらできなくなって
しまいそうなイキオイ。

最近の主人公なんか
しつこく喰らいつく
国際的犯罪撲滅集団との
抗争(狐と狸の化かし合い)に終始。
周囲を結局不幸にしつつ
当初の目的などとっくに
どこかへ行ってしまってます。

もういい。わかった!

世の中はPONのように
飽きっぽい人間ばかりでなく、
それこそ本の装丁が壊れるほど読み込み
「第何巻何ページのこのコマの
この台詞はここの伏線だったんか!!」

なんて研究結果をネット上で
公表してくれるツワモノ
必ず存在するものですが。

それにしても
漫画はコストパフォーマンスが
悪い
ことにようやく気がついた。
同じエンターテイメントを求めても
文庫のほうがたくさん
内容が詰まっている上、安い。

「ファイブスターストーリーズ」
(角川書店・永野護)なんか特に顕著。
最初こそ面白かったんだけど
連載が月一度ともなれば
1年でたったの12話。

その展開のスローモーさたるや
次の展開を待ち望んでいるうちに
読者自らの実生活のほうが
よほど面白くなってしまい

前の筋を忘れてしまう上
漫画自体、読んでいる
暇が無くなってしまう!
なんてことも往々にしてあります。

「デスノート」の話でしたね。
要するに、主観的判断による個人的処刑
たとえ便利な道具を手に入れても
決してするもんじゃないよ!
ってことでいいです。
もうPONには。

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2006年06月07日

拝啓天皇陛下様

ガンダムやら電車やら生活の愚痴やら
マスライワールドは
相変わらず「わけわからん」という声が
ちらほら聞こえてまいります。
何を隠そう、他ならぬ自分からですが。

さて、本日俎上に登りましたるは
「拝啓天皇陛下様」(松竹・1963年)です。
なんか名前聞くと、ヤバイ軍国系??と
思うかもしれませんが、一応「喜劇」です。
主人公はあの、寅さん≒渥美清さんですから。

<あらすぢ>
昭和9年の岡山。帝国陸軍に徴兵入隊した
後に戦記作家となる「棟田」こと「むね」さんと
無学文盲で孤児あがりの「山田正助」こと
「山正(やましょう)」の戦後に至るまでの
奇妙な友情物語。
「山正」は、昭和初期の荒れた農村の体現者。
三食保証の上、給料までもらえる軍隊を
天国と感じ、ことのほか気に入る。
本来ならばみんなが心待ちにするはずの
兵役除隊が近づくにつれ、彼は敬愛する天皇に
自分ひとりぐらい軍隊に残させてくれ、と
お願いする手紙を書くことを思いつく。
「拝啓 天皇陛下様・・」

「山正」は
身寄りもなく、学もなく
軍隊にしか生きる場所を
見つけられなかった。
それだけに
敗戦後はもっと居場所がなかったという
哀れな話・・でした。

渥美清さんのあの優しい声で
「じゃけんのー」
「こらえてつかーさぃ」

というセリフが耳に残ります。
演じたのが彼だったから
「山正」も嫌味のない憎めないキャラクターに
なりえたのでしょう。
映画なので多少オーバーかもしれませんが
実際の軍隊には、大なり小なりの「山正」が
軍隊にイヤーーな意味で「居場所」を見つけ
己の恵まれない身の上のウップンを
新兵や占領地の人間に
ぶつけていたに違いありません。


実際に軍隊を知らないPONには
いい勉強になりました。
兵隊のタイムスケジュールの折々(起床とか)
の吹き鳴らされる「ラッパ」には
すべて違う曲があって、誰が作り出したか
妙な「歌詞」まであったりとか、

最後の画面が泣かせるんだこれが。
(超ネタバレなんで・・)
拝啓2.JPG
(ちょっと観にくいですけど)

「拝啓天皇陛下様
 陛下よ
 あなたの最後のひとりの
 赤子
 この夜
 戦死をいたしました。」

最後に・・
この映画では渥美清さんの役者としての
幅の広さを見せてくれます。
渥美清さんは「寅さん」という当たり役を
得てからは、イメージを壊したくないという理由から
私生活は極力隠し、ほとんど他の役も演じませんでした。
渥美清さんという稀代の名喜劇役者
「寅さん」という役柄にだけに
閉じ込めておいたままで終わらせてしまったのは
果たして我々にとっても幸せだったのだろうか?
そんな気もしてきます。

別の「渥美清」さんが見られる、という点で
PONは「喜劇列車」シリーズも大好きです。
(昭和の風俗と鉄道の描写もよだれモノ)
このあたりはまたいずれ。

渥美清 (山田正助)
長門裕之(棟本博)
左幸子(妻秋子)

原作:棟田博(週刊現代連載)
(光人社NF文庫)

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