2006年06月24日

ハウルの働く城

先日のW杯日本チーム初戦。
日本中が手に汗握る時間帯に
やっぱりのほほんとしている相方を
無理につき合わせて
PONはこの作品を見てしまいました。

「ハウルの動く城」
ハウル(いただき).jpg

<あらすぢ>
 1920年代レベルの科学文明と魔法文明が
混在する異世界。地味な少女と魔法使いの
支離滅裂な出会いと展開がはじまる。
呪いをかけられ老婆の姿になってしまった
少女ソフィーと、動く城の持ち主で
魔法使いのハウル、ソフィーに魔法をかける
荒地の魔女、あとカカシ、その他が繰り広げる世界。

キムタコが声優やってるて言うから
意地で見なかったんだけど。
結論を言えば、結構いい演技してたよ。
キムタク。それは認める。

前作の「もののけ姫」が「ナウシカ」の焼き直し
ならば本作は「ラピュタ」+「千と千尋」でした。

なんで呪いなのか?とか
どうやって解いたのか?とか
火の悪魔との契約は?とか
結局「ハウル」は何がやりたいのか?とか
はっきり言ってそういったディティールに
突っ込みを入れるのはクダラナイと感じました。
そういうことは些細なこと。

「千と千尋」の「ハク」もさんざっぱら
思わせぶりに影で活動していながら
結局「ヘタレ」
だったし、なんとなく
想像はついていたのですが・・やっぱり
ハウルも「ヘタレ」でした。

ハウル、やっていることめちゃくちゃですからね。
「戦争」が嫌いで「愛する者を守りたい!」割には
「戦争の根本的な原因」=「国家・王様・王様付魔法使い」
には乗り込んでいかないで、イチパイロット?として
ゲリラ活動にのみ終始、むやみに戦線を拡大している。

「ミステリアス」で「万能」なのかと思えば
「ヘタレ」だし。
・・どこかのシャアみたいだな。

人間誰もが待つようにハウルの自己矛盾が
あのグロテスクな「動く城」
で象徴して
いるんだとしたら、わからんでもない。
てっぺんに「大砲」のようなものがついているから
最後は「拡散波動砲」でも
王国軍隊に撃ち込んで
キアイ見せろやゴルァ!!と思ったら
勝手に「自滅」
ちょっとがっかり。かなりがっかり。
城は「ハウルの動くガラクタ」だった。

誰もヒーロー、ヒロインにはなりえなかった。
けど、主人公のソフィーはびっくりするくらい
キモが据わっていて、非日常時に淡々と
「日常」=「お掃除」を持ち込んでしまった。

本来、女性の持つ「しなやかさ」と
日々の日常生活をたんたんと送ることのできる
「したたかさ」こそがソフィーの「呪い」すらも解く。

女性(日常生活)の強さ(バエタリティー)とは
混沌とした世界をドラスティックに
変革することは難しいが
人の生活を次世代に持ち越すくらいの
「力」は充分持ち合わせている・・

宮崎駿氏の究極の女性賛美!
そんなところでよろしいですか?皆様。

美輪明宏さん
とっても楽しそうでした。
シャバっ気(魔力)の抜けた
「荒地の魔女」も可愛かったな。
ただ・・倍賞千恵子さんが
18歳なのはかなり無理がないか?
やっぱり。失礼ながら。
どう考えても・・



製作年度 2004年
上映時間 119分
監督 宮崎駿
声の出演
倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、
我修院達也、神木隆之介

原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いハウルと火の悪魔」

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posted by PON at 16:00| 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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