2006年10月24日

新宿東口

新宿東口と聞いて思い出すのは、
毎年4月上旬東口交番前
(映画の広告がずらっと並ぶトコ)に
集合してる、サークル新歓コンパ
参加予定の地味な女性
の群れと
飲み終わった帰路
地下へ入り口の柱のところに
ぽつんと立っている地味な女性

ぱっと見30代の女性。

彼女の正体、実は詩集売り
積極的に売り込みをするわけでもなく
詩集を両手にただぽつんと立っている。
一部では結構有名な存在のようだ。

10年ほど前、その存在が
気になっていたので買ってみたことがある。
コミック「高校アフロ田中」に出てくる
ロボ?と勘違いしそうな「生気」のなさ。

何しているんだろう?
購入する以上、話さねばならないわけだから
なにかしら情報が得られるかも知れない
と期待したのだが、結論を言うと
ほとんど情報は得られなかった。
「ありがとう」くらいは
言ったのかも知れないが。

詩集は一部200円だったと思う。
懐かしい、わら半紙の「ガリ版刷り」
(だったと思う・・ぺらぺらでホチキス止めだった)

詩集の最後のページに書かれていた
「履歴」によると、彼女はダブルスコア
くらい年の離れたバツイチ詩人と再婚。
彼はもう街頭で売る元気はなく
どこかで療養中だとかのことで
代わりに彼女が街中で販売しているんだとか。
(これは1998年頃の話)
すごいな。その詩人も。
人生で少なくとも二人以上は
女性をモノにしているわけだから。

肝心の詩ですか?
いや〜特に感銘受けた記憶はないなあ。
かといって、メチャクチャ暴走していたという
記憶もない、ごく普通の詩だったような。

以前、「しりあがり寿」氏か
「吉田戦車」氏あたりの四コマ漫画で
この街頭販売の詩人がやっぱりネタになっていて
久々に訪ねてみたら
「ストラップ」やら「CD」やら
「Tシャツ」やら
商品展開が異様に充実していたら嫌だ!
なんてネタが大変面白かった。
やっぱ気にしている人もいたんだな。

人生いろいろだ。
最近、新宿はご無沙汰だが
今も販売してんのだろうか?

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:新宿東口 詩集
posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。