2006年11月09日

山内一豊 その壱

PONはこいつが嫌いで。
「山内一豊」は
有名な「嫁さんのへそくり」
「人のアイデア横取り」だけで
土佐24万石の太守になってしまった
本当にどうでもいい奴。

大河ドラマでは
NHKが何を勘違いしたか
山内一豊夫妻が一応主役の
「巧妙が辻」
をやってました。
ドラマ化された理由は「司馬遼太郎原作」という
その一点だけのためでしょう。

あの夫婦に限り、ドラマで
特別に描くところがないもの。
「本能寺の変」・・それは信長の話じゃん。
「山崎の合戦」・・それは秀吉じゃん
「関が原の戦い」・・それは家康だ。
山内一豊とはまったく関係ないところで
ダイナミックにうごめく歴史の奔流に
無理矢理、山内一豊を絡ませようと
苦戦する脚本家の姿が浮かぶ。

ところでコーエーのSLG、
信長の野望シリーズでは
自国領が拡大して前線が遠くへ行くと
後方の安全地帯って奴が出来ます。
ここにいる人間は
・余計なことはせず
・必要に駆られたとき
 前線に物資(金・米・兵士)を
 送ることが出来る

存在であればよいので
結局、3流武将が後方の安全なお城で
お留守番することになります。

全体として一国が抱える武将数は限られますし、
急成長した国ほど、人手は欲しいのですが
どうせ誰も攻めてこないのだからといって
お城に誰も配置しないと(空城)
時々ランダムに「浪人」が乗っ取って
独立してしまう場合があるのです。
取り戻すのは簡単だけど
面倒くさい!
ため、置かない訳にはいかないのです。

史実の徳川家康にとって
土佐は別にどうでもよかったのでしょう。
山内一豊を土佐24万石の太守としました。
(格別に物流の交差点でもなければ
 戦略上の要点でもない・・が、
 本当は「海」と「航路」に目を向けた場合
 土佐は非常に重要な土地なのだが
、残念ながら
 家康は「農民的発想」しか出来ない武将だった)

最低限、裏切らなければ良い。
だから律儀な奴を
太守にしたんだろうなあ。

PONはなんでこれほどまでに
「山内一豊」が嫌いなんでしょう?
別に何かされたわけでもないのに(苦笑)

彼の「人のアイデア横取り」については
後一回続きます。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする