2006年12月10日

銀牙伝説WEED

「銀牙伝説WEED」
(ぎんがでんせつウィード)は
漫画ゴラクで1999年より2006年5月現在まで連載中の
高橋よしひろ原作の漫画作品。
「銀牙 -流れ星 銀-」の続編である。
(Wikipediaより)

この「高橋よしひろ」さんってのは
かつて週刊少年ジャンプのころから
「犬漫画」一本で勝負している
日本の(世界の)犬漫画の第一人者

・・というか、「犬漫画」なんて分野は
世界でも彼しか描いていないと
断言してしまおう、この際。

「犬漫画」ってナニ?
と問われれば、敵も味方も「犬」ばかりの漫画
彼らが人間社会を遠く離れた山奥で
壮絶なバトルを繰り広げるのですよ。

だからどこまで行っても「野犬」達の話。
人間はどうしてるのかって?
あくまで現代社会のお話ですから
少し山を下れば「線路」もあるし
「国道」では「トラック」も走ってます。

強大な力を持つ人間を本気にさせたら
自分たちはお仕舞であること。
地球上において自分達は
決して主流にはなりえず(当たり前)
お情けで生かされている存在。
それを知っているからこそ
「犬」達は決して「人間」を敵とはせず
(・・たまーーに例外も居ますが)
人間達の見えないところで
あくまで共存繁栄を目指しているわけです。

シロート衆(カタギ)=人間、飼い犬
には手を出さないのが彼らの流儀。

彼らは傷つけば「飼い犬」達のルートから
「犬猫病院」のお世話になることもあるし
北海道へ渡るには「青函トンネル」だし
なにより長距離移動に「トラックの荷台」は
欠かせません(笑)

そのささやかな世界を
踏みにじる存在が「敵」
古くはバケモノみたいな大熊「赤カブト」とか
脱走したバイオ実験生物である「バケモノゴリラ」とか
「人間社会!」も含めて「全国制覇」を
妄想した「カリスマ野犬リーダー」とか。
それはもう次々と。

今なんか、本国ロシアで喰えなくなって
大挙、北海道に侵略してきた
「ロシア軍用犬」の皆さんと抗争してますから。
日本が侵略されても、やっぱり
「犬」世界のことですから
人間はこれまで通り生活してますし
「90式戦車」は必要ありません。

一応、身分制というか棲み分けはあるみたいで
<犬の世界>
・野犬
・飼い犬
<人間界>
・飼い犬の主人達(犬に理解を示す方も多い)
・保健所の皆さん
・無関心派
<その他>
・ニホンザルのみなさん
・敵

さすがに「ヒト」と「犬」は話せませんが
それ以外は何でもあり。
「忍者犬」という奴等は
木々の間を「猿飛佐助」のように
「飛んじゃって」ます。

結局は「野犬」バトル漫画という形をした
「ヤクザ」(もしくは戦国モノ)漫画なんですね。
なんといっても「犬」が主人公であれば
「人権」に考慮することもなく
「込み入った人間社会システム
 (武器とか通信機器など)」も
一切考慮することなく
戦国時代のようなバトル、そう
作者自身の好きに「オリジナル戦国モノ」を
描いてゆくことができますから。

「うぉおお!ウィード!
 日本の明日は任せたぜぇ!!」なんて
たとえ味方が壮絶な戦死を遂げたとしても
そして平和がやってきたとしても
やっぱり「野犬」の世界の話ですし。

面白いのか?と言われれば
正直、PONもたまーーに立ち読み
する程度なのでなんとも。
でも観てしまうんだよな。
たまに「キャラクター」の
見分けがつかなくなります。
だって「犬」だし。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする