赤穂浪士の討ち入り記念日でございます。
ので
「四十七人の刺客」
<あらすぢ>
江戸城内で藩主浅野内匠頭の起こした
刃傷事件を発端に、播州赤穂藩廃絶の決定が
下された。藩士の被った汚名を雪ぐため、
家老大石内蔵助は策を巡らす。まったく
新しい視点で書かれた池宮版忠臣蔵!
諜報、謀略、塩相場の操作 仇討ではない、
これは合戦だ! 忠臣蔵三百年の歴史に挑んだ
画期的傑作
赤穂浪士の討入から三百年、忠臣蔵の歴史に
聳立する画期的な傑作が誕生。公儀が赤穂藩に
下した理不尽な処断に抗して、大石内蔵助は
吉良上野介暗殺という非常のテロを決意する。
塩相場の捜査で資金を集め、謀略を駆使して
吉良の喉元に迫る大石。藩主の実父を護るため、
財力を傾け知嚢を絞ってこれを阻もうとする
上杉家。武門の意気地をかけて死力を尽くす
両者の暗闘は、ついに幕府権力をも驚かす。
おもしれ〜。
実は「忠臣蔵」ってドラマや映画も含めて
PONは見たことも読んだ事も無かったんですよ。
世の中には討ち入りした「四十七士」の名前を
全部言える「オヤジマニア」もいるらしいのに。
というのも、どうしても「戦国時代」と比べると
官僚主義がはびこった、平和ボケな
江戸時代に起こった、小スケールな出来事。
更に言うなら、私怨から来る
単なる「テロ」じゃん!と
勝手に断定していたのです。
この場をお借りいたしまして・・
「大石内蔵助」様
申し訳ありませんでしたッ!
そうだよな〜。いくら江戸時代っていっても
四十七人の武装集団が
太鼓叩きながら、全員整列して
整然と討ち入りなんかしないよな。
それじゃバレバレだし。
ホントだったらバカだよ。
つまり、思想的にもセレクトされ
殺人訓練すら受けた47人が
集団テロを起こしたという
そう言った怖い話。それが忠臣蔵の真実。
時代物を読みなれていない人にとっては
「誰の誰兵衛」とか「なんとか何助」とか
列記されても、昔の人の名前なんて
よく判らんいよってな心配はある。
その辺は、義士全員の
エピソードを書ききると、
焦点(彼が本当に書きたかったこと)が
ボケてしまうと作者も判断したらしく
適度に削られ、物語で触れるのも
準主役級の人間の身辺に留まっていた。
彼が本当に書きたかったこと・・とは
「忠臣蔵をリアルにシミュレートする」
「義士」ではなく「刺客」で
あるのもうなづけるのだ。
結局、壮絶なバトルの末
討ち入り側(大石側)の損害は
重傷者1名だけだったの言うのは
すげーなあ。(史実なら)
そう言えば、毎度「ガンダム」で恐縮だけど
かの「新撰組」をモチーフにして
「ガンダムセンチネル」という小説も
あるくらいだから
「忠臣蔵」をモチーフにして
「ガンダム戦記」書きませんか?
47機のモビルスーツによる
敵要塞占領・・。
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余談だけど・・