<あらすぢ>
結婚をひかえ、平凡な幸福を満喫していた
萩尾和人の前に、ある日突然現れた不吉な影
―今日もまたあの郵便屋が、忘れていた
忌しい過去を配達にやってくる。
住所も宛名もない不気味な封筒を、
古ぼけた配達鞄にしのばせて…。
日常を蝕む超自然的な恐怖を丹念に描き切った、
正統派ホラーの力作。
第1回日本ホラー小説大賞佳作作品。
これはつまらなかった。
「中の下」といったところ。
「正統派ホラーの力作」と文庫の
あらすじにも書いてある。
なるほど。
「正統派」であるから「力技」であり
なんも「ヒネリがない」し
更に「力作」であって「傑作」や「佳作」では
ないのである。決して。
結構びっくりしたかも。
「変化球」を待っていたら
「ヘロヘロ」のチェンジアップが
来てしまったというような。
まあ「ホラー大賞」佳作だわな(竹下風)
主人公の勤める会社の面々が
繰り広げる、際限なき「社内の噂」の輪の方が
よっぽど恐怖だ。
少なくともあんな会社では
自分は働きたくない。
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