PONの在籍した高校では毎夏休み、
「アメリカホームステイ」ということで
数十名規模の希望学生による交換留学が
1ヵ月間の期間つきで行われてた。
結果を言うとPONは行けなかったのだが。
行った同級生の話。
ショートとはいえ、ホームステイ。
ステイ先の家族に日本文化を
「正しく」伝えなければならない!
という強迫観念からか
女生徒は「てんぷらの作り方」や「浴衣の着方」
「茶道」に「舞踊」。
何もできない男生徒は仕方ないので
「折り紙」の折り方など、
とにかく
「わが国が外国に誇る日本文化」について
付け焼刃的に放課後講習を受けたらしい。
PONの同級生で
アメリカに行くことが決まった奴は
「男生徒」だったが、何もできない
彼は本当に仕方なく「折り紙」だけ習って
旅立っていった。
後日、話を聞くと彼はむこうの家庭で
ずっと「ヒーロー」だったそうである。
ある日、むこうの家庭の子供さんたちが
持っていた「ファミコン」
(Nintendo Entertainment System(略称NES))と
「スーパーマリオブラザース2」が
あるのをみつけ、暇なので
何気なくプレイしたところ
家族から大絶賛だったらしい。
近所の子供たちも彼のプレイを見に
やってきたというのだから凄い。
特に、向こうには「攻略本」が無いから
裏技や隠し面へ行ってあげることが
何より驚嘆され、
「ワォ!さすがジャパニーズ!」
「ゲームを生産している国の子供は
やっぱりゲームが上手い!」
と言うことで、
彼は電子立国ニッポンのイメージを
損なわないことに成功して帰ってきた。
彼のへたくそな「天ぷら」食わされるよりは
よっぽど良かった。
人間、何が役に立つかわからんモンです。
ちなみに「折り紙」って奴も
外国では結構喜ばれる文化だそうですよ。
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ゲームもできない・・
ラベル:アメリカ留学