2007年06月22日

熱血コロコロ伝説 〜 大人のコロコロ

やられた!
企画した人に拍手。

最近、微妙に昭和時代復刻ブームを
仕掛けようとする広告代理店などの
思惑が見え隠れしつつありますが。
(ソフトドリンクのダイドーの「復刻堂」シリーズとか
 スーパーでいきなりオリエンタルカレーや「ラムネ」が
 山積みだったり)

そうですか。
こう来ましたか。

すると後にすぐ浮かぶのは
「講談社」が「コミック ボンボン」を
どう料理するかですね。

10冊くらいのシリーズで
年代別にまとめるみたい。

商業主義からするとイマイチな戦略だけど
人としては大正解。
だって全部買う必要がないから。
いくらPONといえど「コロコロ」文化に
ついて行けるのは創刊された1970年代まで。
「おぼっちゃまくん」とか「コロコロ」発祥の
おもちゃがバカ売れのころになると
さすがに「コロコロ」から離れていましたから。
もし買うとするなら
創刊の1977〜1980年くらいまでだな。

コロコロの何がすごかったかと言いますと

・PONの大好きな「ドラえもん」を
 ひとつの雑誌で複数話読むことができた!
 (ジャンプだってそうだけど
  ひとつの雑誌に各1話ずつが普通ですやな)

・「ドラえもん」は小学館の学習雑誌
 「小学*年生」とかに 軒並み連載されていたが
 学習雑誌をうたっている以上、
 表現にどうしても制限があった。
 それに比べて「毒のある」ドラえもん
 (藤子F先生が、本来描きたかったと思われる
 ドラえもん)を読むことができる!

・年に1回、映画の原作である「大長編ドラえもん」の発表がある!

月に一度、PONの中での「ドラえもん」祭りが終了すれば
あとは次月のお楽しみ・・ってところだが
せっかく「コロコロ」を親に買ってもらった以上
仕方ないから「ドラえもん」だけでなくて
別の連載漫画もしぶしぶ読むことになる。
でないともったいない。

あきれたあの子は
あさりちゃん
とか
ゲーム攻略法が好きだった
ゲームセンターあらし
とか
 どうみても、本家にはまったく及ばない絵だったが
 話はとっても好きだった故・方倉陽二さんの
ドラえもん百科
あかんベー
あと
飛んでけ!エアロ
おじゃまユーレイくん
ETC・・

なんだ結構好きだったみたいだな。俺。

いまだに題名が思い出せないのだが
不思議に強烈な印象の漫画がある。
どなたか知りませんかね?

・話の舞台は受験勉強!
・主人公の必殺技は愛用「ヨツビシ鉛筆」を
 敵?に投げつけ、彼の悪辣な??策謀を見抜く
・例えば覚えてる話では
 何年も浪人しているような長髪、学ランのライバル。
 彼はメーテルみたいな髪の毛の内側に
 イヤホンケーブルを仕込み
 それでカンニングしていた。主人公は
 光の加減で「ケーブル」が一瞬だけ光ったのを見抜き
 必殺技「ヨツビシ鉛筆」投げでケーブルを切断。
 ライバルの陰謀を暴露するって話。

・・小さい!スケールが小さいのう。
いったいこんな漫画のどこが面白かったのだろう??



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posted by PON at 22:02| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする