2007年07月04日

トランスフォーマー・ザ・ムービー(1986)

えー本日は、このたびめでたくハリウッド映画化され
日本のごくごく一部からも
当ブログで取り扱っていただきたいッと
有り難いお話がありましたので
取り上げます。
「トランスフォーマー」
正確には

トランスフォーマー・ザ・ムービー

であります。
「トランスフォーマー(T・F)」とは、
ちょっと真面目に解説しますと、金属生命体である
正義の陣営「サイバトロン」と
悪の陣営「デストロン」が
宇宙、所狭しと陣取り合戦を繰り広げるといった話。

なにせ、アメリカ産のアニメなので至って単純。
「正義」の陣営と「悪」の陣営の違いは
ただひとつ。
地球人類に好意的であるかどうか?
ほぼそれだけ。
サイバトロンの連中が地球に来た理由って
ヤツもまた単純で、彼らは正義の味方の
くせして宇宙各地でデストロンの「キタナイ」w
やり口に敗退を重ね、たどり着いた先が
超ど田舎の「地球」だったと、
たしかそんなだった。

で、彼らは「金属生命体」なんで
当人達が気に入った地球の金属製品に
取り付き、トランスフォーム(変形)して
ロボット(人型)になるのです。

あとはもう、ひたすら
「戦いだ!よしッ」
「トランスフォーム!!」
「ぐぃッごッごッごッごぉ」
(変形音)
「うおー、いてまえ!いてまえ!」(どつきあい)
といった具合の繰り返しでつた。

各人が気に入った地球製「金属製品」から
変形しますから、元ネタは様々。
やはりメインは「車両」各種。
スポーツカー、トラック、戦車、働くクルマ群
当時流行りだった「ウォークマン」や「ラジカセ」
中には「米国製制空戦闘機F−15」から
ロボットに変形する奴もいます。
(なんで核弾頭付ICBMに変形するヤツが
 居なかったのかとかは言わないように。
 自己犠牲は彼らの趣味ではないのでしょう。)

悪の陣営「デストロン」の首領
「メガトロン」なんて「ワルサーP38」から
変形しますからね。理由は知りませんが。
しかも拳銃ですから、戦闘時は
誰かに撃ってもらわなければならない!
部下の手のひらにすっぽりと納まり
ガンガン酷使されます。部下に(笑)

そもそも「T・F」とは
日本のおもちゃメーカー
タカラ(現タカラトミー)が
過去に発売してきた、男児向け変形オモチャの
数々(番組には関係なく)を、アメリカで
在庫一掃処分扱いすべく「ハズブロー」社から
販売。同社がそのオモチャ群を全米で販売する為
日本に頼んで「アニメ」化したアニメ。
それを逆輸入放映したら、何故か日本でも
子供達にヒットしたもの。

だから日本でも発売された「T・F」オモチャは
当時の子供達から言えば、よくよく見てみたら、
昔「ミクロマン」シリーズで
なじみのあったやつ、「ダイアクロン」シリーズで
見たことあるな?てなオモチャが
設定と名称と造形色だけを変えて
日本市場にて再び出回ってる・・
なんてことも。

実は初期の製品には
「超時空要塞マクロス」の「バルキリー」まで
ラインナップにいたりして。
(変形するオモチャならすべて「T・F」だから)
さすがにアニメには出てきませんでしたが
出てきたらそれはそれで
更にスゴイアニメとして
輝いていたかも知れません。

アメリカ向けの作劇なんでホントシンプル。
(最初の頃は)ほとんど誰も死なないし。
正義の陣営と悪の陣営に「紋章」があって
各陣営の話が展開する前には
勇ましい音楽とともに「紋章」がでて
どっちの話をしているのかが
一発で解る親切設計!
さすがアメリカ。侮れません。

ノッテきちゃったな。
(映画の紹介すらしていないし)
続けます。



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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする