「トランスフォーマー・ザ・ムービー」
米国では1986年に40億円の費用を投じて制作
されたらしいですよ。
<あらすぢ>
地球暦2005年。セイバートロン星
(TF達の故郷)はデストロンの占領下にあった。
そしてサイバトロンは、セイバートロン星に
ある2つの月ムーンベース、そして地球の
サイバトロンシティを拠点とし、
故郷奪還の悲願に燃えていた・・
サイバトロンとデストロンの決戦、両軍の
メンバーの交代、ユニクロンとの戦いを
描いた作品。
ここでも正義の陣営「サイバトロン」は
やっぱり負けやがっております。
ひょっとして・・我らがヒーロー
「コンボイ司令官」は、戦士としては
ピカイチでも司令官としては三りゅ・・!?
あわわわ。間違っても我らが正義の司令官を
疑ってはいけませんね。
ここで初めて出てくるのが
映画の主人公「ホットロディマス」。
変形元はアメリカンなアンちゃんが
誰もいない砂漠でかっ飛ばしていそう
改造コルベットみたいなアメ車。
体色は赤がベースでオレンジの
ファイアーパターンがまぶしい。
実際、人格も気のいいアンちゃんだ。
アメリケンフィーリング!
初登場シーンからしてスゴイ。
自陣営の拠点が、地球とあと一ヶ所しか
残されていないような大ピンチ状態に
のんきに地球の少年と「釣り」してるんですよ。
しかも斜陽のサイバトロン陣営の中では
一番戦闘力がある若者なのに
「俺は戦士なんかガラじゃないよ」的
スタンスなヤツとして描かれている。
一方で、コンボイ司令官を失った
瀕死のサイバトロン陣営を支えている人?が
No2の「ウルトラマグナス」くん。
これはオモチャ。
彼、中身は「コンボイ司令官」にくりそつ。
変形すると自動車運搬トレーラーに
なるわけで、その先頭車両は
文字通り「コンボイ」タイプ。
両者に血のつながりがあるのかといえば
その辺の設定はありません(笑)
多分、同じメーカーの
別のトラックに憑依してしまったんでしょう。
これが中身。全身ホワイトでこっちのほうが
コンボイよりカッコいいと思う。
ところで、すべてのサイバトロンの憧れにして、
正義の光で宇宙をあまねく照らす
「マトリクス」っていう物質があります。
すべてのロボット生命体は、お腹が開くように
なってまして、このマトリクスを内蔵すると
カリスマを得て「司令官」になれる!仕組み。
ただし、誰でもなれるってもんでもなくて
正義の象徴「マトリクス」に選ばれた戦士だけが
次世代サイバトロンの指導者=「長官」に
なれるのです。
ネタバレになりますが、
「コンボイ長官」死後、
がらくたのようになった組織を一生懸命
ひっぱって来た「ウルトラマグナス」君。
紆余曲折あって「マトリクス」をGET、
「やったー俺、今から長官!」と
お腹に納めるのですが、
(誰でもお腹に納める事は出来るようです)
すぐ敵からボコボコに!
マトリクスは何故か(本当に何故か)
「ウルトラマグナス」を次期ボスに
選んでくれなかったんですね。
もちろん「ウルトラマグナス」君は
ボコボコにタコられるなかで
悲嘆の声をあげます。
一方で、利己主義でマイペースな若者
「ホットロディマス」は、身を守る為
別口で、各地でなし崩しに戦い続けるうち、
いつの間にか残存兵小集団のリーダーのように
なってしまいます。
その中で友情の大切さや
犠牲の重さ、尊さ、そして
かつての敵すら味方に引き入れるまでに
度量を磨いて次第に成長
・・そうです。
遂には「マトリクス」をお腹に納め
ニューリーダーになるのです。
それが
「ロディマスコンボイ」
(これは出世後のお姿)
サイバトロン側リーダーとして
無事、ロディマスコンボイにはなったが
変わったのは名前だけ、という訳ではなく
体も違いが生じてます。
マトリクスに選ばれる前は
単発のアメ車だったのが・・
画像はオモチャですけどね。
(下図参照)
無理矢理「コンボイ」になってますよ(笑)
キャンピングカーみたい。
内部には「マトリクス」様が
鎮座ましているのかな?
「コンボイ」ってのは
もはや「サイバトロンリーダー」の
名誉称号のようなモンなんでしょう。
選ばれた「サイバトロン」側のロボが
「ウォークマン」だったりしたら
「ウォークマンコンボイ」とか
よく解らない存在になっていたかも。
その辺のところも「マトリクス」は
多少考慮したのかもしれません。
※ほとんどPONの記憶とイキオイだけで
書いてしまいました。
詳細はチョット違うと思います。
ってか、まだまだ書きたいことが。
改めてビデオ観てみようかな。
遅くなりましたが、映画は結構
面白かったです。当時としては。
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