心底
ツマラねえ〜!!
・・そう痛感。
<あらすぢ>
ヨハネやノストラダムスなど、数多の
大予言者たちが説いてきた“世界の終末”は、
なぜか偶然のごとく、今世紀末に集中
している。偉大な大予言者たちは、
もう何百年も前から、この千年世紀末に
訪れるであろう終末に対して、警告を
発しつづけているのだ。
天変地異や政変が頻発し、世界中を危機感が
取り巻くいまこそ知りたい、
大予言のすべて。
なんだ?この本。
全部、その手の業界の本を
書き写しているだけじゃん。
自発的に調査したりとか
自分の意見すらも何もない。
巻末に参考文献が並んでいるんだが
「たま」とか「徳間」とか「ワニブックス」とか
ホント、どうしようも無いところが多数。
挙句に「月刊×ー」まであるよ(笑)
更には「洋書・原書は省略しました」だと。
最初から読んでもいないだろうに。
この本の初版は1996年なんで
日本人が世紀末に漠とした
不安を抱えているこの時期なら
売れるから、21世紀になる前に
書けるだけ書いておけ!って
勢いで書いてみました、
「角川ホラー文庫」にも
こういう感じのラインナップも
少しはあってもいいんじゃない?
誰かヒマで手ごろな作家に
適当にその辺の本から集めて
何冊かデッチあげようよ?
そんな企画会議(思いつき)による本。
この「桐生」とかいう奴は
このほかにも
「美しき殺人鬼の本」
「美しき拷問の本」
「美しき殺人法100」
「美しき惨殺者たち」等々・・
もう読む前から分かる、非常に
「美しく」ない書籍を乱発。
話の上手い下手はともかく
何かしらクリエイティブに書こうとする
「作家」ではなく
単なる「雑文屋」だ。
一昔前に流行りかけた
「本当は恐ろしいグリム〜」というような
系統の本も書いているらしい。
女性二人組だとか高学歴を売りものに
しているようだが、
神様お願いします。
こういう作家ほど
早く消えてください。
(「作家」と呼ぶのも語弊があると思う)
本文を読んでみると
いかに「オカルト系ライター」が
いい加減なヤツらばかりかが分かる。
それだけがこの本の救いか。
特に「五島勉」氏
(ノストラダムス「大予言」シリーズで
大もうけした人物)
まさに
「書き散らかしている」だけ。
予言なんて、数ある予言の中で
1%、ホンモノがあったとしても
そんなの読むだけ無駄。
事実だとしても結局人には
どうすることもできない。
それから「英語」はもとより「フランス語」
「ラテン語」「ヘブライ語」など、異国の言葉を
読み書きできない人種(含む俺)には
予言を解析する能力なんか無いはず。
そもそも、研究対象の「原点」が
日本語訳されている時点で
もう翻訳した人間の有形無形の「意思」が
入ってしまっているのだから。
そんな文体の「言い回し」を
あれこれ論じたところで
どうしようというのか?
ぷんすか。
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