全盛の時代があった。
SFと宇宙とメカと女性とモンスターand so on ・・
そんな作品のひとつ。
「LILY−C.A.T(リリーキャット)」
1987年度作品。
ゆーなれば
「エイリアン」と「遊星からの物体X」と
「ジーザス」と「11人いる!」そして
「E気持ち」(笑)
この頃、こういう分野の物語に
飢えていましたんで、飛びつきましたよ。
<あらすぢ>
西暦2085年、約11光年彼方の
惑星調査のため、宇宙船サルデス号が
打ち上げられた。
乗組員は13名+1ぴきのネコ。
彼らが20年の凍眠についている間に
機械が誤作動、船外の隕石を収集する。
眠りからさめた乗組員は13名の中に
密航者がいるという、エマージェンシー
コールを受信する。その時、1人の
乗組員が通路で死体で発見された。
原因は地球外バクテリアによる窒息。
そしてまた1人、同じバクテリアの
犠牲者が!次々と襲いかかる異常事態。
身分詐称の2名とは!?
14番目のクルーとは!?
そしてサルデス号の生存者は・・・・!!
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オチもストーリーも配役も
とにかくコテコテで、期待は裏切りません。
絵柄が当時にしては珍しい
「アニメ絵」ではなく
どちらかといえば目指せ!「アメコミ系」
だったので、それなりにリアルでした。
今ならキャラクター全部が
「涼宮はるひ」調の絵で
作られるんだろうな。
(決して文句ではありません。
これからはそういった世界に
ついてゆけそうに無い自分に
時の速さを感じたまでです)
もう亡くなりましたが
「沖田浩之」氏が主人公を演じてます。
これがまあ「下手」で。
すんません。「ハウル〜」の「木村拓哉」のほうが
まだイケます。とにかく棒読みで。
それがまずホラー。
監督は演技指導しなかったんでしょうか?
少し、ネタバレ領域に触れますが
劇中に出てくる「いやな奴」が
その正体を現したときの「セリフ」が
好きですね。
「専門外のことでジタバタしたって
どうしようもねえやな。
俺は俺のやれる事を貫くことにする。
それがプロ(職業)なんだよ。」
このビデオで
「在郷軍人病」なる言葉を
覚えましたよ。
もう一回くらいは見てもいいかな。
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ラベル:LILY−C.A.T OVA