2007年11月07日

友人の話

大手のアパレルで勤務する友人。
彼には同僚というか後輩の
女性バイヤーがいた。根はいい人で
努力家、帰国子女のバイリンガルなんだけど、
折につけでてくる「天然」に
呆れるを通り越して好感すら
持っていたんだとか。

おととしだか、彼女はやってしまった。
その年の冬に売り出す予定のベビー服を
大量誤発注してしまったのだ。
発注入力桁数を間違えるという
のび太君的まちがい。

そういえば、同じようなことをして
その会社の一年間の利益を一瞬で吹き飛ばし、
一部投資家を金持ちにさせた
証券会社の新人がいたなあ。
新人をクビにすることはいたしません!と
当時の広報が威張っていたけど
やっぱ自発的に辞めたことだろう。
いかにも日本人的だ。
あの新人、転職に成功しただろうか?

・・こっちの場合もキャンセルが
効かないところまで話が進んでしまって
からの事態発覚でひと騒動。
仕方がないので
緊急対策会議が行われることになり、
当然、彼女と、ついでに友人も参加した。
コトのいきさつがいきさつの、
非常に後ろ向きな会議なので
参加者みんな暗い顔だったとか。

本部長だかのエライ人が
「どう責任をとるんだ?」
「というより、こんな
 たくさんのベビー服、
 ○○君に何とかしてもらうぞ?」

全員の顔が、嫌でも彼女の方へ向く。

「私・・」

「そんなに産めません!」


彼女の発言の趣旨が
すぐに全員には伝わらなかったが
転じて大爆笑になった。

会議が一瞬のうちに和み
じゃあどこのエリアの支店で何着
どこそこで何着と、スムースに
引き取り先が決まり、会議は終わった。

なぜ笑われているのか
解っていなかったのは彼女ひとりだったようで。
「なんで皆さん笑ったんですか?」と
彼女は大マジメだったらしい。
友人はため息をついていた。

結局、いわくのベビー服はその年
結構な売り上げを見せ、結果的に
赤字にならなかったそうだが。

そんな彼女が、先日、外資系の別会社に
華麗なる転職を決めた。
さんざんお世話になって、と
丁寧なお礼を友人と周囲に
していったという話だが
我が友人は今でも彼女の仕事っぷりが
心配で仕方ないらしい。

もし、あの状況で彼女が「狙って」
あんな発言をしたのならば、
自分なんかまだまだ未熟モンだ、
世界は広いなあ・・と友人が
これまた真顔で語っていたのが
それは違うと思うw


↑こことは関係ありませんよw

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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