ヘッドフォンシャカシャカの
ヤングリーマンがいて、いかつい白人
(アメリカのアーミテージ氏みたい)が
英語で注意している風景に遭遇した。
そのリーマンは英語が通じないというよりも
そもそも耳元の音量で外部音が
聞こえていないらしい。
ホントすぐに次の駅に着いてしまい
リーマンは特にリアクションもなく
降りて行ってしまったので
その白人は、OH!No!みたいな
ジェスチャー(ほんとにやるんだ)をして
日常の風景に紛れてしまった。
ま、彼(アーミテージ氏)は
全く悪くないのだが・・
NYなんかで、例え自分よりガタイが
小さいメリケン人が電車内で騒音を
撒き散らしていた時、注意するだろうか?
たぶんしない(できない)
それなのに彼が平気?で
異国人に注意できてしまうのは、
いい奴だから、
徹底した道徳家だから、
虫の居所が悪かったから、
白人の傲慢さゆえだから、
神が見ているから
自分が正しいと思えばどこでも主張するのか。
もしかして、周りの日本人(含むPON)が
全然注意せずふがいないから、代わりに・・
と考えたため?
単にそういう正義漢?
とか、ちょっと考えた。
けれど一番恥ずかしいのは
そのヤングリーマン。
「菊と刀」に書いてあったじゃないか。
西洋人は一神教
=いつも心の「神」が自分を見ているので、
誰も見ていなくても
「神」に恥じる行為は慎む傾向にあるが
日本人は、一神教でない
=自分のほかは誰も見ていないから、
「恥」=他人の視線があるときだけ
道徳的に振る舞う、と。
他人の外聞という唯一の「リミッター」を
勝手に解除してしまったら・・
日本人にはなーんにも残らんではないか。
もっとも西洋でも東洋でもそういった
一元的な見方はすたれつつあるけどね。
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