【横浜にて】
クリスマスといえばプレゼント。
全国のお茶の間では勘違いサンタと
子供達の壮絶な死闘が・・・って
最近は子供もドライだからなあ。
で、ゲームのおはなし。
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我が家の歴史にてファミコン導入は
比較的遅かったのだけれど、実は
家庭用テレビゲーム
(今はコンシューマーゲーム機というけど)
という点では、結構先駆けて
遊んでいたのですよ。
これは自慢。えへん。
WiiとDSのダブル大ヒットで
任天堂の株価も史上最高値を記録したそうだけど
この「テレビゲーム6」と兄弟機
「テレビゲーム15(フィフティーン)」で
一介の「トランプメーカー」だった任天堂は
日本国民に「TVゲーム」という概念を広め、
金と技術力をため込み、「ファミコン」発売へ
と繋げたわけです。
まだTVゲームが一般的でなかった時代
(ゲーセンにインベーダーはあったけど)
自社が「トランプメーカー」だってのに
いきなり「家庭用ゲーム」機の開発を志した
当時の任天堂の開発陣、経営陣には
素直に感嘆する。
どこかのすげー営業が
プレゼンをかました結果なのだろうか。
「テレビゲーム6」は長方形のクリーム色
筺体で箱の両端にツマミがあり、これで
画面内のバーを動かす。
(この頃は「ゲームパッド」という物は
なかった!プレイヤーが白熱してくると、
テレビゲーム筺体そのものが狂った
コックリさんのごとく床上を動き回る
ことになるのです)
写真は拾い物(自分が持っていたのは確かに
クリーム色だったけど・・)
真中にはセレクトレバー&リセットボタン。
セレクトレバーで、ゲームのモード、
シングルかダブルスかを選ぶことができる。
ダブルスモードもあるから
3*2=6ってなワケで
「テレビゲーム6」です。
上位機種の「15(フィフティーン)」に
ついてはよく知りません。
筐体が「オレンジ」だった記憶しか。
こっちはTG15。
電源はなんと単二電池6本。
稼働時間は大丈夫か?と思われる
でしょうが、けっこう速く「飽き」が
来るので心配無用。
肝心のゲームですけど
「ホッケー」「バレー」「テニス」の三種。
昔、ブロック崩しというゲームがあったけど
あれを横にして、TV画面の両サイドに
プレイヤーが動かせるバーを置き
相手が打ち返してくる「ボール」を
こちらも打ち返すというシンプルな内容。
打ち損ねて自陣地画面端にボールが消えると
一点負け。
ホッケーはサッカーゴールのように
自陣地の中程に決めないと点にならないので
子供でも長く楽しめて、一番好きだった。
テニスは両サイドのどこにでも
ボールが吸い込まれてしまう。
バレーはセンターラインに
点々で表現された障害物があり
(バレーネットのつもりらしい)
それにあたると打ち返したつもりが
角度によっては自軍に跳ね返ってきてしまう。
一応、このゲームは「カラー」でして
「ホッケー」「テニス」「バレー」の
各フィールドはそれぞれ
「緑」「オレンジ」「ブルー」であり
PON脳内にて今でも各競技が
この色のイメージであるのは
ここから来ているが・・それはどうでもいい話。
ダブルスモードにもちょっと触れたけど
ダブルスって言っても操作するバーが
二本に変わるだけで、プレイヤー人数が
2人なのは変わらない。
(しかも別個に動かすことはできない)
ちなみのこのゲーム機では何のモードでも
コンピューターは相手をしてくれない。
TVゲーム=ひとり遊びではなく
みんなで遊ぶことを前提とした
ツールに徹している・・と言えば
聞こえがいいけど、要は
相手をしてくれるコンピュータの
アルゴリズムとかを作る技術力が
無かったんだろうな。このころは。
近所のヒマな(失礼)商店主が
入れ替わり立ち替わり
我が家に来ては親父と夢中になっていましたよ。
あの頃は皆、娯楽に飢えていたんかな。
(1976年くらいの話)
ちなみに・・
「Wii」と「DS」、
「ファミコン」と「ゲームボーイ」
のように、
「テレビゲーム6」と「ゲーム&ウォッチ」
というTV設置型とポータブルゲームという
ハイアンドロー?ミックス構想は
もうこの頃からあったのかもしれません。
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