2008年03月06日

昆虫

本日は「啓蟄」らしいので
昆虫の話を・・。

昆虫は地球上でもっとも繁栄している
生き物。これまでに知られている種類だけでも
80万種くらい。実際には、約300万種と推定、
その数は地球の全動物の約75%を占めていると
いわれるんだとか。

そんだけいる昆虫だけど、雑食な人間様は
なぜか昆虫を食べる対象にしていない。
もちろんまったく「ない」とは言わない。
イナゴの佃煮とかハチノコとか。
昔、なるほど・ザ・ワールドでやっていたのは
オーストラリアのアボリジニは、木の中に住む
でっかいカブトムシの幼虫みたいのを食べていた。
高タンパク、低カロリー(かどうかは知らない)な
良い食物なんだそうで・・。

なぜだ?

人間は今地球上に50億強、いるらしいが、
人間が人間と呼ばれ、歴史を紡ぐようになり
現在に至るまでの期間、生まれて死んでいった人数も
これまた50億ぐらいなのだそう。

つまり50億を数える人間が、この地球上に発生しては
死んでいったにも関わらず、昆虫を主食とする文化が
主流にはなっていないのだ。50億人間やってきている
なら何名かは昆虫食をメインとする奴がいても
良さそうなものだけども。

やっぱ・・不味いんだろうな。
腹にたまりにくいってのもあるかもしれない。
それと「毒」関係か。

しかし、食べると毒がまわる哺乳類って
聞かないなあ。毒を持っているのは、
魚、昆虫、爬虫類、両生類の一部とか。

体内に毒を持っている生物、
やっぱ考えてみれば存在自体、気味悪い。
そう考えると、自分も人類として
哺乳類、つまりウシや、豚や、猫なんかに
急に親和性、親しみをおぼえたりして。

そう言えばカモノハシ・・卵を産むくせに
哺乳類という不思議な生物だが、あれは後ろ脚に
トゲがあり毒を持っていると聞いたことがある。
相変わらず異端児だな。哺乳類の調和を
乱しやがって、
ふてえ野郎だ。カモノハシ。

てなわけで、今日の結論。
カモノハシは哺乳類の調和を乱す異端児
ってことで。

いやいや、昆虫の話。
あいつ等、卵から生まれて→幼虫になって
→さなぎになって脱皮して→成虫になります。
昆虫どもの一般的なサクセス?ストーリーですが。
(「さなぎ」でいるときなど、内部で一時的に
 「液体」になってから成虫へ変態するんだとか・・)

・・昆虫って奴らは、ひょっとして別の惑星から
やってきた、まったく異種の生命体系なんじゃない
だろうか。
魚とか両生類(カエル)の方がよほど
哺乳類に近い感じがするもの。



大むかしの動物なんて子供向け図鑑
(雑誌ニュートンでも可)を読んでると
動物の進化系統が載っているけれども、
あの系統のどこにも「昆虫」どもは
入らないような気がする。
それくらい俺にとっては異質。

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posted by PON at 21:00| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする