2008年03月20日

「ぼくらの Altanatinve 第四巻」

いやー勝手にPONで盛り上がっていました
北斗氏貸与のラノベ「ぼくらの Alt〜」で
ございますが早くも第四巻でございます。

以前にも書きましたが、エヴァンゲリオンに似ている
とか、そういう月並みな印象よりも、何よりこの作品は
名作マンガ「はぐれ雲」の作者「ジョージ秋山」先生の
奇作「ザ・ムーン」のオマージュ作品なんですってね。
コエムシ=肥虫ってことのようで。

あらすぢ
第11章:コモ・カナ(1)
・・・戦いは「アウェー戦」つまり別次元の地球で
   行われることになったが、そこはゲームが審判を
   くださずとも勝手に自滅した世界だった。
   コモ・カナとは別個のキャラであるが
   この章ではワケありでいっしょくたに扱っている。   

第12章:コモ・カナ(2)
・・・圧倒的優勢にあった敵のパイロットが突然逃走する。
   一方、米国は、日本が人形を独占して世界を征服する
   つもりであるという理由で、落ち目のアメリカを
   復活させるための戦争を仕掛ける。子供たちの
   奮闘をよそに、自滅の路線をひた走る「守るべき」世界。

第13章:マリア
・・・「人形」をめぐり対立が深まる日米国。
   そのハーフであるマリアは苦悩するが、
   日本が自衛のためとはいえ人形を戦争の
   道具にしてしまうに及び、日本人と決別する。
   日米戦争の最中に襲来した「敵」は、
   いままでとは毛色が全く違った。そして・・。   

ウシロジュンという、カイ・シデン的キャラがいるが、
今にして思えば、あの「ひねくれモン」の権化のような
カイさんですら、ウシロ氏に比べれば、他人が理解できる
範囲でのひねくれモンだったなって気がする。
牧歌的というかね。

アメリカ大統領が、実は「日本(オタク文化)びいき」
でありながら取り巻きに頭が上がらず・・というのは
面白いけれども、さすがにやり過ぎではw

大「その国の文化への評価と外交的態度は
  全く別物のはずだ・・
  ハリウッド映画の嫌いな人間がどこにいる?
  フランス以外にいたら教えてくれ―」
第11章:コモ・カナ(1)より

国防長官「黒いロボットを「ゴジラ」
     もう一方を「ギドラ」とします」
国防長官はあなたの趣味に合わせましたとばかり。

大統領「あのな、そのコードネームなんとかならんのか?
    ―昔から、軍隊は怪獣にやられるものなのだよ」
国「それは、日本の軍隊モドキがマヌケだからです。
  私の見たシリーズではステイツの空軍が
  やっつけましたが・・」
大「ふざけるな、あんなマグロを食っている奴と
  一緒にするな。おれは認めない」
第11章:コモ・カナ(1)より

第12章:コモ・カナ(2)は盛大に書くと
ネタばれのオンパレードになってしまうから
控えるけれど、オタク(PON)の心を打った
名エピソード「第5章:マコ」とリンクしているので、
またまたココロ踊る(失礼)展開になっていてよかった。
「力の一号、技の二号ってことで。
 逆になっちゃったけど」
の行は素直に楽しんだ。

また、日本国防軍(旧自衛隊)の士官で
子供たちのフォロー、大人代表の「関」一尉が
でてくるが、彼は完全にオタクである。
表にはでてこないけれども。
彼の独り言が結構スキ(←登場人物がだれも
ツッコまないのだ)
「・・・だいたい、とりあえず二号メカには
 羽根さえつけば強そうに見えるって発想は、
 いい加減安易すぎると僕は思うんだ」
第12章:コモ・カナ(2)より

そして第13章:マリア。
映画「インディペンデンスデイ」と
「超時空要塞マクロス」的展開には燃えた。
特に(この時点では)敵であった
米国空軍の戦闘サボタージュの言い訳がグゥ。
いかにもヤンキーが使いそうなとぼけた報告である。

バトルロワイヤルでは生徒諸君に無作為に
貸与された武器にかなりの差があったように
(人によりマグナムだったり「お鍋のふた」だったり)
自分の地球を守るために、誰かから貸与された
ロボット(人形)の能力にも当たり外れがあって
外れを引いた地球はかなり苦労するようだ。
それだけに様々なロボットを貸与された
世界ごとの対応が面白いし、気になるところだ。

「ぼくらの」の設定で唸ったのは、各ロボットの顔に
スリット(溝)があって、パイロットの数だけ
ザクのモノアイのように点灯しているところ。
詳しい理屈は書かないでおくけど、この点灯している
モノアイの数が少ないほど、トーナメントの激戦を
勝ち抜いてきている強敵であると一目でわかる点。

主人公メカだからある程度は仕方ないけど、
主人公たちが最初に乗った時にチュートリアル役で
あった「教師」が、まだなにも判らない子供たちに
「このロボット=「人形」は強い」とシンプルに
言い切った理由が、ここまでくると理解できる。
結局、極地戦闘に特化したメカよりも
基本性能多少秀でたバランスタイプキャラのほうが
戦いやすいってことですかね?
格闘ゲームの主人公キャラのように。

なんか、これとは違う鬼頭版の原作もあるみたい
ですね。自分が読んできた「ぼくらの Alt版」は
ガンダムで言えば、アニメに対する第8MS小隊
みたいなもんで、結局どこまで行っても本流ではない様子。
少なくともマンガ版くらいは読んでおいたほうが
いいのかもしれない。マン喫行く時間もないけれども。



小説は4巻で終わりなのかなあと思っていたら
2008年夏に5巻がでるみたい。
このまま終了でもそれはそれでアリかもと
思っていたのだが。

それと、モジ君。迷惑な存在だな。
デビルマンの「飛鳥」みたい。

いやー5巻発売が待ち遠しいのう。

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<ネタばれにちかい・・ジョーク>


posted by PON at 21:00| ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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