2008年04月20日

自衛隊が次世代戦闘機の選定に着手

F−4ファントム。名前はいろんな意味で
人々の記憶に残る戦闘機。こいつがそろそろ
引退の時期に来ているので
(とっくに引退時期は来ていたのだが
 自衛隊は非常に物持ちがよいのが身上で
 改良に改良を重ね現在に至る)
防衛庁は予算を計上して選定作業に入るらしい。

その候補は
1)F−22ラプター
2)F/A−18ホーネット
3)ユーロファイター

あたりだそうだ。
最初から国産というものは論外らしい。うん。
当たり前だが、航空機を設計するのは技術者=人間
で、仕事を通して経験することで自信を持ち、
自信はスキルを更に研ぎ澄ます。

しかし彼らも歳を取って引退するから
常に次世代を育て、知識を送り伝えていかねばならない。
その為には「なんでもいいいから」とにかく
作りつづけなければならないのだ。
開発生産ラインを凍結しておいて
都合に応じて突然復活させるというのは
どだい、虫のイイ考えなのである。

そうか。国内開発はまたも見送りか。
ま、買ったほうが幾分安く済むのは確かだが。
(工業製品は大量量産してはじめて
 安価で確実なモノになるため)

航空自衛隊に限らず、日本の3自衛隊は
基本的に旧ソ連(ロシア)の脅威を恐れて
軍備を拡大してきた歴史がある。
そのため、新鋭機が導入されるとまず
首都圏にちかい茨城の「百里基地」は当然として
北海道「千歳空港」、金沢の「小松空港」などから
順次古い機体から「更新」していった。

アメリカ軍が駐留しているからという
意味もあるんだろうが、なぜか沖縄には
最後までロートル機「ファントム」が
頑張って空を守っている。
戦闘機の場合はどこにあろうと
全速力で飛んでくればいいので
陸上ほど致命的にはならないこともある、
が、多くは予算の都合であろう。
更には政治的配慮っつー奴も関係していそうだ。
だが今の時勢を考えるともうそろそろ・・
という軍人達の考えも分からなくはない。

ついこの間のニュースでは、そんな沖縄にも
F−15J、イーグルを導入するらしい。
それでいながら、F−15も長年の御奉仕で
機体にガタ(金属疲労)が来ているらしい。

そだ、選定機について。
いきなりだが3)は当て馬だろう。
「美味しい収入源」をわざわざヨーロッパに譲るほど
アメリカは出来た国では無い。
するってーともう1)か2)しかなくなるわけだが
もう少し日本がいい子で(アメリカにとことん従順)かつ
かの国半島があんまりにも言うことを聞かなそうならば
オドシの意味合いで1)の導入もありそうか?
そうすると現在の主力F−15が
今度は二線級機として現在のF−4や
先日生産を中止したF−2に変わり
お下がり品として廻って来る考え方。
日本はもうお金が無いくせに、更に高額なマネーを
無理矢理払わされることになるだろうが
実現すれば航空自衛隊全般の底上げと
今後、まあ30年くらいにわたって
政治家は飛行機の心配をしなくて済むのでは?

しかし、先日の「イージス艦」機密文書の
漏えい事件がかなり響いているようで、
日本の悪いところ、形式上「機密」を守る
高レベルシステムを導入しても
アフター5の居酒屋でダダ漏れ状態・・のような
が思いっきり出てしまいましたからね。
かなり厳しいかな。それに最近の日本は
お金も無くなってしまったし。

2)は現在のアメリカ海軍・海兵隊の
主力戦闘/攻撃機である。イラク方面での騒がしさから
生産ラインもまだまだ稼働中であろうから
いざ日本も導入となれば即応しやすいといえる。
また1)よりは若干(本当に若干)安上がり。
・・それくらい。

個人的には「のび太パパ」にお願いして
「VF−1J」を極秘開発を推し進めるって
方向で・・は?誰だ貴様達は!
うああwyuhao;jg/dz.lnhnb¥;j‘OJi

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする