2008年08月29日

バイオハザードV

「バイオハザードV」

観ましたよ〜。たまには自分趣向ONLYで
レンタルしてみるべえと、トランスフォーマーと
並んでレンタルですよ。嫁は当然のことながら
華麗にスルーでしたが。

あらすぢ
ラクーンシティに広まったTウィルスの感染は、
数年後には世界中へと広まっていた。アンデットに
埋め尽くされた地上は砂漠と化し、わずかな生存者
が限られた資源でその日暮らしをしていた。そんな
状況下、ウィルス蔓延の元凶であるアンブレラ社に
よる人体実験後、監視衛星に追跡されているアリス
は、立ち寄ったガソリンスタンドで、赤いノートを
手に入れる。ノートにはアラスカは感染が及んで
いない安息の地だと記されていた…。

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言ってもいいですか・・・

つまんね〜。

怒りよりも同情を覚えました。一作目の監督であり、
映画バイオハザードシリーズのシナリオを書き続けて
きたポール・W・S・アンダーソンに。
ネタ切れっつーか、シナリオ書いていて自分でも
あちゃーこの後どうしよう・・なんて思ってたんじゃ
ないか?

毎度毎度、映画の終わりに、よせばいいのに
思いつきからか、イキオイからか、ちょこっと
サプライズを入れておき、律儀なポールさんは
その設定を引き続き、続編でも使用するから
話の修正(要するに本来のゲームシリーズ設定と、
映画オリジナル設定の乖離に歯止めが利かない)
が間に合わず、結局、別の映画になってしまう。

最大の難点はアリスの存在。映画オリジナル
キャラがあんなスーパーキャラ(念動力に
ATフィールドまで!)に成長してしまったら・・
ジルもクレアも不要だ。
スキルの足りないところは知恵と勇気で乗り切る
のが身上であるヒーローの横に、完全無欠の存在が
神キャラがいたら、他は要らないよね。

改造データで作り上げた自キャラが
いかにゲームをツマラなくするかの道理です。
実際、PONもバイオシリーズは結構やりこんだもんで
無限発射可能の「マグナム」とか「アサルトライフル」
装備のゲームデータ持ってますが、もうそうなったら
ゲームはまったく面白くなくなります。

>アンデットに埋め尽くされた地上は砂漠と化し、
レンタル屋の軒先でこの映画紹介文を目にした時
またこのパターンかよ!と思った。
エイリアンU→Vの時とおんなじ。
すべてにリセットかけて、前作のキャラは主人公
以外無かったこと(続編までのプロセスのなかで
死んだことにする。B級映画になると、主人公すら
死んでしまっているようなひどいものもあるが)

前作であんなに苦労したのはいったい何だったの?
登場人物に思い入れを感じて鑑賞したハズの
自分の気持ちの持ってゆき場は??とため息が
出てしまう。

大抵は、大人の事情なんだけれどね。
予算の都合、役者が固定キャラの色に染まることを
恐れて出演拒否、著作権の問題etc・・・

ジル・バレンタイン。美人でゲームキャラにジャスト
フィットで気に入っていたのに、出ないんだもんなあ。
事前情報で知ってはいたけれども。

REALLIFEさんも、ブログにて書かれて
おられるように、ホント、マッドマックス系
ゾンビ物でして。
何にもない砂漠と青い空が舞台って、日本で
撮影しようとなると大変だけど、アメリカなんかじゃ
金をかけずに映画を作る王道パターンだからな。

多分、Wを作るつもりなんだろうか。
・・なんだろうな。

カルロスはカッコ良かった。
それだけに、彼が死ぬきっかけになった
不良黒人RJはもっと早くに死んでいただきたかった。
(一応マジメな進行をする映画に、お笑担当キャラって
 なんか腹が立つんですよ。SWのジャージャー
 ビングスみたいにね)
UからVへ進むにあたり、それなりの地獄を
経験してきたであろう彼でも、人はそうそう変われない
マヌケは間抜けってメッセージなのか。
バスでマッドカラスに襲われるシーンがあるが
そこはお前が死ぬべき死に場所だろ!と
画面に突っ込み入れた。それができなかった彼は
もっとも我々一般人に心が近いのかもしれないけど。



製作年 : 2007年 製作国 : アメリカ

監督 : ラッセル・マルケイ
製作・脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ
    マイク・エップス
    オデット・フェール
    アリ・ラーター
    スペンサー・ロック

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする