2008年09月06日

LIMIT OF LOVE 海猿

「LIMIT OF LOVE 海猿」

前に記事にしましたが映画「海猿」をそれなりに
楽しんでしまったので、フジの戦略に乗せられる
カタチで行われました先日の地上波放送で観劇。

「タワーリングインフェルノ」の船版であり
お台場テイストの「ポセイドンアドベンチャー」
でした。そ、お台場テイストね。

あらすぢ
海上保安官の仙崎大輔は、鹿児島・第十管区で機動
救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。
恋人・伊沢環菜とは遠距離恋愛中。ある日、鹿児島
沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が
発生。大輔はバディの吉岡哲也たちと現場に駆け
つける。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく
船体。9階建ビルに匹敵する船内の195台の車両に
引火すれば大爆発の危険が。パニックを起こして
逃げ惑う620名もの乗客。偶然にも環菜もその船に
乗り合わせていた。

週刊誌文春でたまに発表されるキイチゴ賞
(→ダメダメな映画に贈られる賞。アメリカの
 ゴールデンラズベリー賞に倣って)を受賞する
わけだ。ダメダメな映画でした。

フジテレビが絡むとなんで映画はダメになるのかな。
不思議だ。

すべてはテンポの問題。
だっていろんな所で
いちいち時間を無駄にしてんだもんよ。
この主人公は!

サバイバル教育をまったく受けていないのに、
生き残りを生還させた「ポセイドンアドベンチャー」の
ジーン・ハックマン氏に怒られちゃうよ。
本来なら一人も死なずに済むレベルの事故において
勝手にピンチ招いてんだから。

みんな書くだろうけれど。PONも書くことにする。
書かないと気がすまない。この映画を観て
吸い込んでしまった毒気を吐くつもりで。
以下ネタバレの洪水

なんであんなところで「プロポーズ」するかなあ。
彼はひょっとして、あのながーい階段をあがることに
今更ながら躊躇。少しでも先延ばししたくなったのかも?
言い訳のように、では少し休みましょうか?なんて
「今は休む時間ですよ〜」と脚本家が説明してるけど
それでも、そんなことしている場合じゃない。

しかもそんな個人的通話がみんな(待機している海上
保安員全員)に公用電波で流れるし。
俺、戸惑っちゃったよ。
え?ここ感動するところなのって。

それにしても海上保安庁の正式通信機よりも
個人携帯の方がよほど役に立っているというのが
今らしいというか、なんなのか・・。

それにまた引っかかっているよ。
後輩バディ役の佐藤健太さん。
お前、いつもロクなことしないな。
ローレライでも野球のボールひとつのために
観客に余計なイライラさせるし。
演技もウザイし。マクロスで言えば柿崎。
実力を備えたムードメーカーなら有用だが
足引っ張るなら、単にウザイだけ。

「先輩、助けに来ました・・けど、ここどこですか?」
吹越満氏でなくったって
お前何しに来たんだよ!!!

主人公君、なんで生きてんの?
ありえませんって。それはさすがに。
彼は助かったとしても、妊婦はきついだろ。
「大塚ねね」最強説。彼女をバディにしたほうがいい。
5ヶ月の妊婦最強。あれだけのことがあったら
残念な結果になるだろうね。本当なら。

大体、彼女と主人公「先崎」がああいうことに
なったのは、さっさと皆と一緒に脱出すればいいのに
妊婦と個人的に仲良くなったり、よくワカラン場所で
手当てしてたりと
(軽傷のアタマの手当てよりも脱出が最優先でしょ)
そういう寄り道していばっかりいるから
勝手にピンチになったんでしょうが!
それにいくら恋人がいるからといって
ああいったときこそ公人でないと。
人ごみ掻き分けていってまで、なに個人的会話してんの?
海上保安庁のお偉方。こんな映画がプロパガンダに
なると本気で考えたのでしょうか?

それと最後。主人公は主人公であるがゆえに
助かり、五代君のころから変わらずダイコンの
石黒賢氏がしかめ面で駆けつける。主人公は
行きがかり上、バディの佐藤健太氏を置いてきて
しまったので、石黒賢隊長にむかっていきなり
「俺に行かせて下さい!」

そんなことを主張している場合じゃないダロ。
隊長も躊躇するなよ。主人公をはずすにしても
道案内として同行を命ずるにしても、即決だろそこは。
主人公のアツイ演説で、また一分強も
時間無駄にしてるし。

主人公が、その適切でないおバカな行動で勝手に
ピンチを招き、超人的な体力(主人公だから)で
カバーしてしまったという映画。
そこに全く感動はありませんでした。
加藤あいも、第一作目と比べて
なんかモノスゴク子供っぽい女に退行していたし。



二番、三番煎じとはいえ、
フジテレビ映画とはいえ、
もう少し、面白くって感動できる映画になりえたのにねえ。
残念。

製作年 : 2006年 日本
配給 : 東宝
監督 : 羽住英一郎
出演 : 伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ラ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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