2008年10月11日

ジャンル別にまた決めてみよう

「ジャンル別にまた決めてみよう」
2008/09/30付け、雅王さんのブログ記事より
分野別ゲーム番付どす。

俺が一番愛したロールプレイングゲームは
ドラゴンクエストV』。

俺が一番愛したシミュレーションゲームは
信長の野望 烈風伝』。

俺が一番愛したアドベンチャーゲームは
めぞん一刻〜思い出のフォトグラフ』。

俺が一番愛したアクションゲームは
ボンバーマン(PCエンジン)』。

俺が一番愛したシューティングゲームは
究極タイガー』。

俺が一番愛したパズルゲームは
コラムス』。

俺が一番愛したスポーツゲームは
実況 パワフルプロ野球』。

俺が一番愛したレースゲームは
リッジレーサー』。

俺が一番愛したボードゲームは
スーパー桃太郎電鉄』。

俺が一番愛したテーブルゲームは
ぎゅわんぶらあ自己中心派』。

いかが?
趣旨が違ってしまうかもしれませんが・・
一部には一番「愛した」ではなく
一番「遊んだ」もしくは
「惰性でやってた」「それしかなかった」ってのも
混じってます。

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2008年10月10日

「妹さんに・・やられた」

「妹さんに・・やられた」

ブロガー「カナ(仮名)さん」のブログ
◆笑ったメモ〜実録マンガの素〜
より勝手に転載。

パーマンその2 妹による替え歌

妹「パーマン、ピーマン、プーマーン!
  来たよ僕、ペーマン!ポーマーン!!」

妹「うわー!!パーマンとピーマンとプーマンを呼んだのに
  なぜかペーマンとポーマンが来てしまったぁぁ〜〜!!
  ・・・って誰なんだよ、ペーマンとポーマン!!
  呼んでねーよ!」(語り部分)

・・・そ、それ、替え歌?
ほんとに誰なんだよ、ペーマンとポーマン。こっちが聞きたいし。
それ以前にピーマンとプーマンもわかんねーよ!!

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「◆笑ったメモ〜実録マンガの素〜」では
カナ(仮名)さんの妹さんの実録を
各所でネタにしていらっさるようで。

すげー素敵な妹さん。会ってみたいよ。

そもそも、このブログをグーグルで
見つけてしまったのも・・
PONが何気なくグーグルで
「パーマン ピーマン プーマン」で
検索した結果なのですが。
大のオトナが、そんな字句を検索することの
是非は置いておきましょう。この際。

>「うわー!!パーマンとピーマンと
> プーマンを呼んだのに
> なぜかペーマンとポーマンが
> 来てしまったぁぁ〜〜!!

新作「パーマン」の主題歌を
「パ」「ピ」「プ」の法則に基づき
替え歌展開するのは、子供時代によくある話だけど

>・・・って誰なんだよ、ペーマンとポーマン!!
>呼んでねーよ!」(語り部分)

ここ(語り部分)まで昇華してしまう感性はスゴイ。
ご立派です。
修行して出直してまいります。

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2008年10月08日

あえて一番を決めてみよう

「あえて一番を決めてみよう」

マスライのお友達ブログであります
「雅王のヨレヨレ日記帳」より、
記事を拝借して自分も披露。

俺が一番愛したPC8801のゲームは
キャンペーン版大戦略U』。

俺が一番愛したPC9801のゲームは
銀河英雄伝説U パワーアップキット版』。

俺が一番愛したファミコンのゲームは
ギャラクシアン』。

俺が一番愛したスーパーファミコンのゲームは
スーパーマリオカート』。

俺が一番愛したメガドライブのゲームは
スーパー大戦略』。

俺が一番愛したプレイステーションのゲームは
スーパー特撮大戦2001』。

俺が一番愛したセガサターンのゲームは
スーパーロボット大戦F』。

なんか「スーパー」がやたらとついています。
それにしても偏ってんな〜。

雅王さんこんなものですが
いかがですか?

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2008年10月07日

息子の反則切符 破った母親逮捕

息子の反則切符 破った母親逮捕 
容疑で筑紫野署 「親心? 」あきれる署員

 福岡県警筑紫野署は21日、長男(16)の
交通反則切符を破った公文書毀棄(きき)と
公務執行妨害の現行犯として、同県大野城市の
母親(39)を逮捕した。容疑を認めているという。

 調べでは、母親は同日午前2時40分ごろ、
同市御笠2丁目の大野交番で、長男が切られた
道交法違反(一時不停止)の交通反則切符を破り、
職務を妨害した疑い。

 同署によると、長男はミニバイクを2人乗り
していたところを署員に見つかり、交番で違反手続きをした。
母親は身元引受人として交番に来たが、机に置いてあった
反則切符をいきなり取り上げ
「こんなの切られたら鑑別所に行かないかんよ」
などと叫びながら破ったという。
 署員は「親心でしたのかもしれないが、
かえって大変なことになった」とあきれていた。
8月21日15時5分配信 西日本新聞

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PONもお気に入りの「ごっつええ感じ」のコントに
「オカンとマー君」ってのがある。

「浜田雅功」が演じる、多感な青春期にツッパリの道を選んだ
なにわの高校生マサトシ(マー君)と
「松本人志」演じるその母親、まったく空気読まないナニワの
オカンの掛け合いコント。

そもそも、マー君は人前で自分の名前を「マー君」と
「君」づけで呼ぶことも、いい加減勘弁してほしいと思う
お年頃なのだが・・
マーくんが彼女を自分の部屋に連れ込めば、
知ってかしらずか、オカンが必ず邪魔しに来る。
「息子の部屋に干してある洗濯物を取り込む」を
名目に部屋に乱入、雰囲気ぶち壊し。挙句はいきなり
みずから着替えを始めたりするオカン。

マー君もつっぱる以上は外に「敵」が多くなる。
放課後の公園でガンの飛ばし合いに始まって、
ついにタイマンか・・って緊迫した瞬間に、
買い物帰りという名目でオカンが偶然通りかかり
「マー君、今日の夕ご飯はあんたの
 好きなカレーだから、早く帰ってき!」と
問答無用で乱入してくる。

空気を読まないことこの上ない、典型的なナニワの
女親なのだが、ひょっとしたら、最大限に空気を読んだ
上で、かわいいいマーくんを守るために、ナニワの
オカンという最強キャラ設定をあえて利用しているのかも
しれないw

そうそう、長くなりましたがこの記事をみて
ふと思い出したのが、このオカンとマー君でした。

>反則切符をいきなり取り上げ
>「こんなの切られたら鑑別所に行かないかんよ」
>などと叫びながら破ったという。

マーくんは万引きで捕まりスーパーの控え室へ。
そこへ通報を受けたオカンがマーくんを引き取りに
やってくる。オカン最初からスーパーハイテンション
「子供に反省の色が見られず、悪質なので警察に
 通報せざるを得ない」という警備員の声に
「あーもーそれは当然ですっ!!マー君!!
 この電話が警察に通じたら、あんた刑務所
 行きなんよ!!わかっとんの???」
といいつつ、警備員から受話器を取り上げ、ドサクサに
切ってしまう。以下しつこいくらいこれの繰り返し。
んで最後は、ワヤクチャなうちに終了と。

ちなみにスーパーの警備員役は「今田耕司」
こういうときの、彼のリアクションってホント
うまいんだよなw

>調べでは、母親は同日午前2時40分ごろ、
>同市御笠2丁目の大野交番で、長男が切られた
なんでこんな時間にコントのようなことを
やってんのかしら?母親も眠かったのか?

「ごっつ」ネタサイトはこちら。



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2008年10月06日

「陸軍下士官、兵よもやま物語」富沢 繁

「陸軍下士官、兵よもやま物語」
富沢 繁 著 (光人社)

光人社の○○よもやま物語シリーズ。
近所の公立図書館の「リサイクル本」その3。

あらすぢ
カネの茶碗にタケの箸―。盛り切り飯に生死を賭けて、
国家の“干城”となった“つわもの”共がくりひろげる
珍談、奇談、とっておきの話に託して綴る、下士官、兵の
哀歓!軽妙酒脱、嫌な話もさらりと彼岸へ、語りつぐ
イラスト・エッセイ。

この陸軍の話も面白くなかった。
2年兵、3年兵の理不尽なイジメが
もうただムカつくだけ。

今だって「日本人」といってもピンきりであるように、
あの頃だって、いかな帝国臣民といえど、民度は
ピンきりだったんだと思います。
要するに、組織を引っ張っていける甲斐性をもつ奴が
2等兵かと思えば、今で言えば、右翼や珍走団でも
引き取ってくれないような人材が3年兵とかで
ハバを利かしていたりするわけです。

戦場はヒトを狂気にさせるうえ、人間的に立派な軍人は
職務に忠実に、真っ先に戦死してゆくとしたら、
国内には質の低い人間が残るのは道理で。

むやみに暴力を求める時代が、社会不適合者に
「軍隊」という素敵な居場所を提供してくれた・・
なんて例、たくさん在ったはず。

そういう奴が、軍という暴力機構から権力の一端を
分けてもらい、ヘボい自分を少しでもよく見せるため
威張りまくるなんて、気の毒で迷惑なヤローも
大勢いたんだろうな。

自分が、こういった当時の戦争話で
ぜひ聞いてみたいのは、
当時、無意味に威張っていた連中からの話。
特高警察とか、軍の馬鹿参謀とか、もっと下だと、
田舎で威張り散らしていた在郷軍人とか、村長とか、
そういったどうしようもない連中の告白話なんだが
(単なる自慢話や自己弁護話はいりません)
そんな連中に限って、黙したまま死んじゃってるし。



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2008年10月05日

キサラギ

本日は、嫁さんの誕生日なり。
おめでとう!
これからもよろしく。
マスライです。

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キサラギ

なんか、アニメなんかでこんなタイトルのが
あった気がするけれどそれは・・
詐欺屋のドラマだったり
→「クロサギ
エヴァが陸上自衛隊に入隊する話だったり
→「ガサラキ
PONにはいろいろ間違えやすいですが
このタイトルは劇中に登場するアイドルの名前です。

あらすぢ
知る人ぞ知るアイドル如月ミキが自殺をして一年が経ち、
一周忌追悼会に集まった5人の男たち―
家元、オダユージ、スネーク、安男、イチゴ娘。
ファンサイトの常連である彼らはそこで初めて顔を
合わせた。それぞれオタク心を通わせながら、彼女の
思い出話に花を咲かせる。誰しもが「自殺なんかする
娘じゃない」と思っていた。そして誰かが「彼女は
殺されたんだ」と。この発言をきっかけに、男たちの
侃々諤々の推理が始まった…。

面白かった。キャラがほとんど部屋から移動することなく
劇中に流れるリアルな時間が、そのまま映画の放映時間に。
いわゆる舞台劇をそのまま映画にしてしまった
「12人の優しい日本人」ライクの映画です。

小栗旬:嫁と見たドラマ「ボンビーマン」が印象に残ってた。
    山田優をモノにしたのはダテではないサワヤカ野郎。
    あのドラマもそうだけど、演技はまだまだ。
    でもその「サワヤカ」さが、劇中での彼の立ち位置を
    隠している。
ユースケ・サンタマリア
    最近、演技がうまくなったね。死んだ魚のような目
    で、薄笑いするところに凄みを感じる。そんな役を
    結構楽しみながら演じているのがわかる。
小出恵介
    まあ、こんなもんでしょう。一人くらいはこういう役が
    いないとね。      
塚地武雅(ドランクドラゴンの片っぽ):
    芦屋雁之助の「裸の大将」を見事に?引き継いで以来
    最近は俳優業がメインの様子。お笑い出身は演技の
    上達が早い。お笑いそのものが仮面=演技だから。
香川照之
    超アヤシイおっさんを見事に(楽しそうに)
    演じてました。この男だけは、それはさすがに無理が
    ないか?と思う出自と行動ですが、まあ笑い飛ばせば
    良い話です。もともと無理がありすぎる→それを
    笑い飛ばすのが目的なんだから。

演技ダイコン、歌は超下手、知る人だけが知る
B級アイドルが歌うデビュー曲がエンディングテーマ
なんで、まあ元からなのか、演技指導の賜物なのか、
歌がホントにヘタ。
キサラギ役の「酒井 香奈子」さんも、あれがフェイク
なら大変だし、リアルな実力ならば別の意味で
お疲れさまでした。



・・次が作れそうですけれどね。
次回作も含めてまた観たいかは微妙なところ。

製作年 : 2007年 日本
配給 : ショウゲート

監督 : 佐藤祐市
原作・脚本 : 古沢良太
出演 : 小栗旬 、 ユースケ・サンタマリア 、
    小出恵介 、 塚地武雅 、 香川照之

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<ネタバレ>
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2008年10月04日

「自衛隊よもやま物語」比留間 弘

「自衛隊よもやま物語」
比留間 弘 著 (光人社)

光人社の○○よもやま物語シリーズ。
近所の公立図書館の「リサイクル本」。その2。
タダで入手するも、図書館のハンコが押してあったり
BOOKOFFに転売できないのが残念。

あらすぢ
自衛隊の前身、警察予備隊に入って21年、中隊長から
はじまった私の自衛隊生活は、事故に始まって事故に
終わった。それは隊員ばかりではなく、御大御自身も、
身をもって範をたれた。おかげで事故中隊という称号
をいただいたくらいだ。本書は、とっておきの隊内
生活を洗いざらいにぶちまける自衛隊物語。

大戦を生き残り、自衛隊創成期から工兵隊一筋、
昭和42年に中佐で退役した自衛官の職場の思い出話。
資料性は、ほぼゼロ。読み物としてもあんまり
面白くなかった。残念。(当然ながら、作者の任期中
に戦いとかまったくないからね)

旧軍が大暴走の挙句消滅してしまい、その後始末に
生き残った一部の軍人が食うために再結集。
時代とともに警察予備隊→防衛隊→自衛隊へと
変化していくが、そんな自衛隊創成期に自衛官
だったヒトの話。

軍人としてのプライドはアメリカにズタボロにされ
物資もなく軍としてのやり方や武器はすべて米軍の
お下がり。正直、何もすることはないのだけれど、
とりいそぎ軍人らしく振舞わざるを得ず、ひたすら
訓練(らしきもの)の日々。

本来は消耗品であるはずの「武器弾薬車両」も、
一度無くしたら次に手に入れられるのはいつか分からん
てんで、とにかく大事に使う。そんなお役人的体質が
自衛隊内で育ってゆく過程が分かる。

自衛隊の皆さんのご苦労とともに、日本の社会が
いろんな意味でそんなもんだったんだ・・というな
空気が感じられる点は評価できる。

製本もフォントも古く、また作者直筆の加藤芳郎氏の
ような古臭いイラストも、時代を感じさせるのに
ヒトヤク買っている。

平時でも、結構、ヒト(自衛隊員)って死んでいるのな。
ちょっとびっくり。
作者は工兵隊の人間なので、道なき道を進むことが多く
(なぜならその「道」を作るのが彼らの仕事だから)
雪で隠れた道を踏み外しジープが落ちて同僚が死亡、
同じく仮設陸橋から転落して、ブルドーザーのキャタピラに
巻き込まれて・・等々。戦争はないけれど皆一種の戦死
である。

そうだ、面白かったエピソードがひとつだけあった。
戦車(当時は特車と呼んだ)は重いので、工兵が
橋を架設して渡河するのがそれまでの軍事常識だったが
冷戦真っ只中のヨーロッパではそんな悠長なこと
していられない!ってなわけで、最前線の戦車は
走りながら直接「河に乗り込む」らしいって話が伝わってきた。
当時の自衛隊のお偉方も、無視できなくなったらしく
まず実験してみよ、という命令が工兵隊に下る。

とりあえず、浮力を計算してみて、戦車を浮かすことの
できそうな空のドラム缶を戦車の周囲にくくりつけた。
それを演習場の池にクレーンで、投入するという荒業。
紆余曲折を経て、とりあえず浮くには浮くという報告書を
上層部に提出したところ、その後まったくその件に
ついては何も言ってこなかったって話。



なんたるアバウト。素人がまず思いつくことを
そのまま実行してしまった。大掛かりな子供の遊び。
体系的な軍事的学問がまったくなく、ノウハウもないの
だからやむを得ないとしても。

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2008年10月03日

「潜水艦気質(かたぎ)よもやま物語」槙 幸

「潜水艦気質(かたぎ)よもやま物語」
槇 幸著 (光人社)

知る人ぞ知る、光人社の○○よもやま物語
シリーズです。正直なところ、小貫健太郎氏の
イラストが古臭く(スミマセン)また「よもやま」
って言葉を使う感性が、なんかその、決して
戦前・戦中派を馬鹿にしているわけではないのですが
あうあう・・ま、ようするに食わず嫌いで
敬遠していたんですね。

今回、近所の公立図書館の「リサイクル本」。
要は、いらなくなった本をタダでもってけと
置いたあった中の一冊でして。(よもやまシリーズ
は全部で三冊、のこりはいずれ・・)タダならばと
GETしたものの、最近、ちょっと読む本に変化が
欲しいと、手を出してみたというのが真相。

あらすぢ
太平洋戦争中、馬車馬のように酷使された
潜水艦部隊。その中でもっとも量産数が多く
巡潜乙型潜水艦の一隻として建造された
伊二十五に、聴測員として乗り込んだ作者の
戦記というか日記。

戦場は誤解と錯誤の連続
まずびっくりしたのは、ローレライ
(あれは架空だけど)などのいわゆる
潜水艦モノでは、艦長が優秀で、
神の視点を持ち、読者も驚く方法で
窮地を切り抜けたりするけれど、あれは
本当に作家が作った「物語」なんだなとわかる。

誤解をおそれずに書くならば、実戦場では、敵も
味方も「マヌケ」な行動の応酬。
それでも、作者が乗っていた潜水艦、伊二十五が
ひとまず無事に日本に戻ってこれたのは、
このエッセイの中に何度も書かれていたけども、
不断の努力をしてしまえば、ジタバタしても
どうにもならん。死ぬときは死ぬってこと。
敵も味方も、明日生きているかどうかなんてのは
不思議な運のめぐりあわせ。
どんなに悪いことが重なっても不思議と命を拾うときは
あるし、あっさりと死んでしまうこともある。
そういうことなんだろう。

「もちろん努力は欠くことのできない重要な要素では
 あるが、やはり「人事を尽くして天命を待つ」である」

まず無事に帰ってくることが最優先目標。
んで、あわよくば戦果をあげよう・・・
そういう行動パターンの艦長こそが
本当に優秀な艦長のようだ。

同じ釜の飯を食った仲
規律厳しいとされる海軍のなかで、潜水艦は
例外だったらしい。無論、軍隊としての厳しさは
むしろ他よりも辛いかったようだけども
お偉いさんも下っ端も、おなじ海面下。
敬礼などの儀礼や、奇麗な軍服など、潜水艦乗りに
求めようにも、そもそも艦が狭くて汚くて・・
そんな余裕がなかったようなのです。
余計なところに気を使う余裕があったら、少しでも
生き残る確率を求めろ、という、きらびやかさとは
無縁の現実主義だったそうで。

アメリカ本土を爆撃した唯一の例
この潜水艦「伊二十五」は、潜水艦でありながら
飛行機を一機搭載しているのです。
第二次世界大戦中の潜水艦なのに!
まさに海底空母。日本人って好きなんだな。
母艦に子機を載せるってパターンが。

下駄履きといいまして、水上を離着水できる
「フロート」付の偵察機なんですがね。
潜水艦の艦橋の後ろに巨大な土管みたいのを
背負ってましてその中に分解されて入ってます。
潜水艦浮上→飛行機組み立て→発射
だいたい20分ほど。ぷかっと浮いているだけの
潜水艦ほど無力なものはありませんので、
みんな大急ぎ。

その偵察機に爆弾を一個だけぶら下げて
オレゴンからの愛、のオレゴン州森林地帯に
爆弾を投下してきたのです。
これが日本軍の唯一のアメリカ本土爆撃。

アメリカなんかねー、B29使って首都爆撃で
10万人、最後は原爆まで落としましたからね。
爆弾一発の森林火災程度では、てんで比較に
なりませんが。

陸軍が造った潜水艦
題の通り、陸軍の兵隊が南の孤島に取り残され、
補給を行いたくっても、肝心の海軍も自分の身を
守るだけになってしまった戦争後期。
もう、海軍なんかアテにならん!と陸軍は
自分で潜水艦を作ることにしました(マジ)
その結果が「陸軍潜水艦中尉」という珍妙な兵種を
作り上げることになったようですがw

作者も、書いています。
「陸軍と海軍というこの二大勢力は、国内に他に
 抑えることのできる勢力がないため、人的資源および
 物資、特に限りある貴重な資材を無駄にしたものが
 多く、戦争遂行上の大きな障害となった」と

潜水艦の話で、PONがいつも切なくなるところは
どんなに活躍しても、皆が頑張っても、負けた
時に、死ぬ所(沈没)を味方に見てもらえないことだ。
寄港予定日にまったく電信が戻ってこない
ああ、どうやら彼らは死んじゃったんだな・・
しばらくして、沈没「認定」となるのである。

「潜航中の潜水艦の死は、じっと耐えながら、
 手出しのできないままの死であって、 
 つまり受容の死である―本心は飛行機乗りのように
 空中に散る壮烈な死をうらやましく思っていた」



伊二十五は、作者が潜水艦の教官として艦を下りてから
何回目かの作戦航海にて、ついに戻ってきませんでした。

よもやまシリーズは3冊ゲットしたが、
この本が一番面白かった。

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2008年10月02日

小女子焼き殺す 23歳無職逮捕 

「小女子焼き殺す」ネットに殺害予告 
23歳無職男を逮捕
7月16日18時20分配信 産経新聞

 インターネットの掲示板に「小学校で
小女子を焼き殺す」などと書き込んだとして、
埼玉県警吉川署は16日、威力業務妨害の疑いで、
千葉県船橋市丸山、無職、杉田敦史容疑者(23)
を逮捕した。

 調べでは、杉田容疑者は6月29日午後6時40分
ごろ、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、
「明日午前11時に丹後小学校で小女子を焼き殺す」
「おいしくいただいちゃいます」と書き込み、同県
三郷市の同校の業務を妨害した疑い。

 杉田容疑者は「小女子は『コウナゴ』と読み小魚の
意味で、殺害予告には当たらない」と否認している。

************************

>杉田容疑者は「小女子は『コウナゴ』と読み小魚の
>意味で、殺害予告には当たらない」と否認している。

・・つうかさ、働け。杉田容疑者。
さもトクイ気に、関係者近辺に
「コウナゴ」説を開陳したんだろうけど。

小女子.bmp
これは小女子

小公女.jpg
で、こっちは・・

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ラベル:無職 小女子
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2008年10月01日

いやほんと、その通り・・

同居男、福井で逮捕=市長宅離れに潜伏後
海中に−46歳女性殺害・岐阜県警
7月2日1時21分配信 時事通信

 岐阜県各務原市蘇原寺島町のパート山元幸子さん(46)
が自宅で殺害されているのが見つかった事件で、県警
各務原署捜査本部は1日、殺人容疑で、山元さんと同居
していた会社員福地敏男容疑者(46)を逮捕した。容疑を
認めている。
 福地容疑者は同日午後7時25分ごろ、福井県小浜市の
村上利夫市長宅の離れに隠れているのを、帰宅した市長
らが見つけ、市職員が県警小浜署に通報。署員が付近を
捜索し、約20分後に海水浴場近くの海に潜っている
同容疑者を発見した。海水を飲み衰弱しているといい、
捜査本部は回復を待って殺害方法や動機を調べる。
 調べでは、福地容疑者は6月28日、山元さんの首を圧迫
して殺害した疑い。翌29日未明、同容疑者が使用していた
軽自動車が小浜市内で見つかり、岐阜、福井両県警が捜索
していた。 

1:2008年7月2日 14時40分 822点
なにがなにやら。。

2:2008年7月2日 14時41分 715点
無職とかパートとか会社員とか、いちいち書く必要あるのかなって
いつも思う。

10:2008年7月2日 14時42分 516点
市長さんは殺されなくてよかったね。

************************

ほんと、「なにがなにやら。。」ですね。
このコメントには笑えました。

と同時に思うのは、昔と比べて新聞記者も、記事の
表現方法に不自由しているんだろうな、ということ。
まず、容疑者を「犯人」と決めつけてはいけない
のはまあ、とりあえず仕方ないとして、
表現が(自主)規制されまくりで、記事を読んでも
真相が全然伝わってこないわけです。

約20分後に海水浴場近くの
 海に潜っている同容疑者

・・要は犯人が自殺でも思いついて、入水したものの
死に切れなかった・・って表現なのではと、新聞記者の
気持ちを慮ってみました。

「山元さんの首を圧迫して殺害した疑い。」
あくまで「疑い」なのもまあこの時点では仕方ない
として「圧迫」って表現も何だかな。手で絞めたか、
ヒモのようなもので締めたのか、警察発表がまだ
だから決め付けるわけにもいかず、挙句の表現が
「首を圧迫して殺害」・・よく解んないけど
要するに、首が締まって窒息したんだといいたんだろう。

まあ、事件の当事者ではない自分が、殺害方法まで
知る必要性もないんだけれど。

「いたずら」「わいせつ行為」に「乱暴」した。
PONも大人だから、もう今更言及しないけどね。
大意が伝われば解らん表現(意図的に行為をぼかす)
でも仕方ない。昔の新聞記事(明治とか大正、昭和初期)
を、図書館なんかで読んだことがあるが
今でこそ大手の全国紙であっても、夕刊フジとか
三流週刊誌よりもよっぽどセンセーショナルだった。
殺害シーンなんか細かく具体的に記述されていて。

メディアがなかった時代は、新聞も情報収集手段
というよりも娯楽だったんだね。

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