2008年12月28日

クローバーフィールド(観賞済み)

「クローバーフィールド HAKAISYA」

一部におかれましては、おなじみ
当ブログ専任ゾンビ、胃の上特派員ですが
It's still alive」であった事が判明。

胃の上氏が地獄の業火を潜り抜けて守り抜いた
「クローバーフィールド」および
「スターシップトゥルーパーズ3」の
DVDをなんとPONにプレゼンツして
いただける運びとなりました!
胃の上特派員、どうもありがとう。
「よッ!太っ腹」

で、早速見ましたよ。
クローバーフィールド(CF)

あらすぢ
ニューヨークのとある高級アパート。東京への転属が
決まったロブのためにサプライズ・パーティが
開かれている。そんな中、突然、とてつもない
爆音が響き渡る。表を見ると、外では大爆発が起きている。
そこに何かが飛んでくる…近くのビルに激突し、
地面に落下したのは自由の女神の頭だった…。
―コードネーム“Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像。
かつてセントラル・パークと呼ばれた場所で
見つかったものである。

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いやー面白かったです。
特に難癖つけるような場面も無く。それでもマニアの業
ながら、あえて書くならばパーティーのシーンが
若干長いかな?といった程度ですかね。
パーティーからは登場人物の人間関係などから色々な
背景を読み取る(あるいは深読み)事ができ、それが
後々に関係してくるんだけども、そのときのPONには
早く出て来い大怪獣♪あーよいよい、だったんで。
(ちなみに東宝ゴジラは、観に来るお子様が
 PONのように退屈しないよう、5分に一回は
 怪獣を出すことにしていたようですw)

世の中(主にネット上)では、劇場公開以来
ちょっとずつ小出しにされる情報を手がかりに
あーじゃない、こーじゃないと
仮説、珍説、妄想とバックボーンが取りざた
されているようですが、不肖PONは
DVDにてようやく観たようなヤカラなので
先人(CFマニア、研究家)に正面から
論争挑めるようなものではございやせん。

この監督はうまいな、と。
映画の端々にヒントやら思わせぶりの描写をてんこ盛り。
ネットには謎のHP(しかもつくりっ放しでなく
しばらくすると新しい発見がある)を公開。
論議をあおる。

今となっては後出しジャンケンにしかならんのですが
実は、PONも、この映画と同じような妄想を
抱いたことがありました。

かつて平成ガメラが、アンチ東宝ゴジラ路線を目指し
東宝ゴジラの反対を進むことでマニアから
絶賛を受けたことがありました。
出来得る限り、「もし怪獣が日本に現れたら?」という
日常生活へのシミュレートがコンセプトだったと
思います。結局は・・・
 ↓
普通に生活している人々の元に
神の存在を否定したくなるような
無慈悲な災害が問答無用で降りかかる
(原因は不明最後まで)
 ↓
観客はホラーにしても怪獣映画にしても
ここに怖さを感じているのだと思う
 ↓
だったら、怪獣映画だと思わない流れのなかに
唐突に「怪」=バケモノがでてきて、平穏な
世界を破壊してしまえばいい
 ↓
更に具体的にいうなら、月九のようなドラマで
恋愛の行方が気になる気になる〜って佳境で
訳が判らないままにヒロイン死亡とか。
え?えっ??じゃあこれまでの話は
なんだったの??と
観客がボーゼンとなるような・・。

・・まあ、怒られるだろうね。
観客からというよりもスポンサーから。
 
えーとね、脱ぐとわかっている女優の裸を見ても
うれしくないんだな。彼女は絶対ディフェンス
堅いぞ!という方がほんの一瞬の隙をみせて
しまったときのワビサビの念こそがヨシなのですよ。

であれば、「この映画は怪獣(ホラー)映画で〜す」と
予め了解した上での怪物出現ではなくって、
普通の人が観る映画にて、まったく予期せぬタイミングで
主人公の頭がキレイに吹き飛び
えっえっ??つまりはどういうこと??
そんな怖さがほしい・・と思ってたのですが
でも映画というものは、観たいから観に行くのであって
そんな前情報隠されたら、金返せ状態になりかねず・・
ああ、もう何がなにやらw

「ばかだなぁ、本気になったハリウッドの
 おばか映画がドンなもんか魅せてやんよ。
 ゴジラってこうつくるんだ、覚えておけよ
たまたま、メリケンに生れ落ちてしまった
怪獣オタクが、「ハリウッド版ゴジラ」を
監督したローランドエメリッヒに対しての
メッセージに思えました。

東宝ゴジラのバカさ加減(この場合の「バカ」は悪口)
にあきれた人々が(樋口真嗣監督)発奮して
「平成ガメラシリーズ」を作り出したような
もんかなあ。



カテゴリ SF/ファンタジー アクション スリラー/サスペンス
製作年 2008年
製作国 アメリカ
原題 CLOVERFIELD
時間 85分
公式サイト www.04-05.jp/
公開日 2008-04-05〜
監督 マット・リーヴス

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする