2009年02月24日

たけし節健在

「たけし節健在」

中川元大臣の「ローマの落日」については
今更ながらでありますが、ビートたけしが
この事件についてこんなこと言っていたらしい。

「なまじ中途半端に起きたまま会見して
 中途半端に言い訳したから見苦しいんだよ。
 さあ、大臣の会見ですって壇上みたら、大臣が

「ぐおぉ〜」

 とか突っ伏してたら
 あそこまで騒ぎにはならなかったんだ」と。

ソースは未確認だが、ジョークだとしてもうまい。
久々に「たけし節」を堪能しました。

・・確かに、反面教師ってほど「上等」なモンではないが
そこまで徹底していたら、「ああ、やっぱり政治家は
誰も頼りにならん。われら国民がそれぞれの場所で
奮闘せねば!」と決意を新たに一致団結できたかもね。

なにが罪かって、今後の国際経済を占う大事な会議で
あったのに、その結果がまったく報道で伝わってこない
こと。経済関連の大臣ポストは3つもあるのに
ひとりで兼任しても実はたいした事ないのが判ったこと。
(本当はそんなことないのだけれど)

それと政治家はこの後任人事(与謝野氏が3ポストも兼ねる)
に心の底から怒るべき。自分たちの存在意義が二重に
否定されたってことなのだ。
1.中川氏の後釜に適切な政治家がいない
2.官僚の暴走を抑える存在としての政治家なんか
  不要(いなくても国は回る)
と言われているのと同じなんだから。

それと小泉氏もなにが好きで、ワザワザ国外
(モスクワ)で国の恥さらすかなあ。そこで
会見すべきはロシアでの交渉成果でしょう?

本人的にはせっかくぶち上げた
発言(怒るというよりおかしくて笑っちゃう)が
小泉サプライズを上回る中川サプライズで
吹き飛ばされてしまったためのリベンジってこと
だったのかも知れないが、一応公務でロシアに
行ったんでしょ?そういうのは成田に帰ってきてから
にすべきだったのでは?
(・・小泉さん、引退宣言したから議員辞めたのかと
 思ったら、次の選挙には立候補しないというだけで
 いまだに国会議員なんだね)
 
政治家だけが国家100年の計に従い
国のシステムを変える特権を持っているのに
与党も野党もハナシをややこしく、かつ
停滞させることしかできない。逆説的ながら
政治家がいないほうが、よほどハナシが早く
進むのではあるまいか?
怒るというよりもおかしくて笑っちゃうよ。

たしかに、中川氏には爆睡していて欲しかった。



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ラベル:中川元大臣
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 記事(楽) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする