ウチのちびすけに大好評であった
「となりのトトロ」であるが、第二の
「トトロ」を求めて、チビでもわかる
アニメを探しております。
(TVシリーズではなく出来れば映画尺で)
今回は久々に、実家から掘り返してきた
ビデオ「トイ・ストーリー」であります。
<あらすぢ>
あやつりカウボーイ人形のウッディは、
アンディ少年の大親友だった。しかし、最新型
ロボットのバス・ライトイヤーがやってきて、
アンディのお気に入りになってしまった。
ションボリするウッディ。そしてある日、
ひょんなことから外にとび出してしまい…。
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この映画は、たしか初のフルCGアニメ映画
じゃなかったかな?CGアニメ製作集団
「ピクサー」を知ったのもこの映画でです。
やっぱ面白いね。
童謡「おもちゃのチャチャチャ」そのもの。
人間のいない時間帯は自由に動き、語らい、
ケンカや恋までするオモチャ達。
縁あって購入されてきたら、どんなオモチャで
あっても、その家のおもちゃコミューンの仲間。
すべてのオモチャはその家の主人(コドモ)の
歓心を得ることが絶対の価値観であり、
その時代にコドモに一番愛されている
オモチャがおもちゃコミューンのリーダーになれる。
このオモチャのコミューンは、アメリカの田舎町に
おける偏狭な価値観のコミューンのように思えた。
劇中に出てくる壊れるおもちゃ「ポテトガイ」なんか
その視野の狭さにイラっとする。
(所詮オモチャなんで、その知性なんか
微々たる物だが・・)
面白いのは、購入されてきたばかりのオモチャは
自分が「ソレに模されて作られたまがい物」ではなく
ホンモノだと思っているトコ。
例えば、ウルトラマンのソフビであれば
自身は光の国からやってきた怪獣退治の専門家で
いつでも巨大化、ホンキで怪獣と渡り合えると
信じているし、マジンガーZもしかり。
まあ、これは日本の話ですが。
自分がオモチャであることを受け入れる事。
それがオモチャ世界における
「オトナ」になる事なのかもしれない。
それはたぶん「バズ・ライトイヤー」に
限ったことではないと思う。
おそらく主人公の「カウボーイ人形・ウッディ」も
買われてきたばっかりの頃は、自分は
正真正銘の「カウボーイ」だと思い込み、
きっとひと騒動あったに違いない。
元ヒップアップの渡辺氏が、当時、
伸び悩むお笑いコンビ「オードリー」に
「トイ・ストーリー」観てみたら?と
アドバイスしたらしい
この映画の「バズ・ライトイヤー」。
オモチャなのに自分をオモチャだと認識しておらず
能力もオモチャ級でありながらオノレを信じており
無闇に態度がデカイところ・・が、キャラの確立
に苦しんでいた「オードリー」のでかい方(春日)
に似ていると感じたからそうだ。
なるほど〜。渡辺氏。よく見ているなあ。
もっとも当の春日氏は
「トイ・ストーリー」って面白いなあ・・で
終了してしまったらしいが
(おそらくネタでしょうけど)
オードリーってコンビ名を最初に聞いた時
ヘプバーンよりも人食い植物&リックモラリスの
顔が浮かんでしまった私もどうかしている。
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その偏狭なコミューンのリーダーだった