2009年07月11日

ブラックジャックによろしく

「ブラックジャックによろしく」

11病院が受け入れ拒否=
硬膜下血腫の2歳女児
、収容まで67分−札幌市
3月6日13時3分配信 時事通信

 札幌市で昨年、頭を強く打って意識不明となった
女児(2)が、11の医療機関に受け入れを拒否され、
病院に収容されるまで1時間以上かかっていたことが6日、
分かった。市消防局は
「夜間で、小児科と脳外科が複合した難しいケースだった」
としており、「専門外」や「処置困難」などを理由に
拒否が相次いだという。
 市消防局によると、昨年11月の午後8時台に119番が
あり、急性硬膜下血腫の女児を救急車で搬送。受け入れを
断る医療機関が相次ぎ、延べ13回目の問い合わせで、
いったんは拒否した救命救急センターに収容されたが、
最初の通報から67分が経過していた。 

************************

死にたくなかったら、夜間には事故るなって事だ

とかなんとか、「ブラックジャックによろしく」
の第一話で記述されていたと思う。

正にその通りなんだろう。あの話はインパクトがあった。

というよりも、あのコミックで描きたかったのは
ほとんどシーンだけなんじゃないか?というくらいの
内容の濃さ。「ブラックジャックに〜」の成功が
約束されたような第一話だった。

まだ見習い学生である主人公が、主に生活費稼ぎと、
多少の経験値アップのためにアルバイトで病院
夜勤医師をする(誰でもやるもんらしい)。

ここの病院は、患者を救う選択肢が複数あったら
一番高くつく方法を必ず選択するような、守銭奴
扱いされている院長が経営しており、主人公も
多少なりと軽蔑していた。

何もなければ平穏で結構な稼ぎになるバイトだが、
ある日、各病院で受け入れ拒否された重体の交通事故
患者が無理矢理運ばれてくる。

例の院長は不在、オペのエース医師も数日振りの
夜勤明けで爆睡中、連絡つかず。

平素は高邁な理想論を吐く主人公であるが、
事故で文字通りボロボロ、満身創痍の患者を前に
怖くなって現場を逃走!部屋の隅で怖くて震えていた。
何もできるわけがない。まだ医学生なんだから

そこへなんとか連絡のついた院長が、すべてを
終えて、震えている主人公を発見する。
守銭奴かも知れないが、やることはしっかりやる
院長が、逃げ出した主人公にむかって言う。

「お前は医者だ……新人だろうが半人前だろうが
患者にとってお前は医者だ。
オペに失敗したら殺人だと?もとはと言えば
悪いのは事故を起こした本人だ……
必ずオペをしろ……聞こえのいい正論を口にするな。
正しいってのは弱いって事だ。強いってのは悪いって事だ。
医師免許を取った瞬間からお前は普通の人間ではない、
医者なんだ。強くなれ……」

主人公を見下す、守銭奴の院長の目が凄い。
ここに人の心を捨てた「鬼」がいた。

人を救うことに対する生きがいとか、そんな理想論は
とうに消え失せ、とにかく金だけのために患者を
処置し続ける。院長も人としては既に壊れている。

で、冒頭の
「死にたくなかったら、夜間には事故るなって事だ」
の言葉に続くのだ。



しかし、こんなこと、キレイにまとめても仕方ない。
うちのちびすけや嫁さんに、いつそういうことが
起こらないとも限らない。

医療システムの更なる充実を
こういった記事(患者たらい回し)の再発防止を
政治に強く求めるものである。
政治家にしかできない仕事。
男子一生を賭けるに値すると思うよ。
女性でも全然かまわないが。

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2009年07月10日

ハプニング

アインシュタイン曰く
「ミツバチが姿を消したら人類の余命は4年だ」

先日TSUTAYAでレンタルしました。
なんか「結論投げっぱなし映画」だとか
「シックスセンス」で名を上げながら
「サイン」で馬脚を現し、最近は・・・
ってのが定評になりつつある監督
「M・ナイト・シャマラン 」が
やっぱ「シャマランだわw」と結局笑われた
作品だったようだけども、
PONは結構楽しんで観てしまいました。
但しところどころDVD2倍速です。
(ウチの機械は2倍速だと「字幕」が見れるんで)
やっぱビジュアル的に地味だよね。後半。

この作品が公開された頃、
「クローバーフィールド」と「ミスト」という良質な
二大「何が起きているのかよく解からない」
パニック映画
が公開されてたハズ。
二つとも、興行成績はともかく充分楽しめる映画
だったので、シャラマンは苦戦したのではあるまいか。

あらすぢ
ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を
消したのを皮切りに、街で人が次々と倒れ、自殺
してゆく異常現象が始まる。連絡も取れなくなり、
情報はだんだん少なくなっていく。
原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、
“何か”に人々は追い詰められ…。

************************

ネタバレでいきます。

冒頭からいきなり女仕事人が登場。しかし相手は
自分ですが。「シャキーーン! ちゃらら〜」
思わず仕事人のBGMが鳴り響きそうです。
但しPON脳内でのみ。
この奇妙な自殺をした女性の鼻の形のほうが
奇妙で、そっちの方がちょっと気になったPONでした。
ずっぷし。

そして工事現場。リアルマリオ達が作るビルの上から
落ちてくること。作業員達。
おもわず任天堂の「ヘルメット」を思い出します。
なんかあんなに壮絶だともう「あーあ」という
言葉しかでません。はやく誰かナントカしてあげて
ください。

主人公、素敵な科学教師だな。
授業は「科学を好きになること」に主眼を置き、
まず生徒に答えさせ、どんな内容でも肯定的に
受け止め、決して馬鹿にしない。
俺も彼の授業を受けたい。

この時点で既に彼が、監督の逃げ口上を述べている。
「そうだ。自然なんて所詮わからない。
 いくら自然を研究して論文を書いても
 それは理由付けに過ぎない。
 なにかもっと大きな力を見過ごしている

だから、この先映画内で何が起ころうとも
神ならぬ人間にも解かろうハズもないのだw

研究の基本ルール
・対象の確認
・実験の設定
・慎重な観察と測定
・実験データの解析

我々は日常で直面している社会問題が
ニュースで取り上げられていると、
なんか既に社会が「解決」の方向に
向かっているように思えて安心しがちだけど、
それはとんでもない思い込みで、
ニュースキャスターが解決してくれるはずも無く
思いつきで騒いでいるだけなんだなあ・・と。
報道および「専門家」の言うこと
なんかしょせんアテにならない。


「これは一体どういうテロなの?」
たしかに。そう言いたくもなる。

ライオンに片手喰われるの簡単なんだな。

この科学教師の妻。いやなヤツだ。
最後まで何に考えているのか判らない女だった。

植物をいぢめるなっつーのに、ブランコで
ぎーこぎーこやってんの止めないし。
貴女はこれまでの惨劇の数々を、
ダンナの仮説を、どのように解釈されているの?

しかも基地外ばーさん宅に泊まった翌日、
なぜか別棟に移動しているし。朝から。
起こせよダンナを。ココは敵地だろ。
婆さんがエキセントリックなのは
もう夕べからわかっているだろうに。

あるいはやることなすこと、自分の
ダンナを最初から馬鹿にしているのかも。

数学教師が愛娘をあずけるにあたり
「軽い気持ちで娘の手に触れるな!」

頼んでいるのになんたる言い草・・
いかな緊急事態といえ、とおもったけど
親友のダンナへはともかく、ああいう
胡散臭い女に娘を預けなければならない
気持ちを思えば、判らなくもない。
けれど、それなら娘を連れてゆけよ
「プリンストン」に。

さては「プリンストン」が62%ってのは
当てずっぽうだな?死地に娘は連れてゆけぬ
しかし妻もあきらめきれぬってか。
ビジュアル的にすげーな。首吊り街道。

数学教師が場を鎮めるために口走った
数学の問題。「倍倍ゲーム」が天文学的
数字になるのは比較的有名な話。
最後の日に「クイズダービー」ばりに倍に
なるのだな。「掛け金ドン、さらに倍」

プリンストンどこかの娘「ステイシー」が
やっと通じたママからの電話にてうわごとを言う。
「微積分・・見えるッ・・微積分・・」

「見えるッ」って、そんなアナタはアムロ?

中学生の馬鹿ガキ二名。あそこで射殺されて
正解だったかもしれない。仮に助かったとして
主人公夫婦の養子として、新生活を送るには
ちょっとキャラ的にあわなさそうだもの(笑)



結局は「植物の叛乱」ということで
緑多い田舎を走り回ることになった
絵ヅラ的には不思議な映画
でした。

「トレマーズ」が真剣な「高鬼ごっこ」なら
「ハプニング」は「鬼ごっこ」ってとこ。

監督
M・ナイト・シャマラン

出演
マーク・ウォールバーグ
ズーイー・デシャネル
ジョン・レグイザモ
スペンサー・ブレスリン
ベティ・バックリー
ヴィクトリア・クラーク
フランク・コリソン

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一方、こんな記事が・・・
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2009年07月09日

中国のニュースだもんねぇ

「中国のニュースだもんねぇ」

アホな選挙対策委員長が、どこかの県知事を
国政に引っ張り出そうとしたり
(比例代表制ってホント国の政治をダメに
 しているよなあ。
 そんなに自党の今後が心配なら逆説的に、
 どうやら自分は人気がないようなので今回、
 身を引きます。その意を汲んでいただき
 比例区はわが党に投票してください!とでも
 訴えた方がよほど票が集まると思うよ)

その県知事も冗談かホンキか知らんが
国政に出馬することに意欲を持ったり
(彼が宮崎の観光名所になったというだけで
 県政が評価されたわけじゃないだろうに。
 人が支持したのも宮崎県だからであって
 都に出れば、単に芸人崩れというだけだよ
 ・・とPONなんか思うんだけど)

一方で、自害も出来ないバカ野郎が放火という
ただひたすらメイワクな事件だけをおこしたりと
次から次へ湧くニュースの前に、忘れつつありますが
新型インフルエンザ、まだ世界では収束してません。

***********************

<新型インフル>中国初の死者、実は「感電死」と断定
【社会ニュース】 2009/07/05(日) 10:15

  新華社などによると、中国の浙江省杭州市内の
病院で、隔離・治療を受けていた女性患者が死亡した件で、
警察・衛生当局は4日までに「感電で死亡」と断定した。

  女性は7月1日朝、入院していた杭州市の蕭山区
第一人民病院内の衛生室(洗面室)で倒れているところ
を発見された。手足は黒く変色していたという。
これまでにも6月30日夜にシャワーを浴びていて、
漏電により感電したとの情報があった。警察など当局も、
感電死と断定した。

  女性は6月21日にブラジルから帰国。発熱やせき
などで22日に新型インフルエンザ感染の疑いがもたれ、
23日に感染と確認された。事故発生時までに発熱を
おさまり、ほぼ回復していた。

  病院は女性の家族と協議し、95万元(約1330万円)
の損害賠償を支払うことで合意したという。女性が
死亡してから、原因に疑念・不満を持った親族ら多数が
病院に押しかけ、投石するなどの騒ぎがあったという。
(編集担当:如月隼人)

***********************

・・中国初の新型インフルエンザの死者だけは
出したくない!と国家的陰謀に巻き込まれての
女性患者死亡・・というわけではなさそうだな。
本当に「感電死」の様子。
ツイテいなかったね。この方。

それにしてもスゴイのはここ。
さらっと読み飛ばしてしまいそうであるが
>女性が死亡してから、原因に疑念・不満を
>持った親族ら多数が病院に押しかけ、
>投石するなどの騒ぎがあったという。


・・確かに親族には抗議する権利があるだろう
けれども
>親族ら多数
ってナニ?
しかもいきなり「投石」かい。
なんともいやはや。



***********************

正体不明の集団が暴徒化 交通妨げも−新疆ウルムチ
7月6日0時30分配信 サーチナ

 新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で7月5日午後、
正体不明の集団が通行人を襲ったほか乗り物に放火する
騒ぎがあった。さらに同集団はガードレールを破壊
したほか一部の道路で交通の往来を妨げた。
秩序を回復するため警察が出動したという。7月5日付で
中国国営の新華社通信が伝えた。(編集担当:麻田雄二)

***********************

このニュースもねえ。いきなり湧いて出たな。
中国の奥地で何かあっても、俺らには判らんもん普通。
新華社通信も黙っていればバレナイのに
なんで報道するんだろ。
先に欧米のメディアが嗅ぎ付けていたとか?

この記事で気になるのは皆さんと同じ、一箇所だけ。
正体不明の集団が通行人を襲ったほか乗り物に放火

なんだよ「正体不明」って。
宇宙人でも大挙して侵略してきたか?
実際は「ウイグル」人なんだろうけど。
絶対報道されない、我慢できない何かがあって
ついに立ち上がったんだろうけれども。

日経新聞の続報だと、そのウイグル人の
暴動に我慢できなくなったとされる漢民族の
集団もこれまた立ち上がり、暴徒化したらしい。
これまた、なにがなんだか(苦笑)

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2009年07月08日

ちょっとしづかに・・しようよ

「ちょっとしづかに・・しようよ」

最近のちびすけ(ちびがるた)は
日本語操るのが楽しくて仕方がないらしい。

ち「ねえねえ」
俺「ん?」
ち「これなーに?」

でた、必殺の「コレなーに攻撃
彼の追及、飽くなき好奇心は
とどまる所を知らない。
目に付いたものすべてに「コレなーに」だ。

俺「これ?これは「ばあば」が買ってくれた
  プラレール、C−12だろ」
ち「・・・・」

(ちびがるた非常に不満そう。
 しばらくして脳内情報処理終了、突然・・)

ち「ちがーの(ちがうの)!」
俺「?」
ち「こで(れ)は、じょーききかんしゃ」

・・・それもそれも教えてあげたの俺じゃん
貴君と当方の認識の違いじゃん。

どうも自分の想定と少しでも違う答えが
返ってくると我慢ならないらしい。
そんな大人の理屈を、チラとでもこちらが
カマシ出しますと、とたんに・・

ち「ちょっとしづかに・・しようよ」
ち「うるさいからぁ!」

話が理解のキャパを越えると
とたんに「こう」くるのである。
そしてスタートに戻る。

・・どうですか、みなさん!(この辺猪木調)
なんか私、悪いことしました?

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2009年07月07日

クローズZERO

「クローズZERO」

嫁が借りてきたので(最近こればっか・・)
一緒に観劇です。嫁の目的は主人公「小栗旬 」
と、その前にTVドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」
の主人公を演じた「山田孝之」であるらしい。

要は戦いの舞台が・・
戦国ならば大河ドラマ
街中ならばVシネマ
西日本ならば任侠モノ
学校ならばビーバップとかカメレオン
といった、まあそんな類と。
カメレオンとかよりは、多少まじめに作った
校内暴力wモノといえよう。

当初、けっこう馬鹿にして観ていたのだが
自分も、やっぱ「おとこの子」の血が騒ぎ出し
まして最後まで楽しんでしまいました。

いいなあァ、喧嘩不敗の「○○軍団」とか、
足元からの登場とともに、下っ端や
通りがかりの見ず知らずが勝手に
解説してくれる存在。
「おお、あの人こそは伝説の赤い彗星!!」
「うぉぉぉん!!!(意味不明な歓声)」

あらすぢ
不良たちが集まり、最強・最凶の高校として
知られる鈴蘭男子高校。芹沢多摩雄が率いる
“芹沢軍団”を筆頭にいくつもの不良グループが
抗争を繰り広げるこの学校に、1人の転校生が
やって来た。その名は滝谷源治。
不可能と言われる鈴蘭制覇を本気で狙う彼は、
ふとしたことで知り合った鈴蘭OBで矢崎組の
チンピラ・片桐拳と意気投合。片桐の知恵を
借りながら、鈴蘭制覇へと歩を進め始めるのだが……。

************************

クローズって「Close」。
学校がデンジャラス過ぎて関係者以外立ち入り
禁止とかそんな意味合いなのかな、
と勝手に解釈していたところ
嫁さんによれば、「Crows」・・つまり
カラスの集団ってことらしいです。

そんなことも知らないPON、ヤングチャンピオン
だかPONが普段読まない雑誌でマンガ連載していた
ことくらいは知っておりました。
だんだん人気が出てきているってのも。

なにせ原作を読んだことがなかったんで、
忠実な映画化なのかなと思っていたら
この「クローズZERO」。またまたガンダムに
例えるとアムロの活躍に対する「ルウム戦役」
とかその辺の位置づけ。
原作マンガで活躍中のキャラの一世代前の
活躍が描かれる。原作者たっての要望らしい・・
というWiki情報。
ご存知の方には今更ですが。

なるほど、映画の隅の方で、思わせぶりに出てくる
年少三人組がいて、要所要所で、ご丁寧に状況説明を
してくれたり
「今は見ておけ、次に制覇するのは俺たちだ」
なんてホザクものだから、てっきり状況をひっくり返す
布石なのかと思っていたんだけど、大決戦の後、
別の敵に状況がひっくり返されて終了。
じゃあヤツらは一体なんだったの?と思っていたの
だが・・。

年少三人組は、小栗旬世代が卒業だかした後に
鈴蘭男子高校制覇を考える、次期クローズ達。
つまり原作マンガファンへのサービスシーンだった
ようです。

主人公、滝谷源治(小栗旬)の必殺ワザは「とび蹴り
小栗旬が若いせいもあって、あのすらっとした体が
画面で跳ぶ跳ぶ。「とび蹴り」の連発。

とび蹴りのストップモーションって、絵的には
カッコいいけれども、実戦では不向きっぽい。
自爆する可能性が高いから。避けられたら終わりだし。

一方、既に鈴蘭男子高校の半分を配下に収めている
“芹沢軍団”。率いるはケンカ最強、芹沢多摩雄。
演じまするは「世界の中心で愛を叫ぶ」TV版
の主人公を演じた「山田孝之」。

・・山田君。綾瀬はるかちゃんに先立たれて
ここまでヤサグレてしまったんだね。
そりゃああれは可哀想だったけど、その荒れ様は
どうかと思うよ。

チンピラ片桐拳のオヤブン、雨上がりのオカッパ
じゃない方が演じているのかと思ったら違ってました。
マンガチックではありますが、粋な計らい。

それにしても、最後が笑えた。
アンだけ騒いだのに・・
君達(小栗旬&山田孝之)まだ2年生を
全部制覇していなかったの?
(未制圧の生徒の中には、実はケンカ最強ながら
 ノンポリ派もいるらしいのです・・)
鈴蘭制覇の道のりは長いな・・。



監督 : 三池崇史
原作 : 高橋ヒロシ
出演 : 小栗旬 、 やべきょうすけ 、
    黒木メイサ 、 山田孝之 、 岸谷五朗
    高岡蒼甫 、 岸谷吾朗

取り急ぎ、ウチのちびすけには
保育園の「カメ組」制覇だ!
まかせたぜぇ〜 ちびがるた。

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2009年07月06日

エヴァンゲリオン

先日、地上波で「EVA序」やってましたね。

【短評】
映像はきれいだったけど・・
・詰め込みすぎでますます説明不足に。
 パチンコで知ったファンにはよく解からない
 映画になってしまったな、と軽く同情しました。
・ミサトさんの声の「張り」が無くなってた。
・エビチュビールではなくエビスビールに
 変わってた。しっかりと提携したんだろうな。
 おなじくローソンも。
・SDATは結局普及しなかったね。

以下は、その1ヶ月前、映画を観る前に書いた
文であります。

************************

「エヴァンゲリオン」

エヴァンゲリオンねえ。
キングレコードやガイナックスが
さあ、また儲けるぞぅ〜」といった雰囲気。

先日、秋葉原の駅宣伝で、なんか
好き勝手な価格のDVDだのブルーレイだの
販売広告してましたよ。
・・そういやリメイクしてなんか中途半端に
映画化してたよなあ。もうTSUTAYAで
新作オチしていないかなあ。
今度、覚えていたら借りてみようっと。

ええ、ご多分に漏れずPONもスキでした。
当時、映画も両方観に行っちゃいましたし。
例えばいわゆる謎解き本
(磯野家の秘密のような)「エヴァの秘密」
「死海文書の謎」「生命の樹」とか
宗教学、哲学、生命学などの書籍を乱読、
当時、本屋さんでバイトしていたこともあって
駆け出しライターや出版社を
ずいぶん儲けさせたと思います。

学生時代の一人暮らし中、PONよりはるかに
その手のアニメ通だった友人が、急にPON宅を
訪問。
12CH、17:30だったかな、
いきなりテレビつけだしまして・・
何見んの?とPONが聞いたら
「前評判がスゴイアニメがやるんだよ。
 今日第一話、PONも見てみ?」

近くに来たから寄った、というが
録画予約するだけでは飽き足らず
とにかく今すぐテレビで本放送を見たい!
最寄の家がPONだったということらしい。
まあ、自分も当然嫌いではないので
お付き合いしたのだが、彼のそうした
テレビジャックがなかったら、ひょっとしたら
エヴァブームに乗り遅れ、そのままだったかも
しれない

緑と青のコントラストがまぶしい、伊豆みたいな
夏の海岸線にずらっと並ぶ「七四式戦車」。

たしか、夏の夕暮れだった思うけど(違うかな)
野郎ふたり、テレビの画面に釘付けになったのは
覚えている。

・・とかいいながらさ、実は自発的に
次の回を観たのは「アスカ来日」。
いや、確かに面白いとは思ったんだけど
リアルに描かれた、このとっぴな世界観のなかで
ロボットが活躍すんのね、ハイ解かりました
・・と思ったもので。
その代わりエヴァ世界がデフレスパイラルに
急加速する後半は一話も逃さず見たので
最終回近辺ではもう何がなんだか???でした。

当時、深読みファンが散々語ったように
哲学や心理学的意味合いを作品から読み取るなんて
自分には毛頭無くって、単に
ああこの製作者、「風呂敷」広げすぎて逃げたな
と思いました。

当時読み漁った資料のせいで、偏った余計な
知識だけはたまりました。傍目から見たら、
新興宗教にハマったヘンな奴・・と誤解されかねない。
バックグラウンド探しはさすがにもうイイけど、
改めて観るくらいならいいかな。



当時、小学生だったようなヒトのなかには
これから(もしくはもう)ハマっている方
いるのかもしれないね。

そういや、最近のパチスロ攻略誌は
ビジュアル先行で、昔のアニメ誌そのまんま。
どっちがどっちだか全然わからん。



あのころエヴァにハマった世代が
今のパチスロ主力顧客だからなんだろう。
アニメによる自分探しの末路が
結局、ギャンブル
とはなあw

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ただ、何となくですけど
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2009年07月05日

サイレントヒル (映画)

「サイレントヒル (映画)」

ついに観た!サイレントヒル。

学生時代、PONのなかでバイオハザード
ブームが一息ついたときに「バイオより怖い」
とファミ通で絶賛していたもんだから
購入してしまったコナミのアクションゲーム
「サイレントヒル」

あの世界観は圧倒的で新鮮だった。
「血」と「錆」と「闇」と「膿」。
パソコンでこれだけの漢字を羅列した
だけで既に陰鬱になってしまうのに
それが3Dゲームでビジュアル化したん
ですから、その衝撃たるや、あーた。

襲い掛かってくるパペットナースやら
霧の向こうからやってくる小ラドンなんかを
問答無用と「鉄パイプ」で殴り殺す・・その時の
「グニャ」っとした感触が、正にホンモノの
ように手に残っていやすよw

だから人は「銃器」を使いたがるんだな。
殺傷時、己の手に感触が残らないで済むから。

おお、今回はゲームではなく映画です。
るしは氏のブログなどでも、ハズレではないと
賞賛されていたんで、今更ながらではありますが
安心して鑑賞でぃす。

あらすぢ
夢遊病のように歩り、“サイレントヒル”と
つぶやきながらうなされる少女シャロン。
ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に
養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。
サイレントヒルという街が実在することを突き止めた
ローズは、車でシャロンと街へ向かう。そこは
30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった。
山道で事故を起こしたローズが意識を取り戻すと
娘がいない。彼女は娘の姿を求めて、灰の霧に
覆われた街へと足を踏み入れた。

************************

母は強しされど女(含む職業婦人)は弱し
といったところ。

主人公が男性(父)から女性(母)に変更と
なったのは、さもありなん。
あれだけ、迷い込んだ世界が、狂気と
狂気から生まれた暴力しかないとしたら、
主人公側にはせめて「母性(愛)」でも
備わっていないと、狂気に対抗できる武器がない。

原作ゲームの様に、止め処なく武器が手に入り
実質、武力で状況を打開できる(それこそゲーム)
ならイザ知らず、あの圧倒的な狂気と暴力を
前にしたら、一般人はまず助かる見込みはないから。

だいたい最後は
「なんだか解からんが助かった
 ・・げに凄きは母の愛」
と、「愛がすべてを救う」の筋書きでないと
登場キャラは死ぬしかない。
ゲームのように、途切れることなく武器が入手
できて、果敢に抵抗するって描写は難しいし。

一応、ゲームの激戦をくぐってきたPONにとって
女主人公ローズの遭遇した悪夢は、
はっきり言ってヌルい。ヌル杉。

映画でも、サイレントヒル世界に迷い込んだ
シャロンは血とサビと鉄条線とバケモノ群を
さんざん見せつけられるワケだけど、
PONにはなんかお化け屋敷アトラクションの
ように感じられた。怖いかも知れないが
お客が傷つくことは絶対にない!世界。

主人公の目を通してゲームに忠実な陰鬱恐怖世界を
見せるのが目的で、主催者側(シャロン、もしくは
監督・脚本家)には初めからローズを殺す気がない。

あの世界でまったく武器を持たないローズは
本来即死でしょ。だいたい何?あの
「パペットナースとのだるまさんがころんだゴッコ」
俺なんか、ゲーム内で「パペット〜」と
大激闘を繰り広げたというのに。

けで、それじゃああまりにリアリティがない、
恐怖がなさすぎだってんで、代わりにボコボコにされる
人身御供としてシビル巡査が、あのような仕打ちと
相成ってしまった・・という気がする。

なんかさ〜、神だの救いだのを
神ならぬ身が求めちゃあいけないよ。
ましてや「人身御供」なんて最悪。
基本、神は守ってなんかくれません。
祀るものです。
まして自分の意思どおりにに動く「神」など
いるわけもない。

洋の東西を問わず、時代も問わず
情報閉鎖され、集団心理で暴走する
コミューン(田舎)ってコワイなあ。
(ミストにしてもデビルマンにしても
 集団ヒステリーってのが悪)
一番コワイのは「人の心」ということに
落ち着くんだけど。



楽しめたけども二度観するほどではないかな。
自分は。

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2009年07月04日

冬季オリンピック

「冬季オリンピック」

今更ながら「オリンピック」である。
今度は冬季だ。次の冬になるのかな?
どこでやるのかもまったく興味ないけれど。

先日のニュースで、「冬季オリンピック」に
出場が予想される選手たちを一堂に集め
「合宿」を行ったらしい。
すっかり忘れてたが、前回のオリンピックでは
結局「金」がいっこしか取れなかったので
その反省から、夏季オリンピックとくらべて、
一体感の少ないとされる冬季オリンピック選手
にも、団結力をということらしい。
もともと冬季競技は個人技のほうが多いしね。
そういえばガンガングイグイ今井メ口は
もう参加しないのかな。(←いい加減しつこい)

また先日、ある東京の施設のオーロラビジョンで
「東京オリンピックを実現させましょう!」
キャンペーンCMを見た。
CMの登場人物は
「欽ちゃん」「伊達公子」「元ヤクルト古田」

なんか色々大画面で口々に訴えていたけれども
心からオリンピックをやって欲しい・・という
よりは、どうしても「セリフを言わせられている感」
が強く思えたのは、まあ仕方ないか。
それにしてもキャンペーンキャラ選定が「あざとい」
というか、いかにもお役所ウケしそうなメンツ
だよなあと思った。
某「ヒサモト」が選ばれなかったのは良かったけど。

そうそう、オリンピック。
改めて思ったのだが、オリンピックにて行う競技が
どこかの国の発祥、オリジナル競技ってある意味
ずるいよなぁ。柔道なんか、よくあそこまで世界で
プレイされる競技にしたもんだ(ロシアのプーチン
さんなんか黒帯らしーじゃない?)

まあ、マラソン、陸上、水泳なんてのは人類共通
だからして判らんでもないけれど、
別に韓国の方を肩を持つわけではないけれど、
日本が発祥の柔道が公式競技として認められるんなら
わが国のテコンドーも競技に入れろや!という主張も
わかる。

インド発祥のカパディとか、アフリカはギニア発祥の
国技オンドゥルチチカカ(←なにそれ)も入れるべし!
とかならないのかね。



詳しくは知らないけど、例えば野球やソフトボールが
オリンピックによって公式競技に入ったり
入らなかったりと、オリンピックによって競技の
入れ替えはあるようですね。

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2009年07月03日

MS イグルー 1年戦争秘録 第三話

「MS イグルー 1年戦争秘録 第三話」

MS イグルーシリーズ。観ました。
第一弾シリーズのラストはこちら↓

第三話「軌道上に幻影は疾(はし)る」
登場兵器:EMS-10 試作モビルスーツ ヅダ


「MS イグルーシリーズについて」
<Wikiより>
本作で登場する試作兵器はどれも1回または
数回の実戦試験のみで開発が打ち切られ、
パイロットたちの命と引き替えに少なからぬ戦果を
挙げるものの、結局は正式採用されずに
消えていったものばかりである(後世の軍事マニア
ならば「珍兵器」として扱うであろう)。
しかし、それら時代の主流となり得なかった
兵器に携わる男たちは全身全霊をかけて試験に
挑み、そして散っていく。その熱い生き方を
称して監督の今西隆志は、本作のコンセプトを
「挫折するプロジェクトX」と表現している。

あらすぢ
オリヴァー・マイ技術中尉以下、ジオン軍第603技術
試験隊は、試作兵器の実験部隊である。宇宙世紀0079年
衛星軌道上で新型モビルスーツ「ヅダ」の最終試験を
行う第603技術試験隊。ヅダは、連邦軍打倒の切り札
として多大な期待を集めていた。そんなおり、地球上で
連邦軍がオデッサ作戦により反攻を開始。第603技術
試験隊もまた、地上より脱出してくる友軍の救出に
向かうが……。

************************

またこのパターンか、と。
しかしながら監督自ら「挫折するプロジェクトX」
と称し、実験隊(要は珍兵器をまとめて押し付けられる
モルモット隊)を舞台に、組織と戦争の悲哀を
描くことが主題なのだから、仕方ないのだけれど。

・・でも考えてみれば、かのホワイトベース隊も
このヨーツンヘイム隊と同じ運命になっていても
おかしくない、いやむしろなっているハズだった。
だって、軍の上層部からは見捨てられた部隊。
運用は子供達ばっかり。戦力は試作MSが三機だけ。
(しかも途中まで戦力の追加もない)
TV版だと食料補給もママならないくらいの窮状。
でありながら、地球一周しなさいってんだから。
ホワイトベース隊の方が置かれた状況は悲惨。

ソレなのに生き残れたのは、
まあ主人公だったから、というのでは
あんまりに身もフタもないので、
アムロという異能が、スーパーハイスペックMSと
出会えた僥倖によるものと、好意的に解釈して
おきますよ、ここは。

オデッサからの撤退。地上でも宇宙船に載れるのは
オデッサ守備隊の中でもひとにぎり。
やっと乗れた彼らには更なるジゴクが待っていたとは・・。

高機動巡洋艦「ザンジバル」をワザワザ
ランバラル隊から取り上げて、脱出手段を確保していた
マ・クベの野郎がますます嫌いになりました。

地上戦用ザクが、やむなく迎撃に出るシーンがある。
「溺れる」という表現が聞けたのは中々。
ザコの象徴のボールが、シャークマウス仕様
襲い来る。こちらにはちょっとした事情があって
手も足も出ないとなれば、それはそれで怖ろしい。

それにしてもGM小隊・・ムリに追っかける
必要はまったくない。
それを追っかけさせたんだから、ズダにのる
ジャン・リュック・デュバル少佐も挑発が上手いね。
信長の野望レベル。智謀が30台の武将なら
自分が死んだことも気がつかず、ひたすら
追いかけてきそう。

もともと自分の乗っているMSが、
置かれた環境が、もうスクラップ。
少佐も立ち居振る舞いこそ誇りあるジオン軍人
であるが、その実、ナリフリかまう余裕がない。
戦いに利用できそうなものは何でも使うといった
ところ。たとえそれが口だろうとなんだろうと。

ジム小隊の連中も、新しいおもちゃを与えられて
興奮気味なところに、軍人の悪い癖である
子供じみたライバル意識が加わり、暴走したのかも
知れないけれど。

旧ソ連のMig25だかも、アフターバーナーを
10秒以上噴射したら、エンジンがバクハツするとか
いうアブナイ話を聞いたことがあるけれども、
リミッター(安全装置)設定くらいないのか?
連邦のMSパイロットは基本的に初心者の
集団なワケで、それくらいの安全装置でも無いと。

潜水艦にも「安全深度」が設定されているが、
戦況によってはヤバクなること承知で限界以上に
チャレンジしなければならない事態も想定される・・
イザという時「危ないから」という理由で
機体が勝手な動きをされたら、勝てる戦も勝てなくなる。
兵器には民間機のように「リミッター」という
概念そのものがないのかもしれないなあ。

使う時は、死と裏腹、常に自己責任で・・てか。

にしても、マヌケだよ。GM小隊。

GM接近!!
「敵(連邦)の増援です!!」
「なんだと!?」
アタマと手と足があります!

(ほぼ全部やん・・藁)



ジャン・リュック・デュバル少佐(声優:土師孝也)

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ザクって・・
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2009年07月02日

MS イグルー 1年戦争秘録 第二話

「MS イグルー 1年戦争秘録 第二話」

REALLIFE様のブログで拝見し
いつか観てやると心に誓っていた
MS イグルーシリーズ。観てます。
今回は順当にこちら↓

第二話「遠吠えは落日に染まった」
登場兵器:YMT-05 試作モビルタンク ヒルドルブ


あらすぢ
第603技術試験隊は地球侵攻作戦さなか2年前に
不採用となった試作モビルタンク「ヒルドルブ」を
地球に降下し地上で評価試験する新たな指令を受ける。
ヒルドルブに乗り込むのは、戦車兵の
デメジエール・ソンネン少佐。マイ技術中尉と
キャディラック特務大尉はヒルドルブを搭載した
コムサイに搭乗し、地球へと降下する。しかし、
降下途中にコムサイは連邦軍の攻撃を受けてしまい、
ヒルドルブと連邦軍の間で交戦が始まってしまう。
そしてソンネン少佐の目の前に現れた敵は、
皮肉にも……。アリゾナの荒野で時代に取り残された
モビルタンクの戦いの幕が切って落とされた。

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あーなんといったら良いのだろう・・。
なんかすごいな、と。
モビルタンクですよ。モビルタンク。
戦車とモビルスーツの「合いの子」
いわゆるひとつの機動戦車。
セイラさんのいうところの「鬼子」かも。

戦車としておとなしくしていればいいのに
わざわざ変形してMSになっちゃう。
それだけの工業力があるなら、普通のMSつくれ!
とか、変形しないフツーの戦車を一台でも多く
作りなさいよとか、俺なんか思うのだが。
兵器は中途半端がいちばんイクナイのですよ。
万能は無能」ってヤツね。

ジオン軍部も開戦前はMSの有効性
(ザクがあそこまで活躍できるなんて・・)が
いまいち信じられなかったので、MSが歴史上の
「珍兵器」になってしまった時の保険として、
普通の兵器の延長上にある、カクジツに動く兵器を
作っておきたかったのかも知れない。

たしかに、もしザクが当初の予想を裏切り
ジオンが負け続きだったりしたら、
オモチャのような人型ロボットをアンだけ
大量生産してしまったギレン総帥
って、
宇宙中の笑いものになったろうな。

ってなわけで戦場の急場シノギ兵器たる「ザクタンク」
ではなく、最初から兵器として作られた「タンク」
兵器ってのもジオンにも存在してたんだ。

ザク不要論が根強くあったんだろね。
アタマのコチコチな軍人ってヤツは
いつの世にも、そうはなくなりません。

「そりゃあ、ヒコーキ万能時代なのは
 真珠湾攻撃の成功を見ても判ってんよ。
 わかってんだけど、やっぱフツーの
 戦艦も持っておきたいじゃん・・
 海軍軍人の情として」
そういって、飛行機をつくれる国力を巨大戦艦に
振り分けて悦に入る。

そういや、ガンダムF91では戦争博物館に
展示されていた、骨董品の「モビルタンク」が
急に攻め込まれた田舎コロニーの貴重な抵抗力
として活躍してた気がする。

でもあれは色合いが「連邦軍」っぽいからな。
ガンダンクのご先祖様か、V作戦不肖の息子か。
ジオンで言うなら、0087に出てきたザメルの
ご先祖様かも。

それにしても連邦の鹵獲ザク小隊(4機だっけ?)
相手にあの壮絶な戦いぶりはみもの。
戦争なんて、自分の身を守りながら一人(一機)
以上撃破できれば、それはもうスゴイ事なのに違いない。
アムロが異常過ぎる事の再確認と
劇中では実体弾だけで戦っていたので、
ガンダム類の持つビーム兵器の脅威を実感できました。
(ビーム類って戦場でいきなり懐中電灯を
 突きつけられるようなモンでしょう?
 光が自分に当たった時にはもう死んでるわけで・・)

少佐と中佐のご冥福をお祈りします。



デメジエール・ソンネン少佐(声優:天田益男)
フェデリコ・ツァリアーノ地球連邦軍中佐(声優:中田譲治)

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2009年07月01日

MS イグルー 1年戦争秘録 第一話

「MS イグルー 1年戦争秘録 第一話」

ついに借りてまいりましたッ!
まっこと遅まきながら。

今まで敬遠していたというのも・・
・あまりにガンダム兵器開発史にそぐわない
 珍兵器を連発しすぎ
・CGによるキャラの演技がどうにも違和感
・折角借りても30分(実質25〜6分)じゃなあ・・
という勝手な理由からであります。
しかしながら、食わず嫌いもなんなんで
このたび勝手に解禁した次第。

機動戦士ガンダム MS IGLOO - 1年戦争秘録

ジオン公国軍の第603技術試験隊を舞台に、
毎回登場するジオンの試作兵器の試験を描く。
バンダイの川口克己のサイトでの解説によれば
タイトルである『MS IGLOO』のIGLOOとは
アラスカ原住民が住居とする氷のドーム型建造物
が語源で、その形状から転じて戦場で軍事物資を
集積するための土饅頭を指す軍事用語としても
使われており、ジオン軍の秘密兵器群をイメージ
させる語としてタイトルとして使われたとのこと。

<Wikiより>

第一話「大蛇はルウムに消えた」
登場兵器:QCX-76A 試作艦隊決戦砲 ヨルムンガンド
アレクサンドロ・ヘンメ大尉(声優:宝亀克寿)

「人類史上 決戦ノ舞台 宇宙ノ試シ無シ。
 マシテ艦隊決戦ノ試シ無シ。
 諸君歴史ヲ産ムベシ」


あらすぢ
ジオン公国軍艦隊と地球連邦軍艦隊は、ルウム宙域で
まさに決戦のときを迎えようとしていた。後方の試験
支援艦ヨーツンヘイムには第603技術試験隊が座乗、
ヨルムンガンドと名づけられた大蛇のごとき試作艦隊
決戦砲を実戦運用する待機をしていた。これこそ、
艦隊戦の決め手と信じ、砲手は狙いを定める。
だが発射直前、シャア・アズナブル中尉の赤いザクが、
冷厳なる事実を突きつけた・・・。歴史に葬られた
「ルウム戦役」の真実が、今明らかになる・・・。

************************

残念ながら最後までCGキャラの演技に対して
違和感をぬぐいきれなかった。

それにしてもジオン上層部も厭らしい連中だのう。
期待させるそぶりだけはしておきながら。
あの様な仕打ち。
とりあえず、大会戦の直前なんで
戦力になりそうな可能性さえあるならば
言葉=「激励」なんかで済むのなら安いもんよ
ってなトコですか。

「QCX-76A 試作艦隊決戦砲 ヨルムンガンド」
今度の「ギレンの野望」では、当然出てきますよね。
>バンダイ様

これ開発しないと、ギレン総帥肝いりの最終兵器
「ソーラレイ」の開発に結びつかない・・ということに
すれば、嫌でも開発に予算や資源を振り分けますよ。
プレイヤーは。
そしてコレが、Zガンダムで唐突に現れた、
百式のメガバズーカランチャーに繋がるわけです。
ホントか?俺、今ガンダム世界の神話を
作ってしまったかッ?!

だいたい、兵器の世界の「一撃必殺」とか
「決戦兵器」
ってのは、あてにならないというのが
相場のようで。

はっとした描写としては、冒頭にいきなり襲い来る
連邦軍のサラミス級巡洋艦。
は、はえー。弾よけてるョ。
船体中に装備されている「アポジモーター」を
駆使して機動しまくること。
「ヒョイっ、ヒョイっ」ってな具合である。

確かに宇宙なんで、中の人の事を考えなければ
機動に大きさは関係ないのかもしれないけれど。

なんか、宇宙船って「宇宙戦艦ヤマト」以来
重々しいものと思っていたんだけれど、
考えてみれば、宇宙ではどんな重装甲にしても
ほんの小さなゴミが超音速で飛んできたりしたら
もうそれだけで一撃なわけで。
人と機械が乗れるだけの強度が確保できれば
必要以上に装甲を厚くせず、その分ちょっとでも
燃料積んでおいたほうが、生き残りやすいのかも。



ほぼ、ネタバレになってしまいますが
勘弁してつかーさい。
要は、「大艦巨砲主義VS航空主義」
「水雷屋VS航空兵」のお話。
なるほど〜、MSが戦争の主力になるわ。

赤い彗星が嫌味なくらい紳士的。
ホント嫌な奴だな。彼。

ザクのモノアイって「点滅」して
モールス信号、送れるんだねぇ。

俺も覚えておこうかな
「モールス信号」
何かの折に必要でしょ?あれ。



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