REALLIFE様のブログで拝見し
いつか観てやると心に誓っていた
MS イグルーシリーズ。観てます。
今回は順当にこちら↓
第二話「遠吠えは落日に染まった」
登場兵器:YMT-05 試作モビルタンク ヒルドルブ
<あらすぢ>
第603技術試験隊は地球侵攻作戦さなか2年前に
不採用となった試作モビルタンク「ヒルドルブ」を
地球に降下し地上で評価試験する新たな指令を受ける。
ヒルドルブに乗り込むのは、戦車兵の
デメジエール・ソンネン少佐。マイ技術中尉と
キャディラック特務大尉はヒルドルブを搭載した
コムサイに搭乗し、地球へと降下する。しかし、
降下途中にコムサイは連邦軍の攻撃を受けてしまい、
ヒルドルブと連邦軍の間で交戦が始まってしまう。
そしてソンネン少佐の目の前に現れた敵は、
皮肉にも……。アリゾナの荒野で時代に取り残された
モビルタンクの戦いの幕が切って落とされた。
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あーなんといったら良いのだろう・・。
なんかすごいな、と。
モビルタンクですよ。モビルタンク。
戦車とモビルスーツの「合いの子」
いわゆるひとつの機動戦車。
セイラさんのいうところの「鬼子」かも。
戦車としておとなしくしていればいいのに
わざわざ変形してMSになっちゃう。
それだけの工業力があるなら、普通のMSつくれ!
とか、変形しないフツーの戦車を一台でも多く
作りなさいよとか、俺なんか思うのだが。
兵器は中途半端がいちばんイクナイのですよ。
「万能は無能」ってヤツね。
ジオン軍部も開戦前はMSの有効性
(ザクがあそこまで活躍できるなんて・・)が
いまいち信じられなかったので、MSが歴史上の
「珍兵器」になってしまった時の保険として、
普通の兵器の延長上にある、カクジツに動く兵器を
作っておきたかったのかも知れない。
たしかに、もしザクが当初の予想を裏切り
ジオンが負け続きだったりしたら、
オモチャのような人型ロボットをアンだけ
大量生産してしまったギレン総帥って、
宇宙中の笑いものになったろうな。
ってなわけで戦場の急場シノギ兵器たる「ザクタンク」
ではなく、最初から兵器として作られた「タンク」
兵器ってのもジオンにも存在してたんだ。
ザク不要論が根強くあったんだろね。
アタマのコチコチな軍人ってヤツは
いつの世にも、そうはなくなりません。
「そりゃあ、ヒコーキ万能時代なのは
真珠湾攻撃の成功を見ても判ってんよ。
わかってんだけど、やっぱフツーの
戦艦も持っておきたいじゃん・・
海軍軍人の情として」
そういって、飛行機をつくれる国力を巨大戦艦に
振り分けて悦に入る。
そういや、ガンダムF91では戦争博物館に
展示されていた、骨董品の「モビルタンク」が
急に攻め込まれた田舎コロニーの貴重な抵抗力
として活躍してた気がする。
でもあれは色合いが「連邦軍」っぽいからな。
ガンダンクのご先祖様か、V作戦不肖の息子か。
ジオンで言うなら、0087に出てきたザメルの
ご先祖様かも。
それにしても連邦の鹵獲ザク小隊(4機だっけ?)
相手にあの壮絶な戦いぶりはみもの。
戦争なんて、自分の身を守りながら一人(一機)
以上撃破できれば、それはもうスゴイ事なのに違いない。
アムロが異常過ぎる事の再確認と
劇中では実体弾だけで戦っていたので、
ガンダム類の持つビーム兵器の脅威を実感できました。
(ビーム類って戦場でいきなり懐中電灯を
突きつけられるようなモンでしょう?
光が自分に当たった時にはもう死んでるわけで・・)
少佐と中佐のご冥福をお祈りします。
デメジエール・ソンネン少佐(声優:天田益男)
フェデリコ・ツァリアーノ地球連邦軍中佐(声優:中田譲治)
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