2009年07月07日

クローズZERO

「クローズZERO」

嫁が借りてきたので(最近こればっか・・)
一緒に観劇です。嫁の目的は主人公「小栗旬 」
と、その前にTVドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」
の主人公を演じた「山田孝之」であるらしい。

要は戦いの舞台が・・
戦国ならば大河ドラマ
街中ならばVシネマ
西日本ならば任侠モノ
学校ならばビーバップとかカメレオン
といった、まあそんな類と。
カメレオンとかよりは、多少まじめに作った
校内暴力wモノといえよう。

当初、けっこう馬鹿にして観ていたのだが
自分も、やっぱ「おとこの子」の血が騒ぎ出し
まして最後まで楽しんでしまいました。

いいなあァ、喧嘩不敗の「○○軍団」とか、
足元からの登場とともに、下っ端や
通りがかりの見ず知らずが勝手に
解説してくれる存在。
「おお、あの人こそは伝説の赤い彗星!!」
「うぉぉぉん!!!(意味不明な歓声)」

あらすぢ
不良たちが集まり、最強・最凶の高校として
知られる鈴蘭男子高校。芹沢多摩雄が率いる
“芹沢軍団”を筆頭にいくつもの不良グループが
抗争を繰り広げるこの学校に、1人の転校生が
やって来た。その名は滝谷源治。
不可能と言われる鈴蘭制覇を本気で狙う彼は、
ふとしたことで知り合った鈴蘭OBで矢崎組の
チンピラ・片桐拳と意気投合。片桐の知恵を
借りながら、鈴蘭制覇へと歩を進め始めるのだが……。

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クローズって「Close」。
学校がデンジャラス過ぎて関係者以外立ち入り
禁止とかそんな意味合いなのかな、
と勝手に解釈していたところ
嫁さんによれば、「Crows」・・つまり
カラスの集団ってことらしいです。

そんなことも知らないPON、ヤングチャンピオン
だかPONが普段読まない雑誌でマンガ連載していた
ことくらいは知っておりました。
だんだん人気が出てきているってのも。

なにせ原作を読んだことがなかったんで、
忠実な映画化なのかなと思っていたら
この「クローズZERO」。またまたガンダムに
例えるとアムロの活躍に対する「ルウム戦役」
とかその辺の位置づけ。
原作マンガで活躍中のキャラの一世代前の
活躍が描かれる。原作者たっての要望らしい・・
というWiki情報。
ご存知の方には今更ですが。

なるほど、映画の隅の方で、思わせぶりに出てくる
年少三人組がいて、要所要所で、ご丁寧に状況説明を
してくれたり
「今は見ておけ、次に制覇するのは俺たちだ」
なんてホザクものだから、てっきり状況をひっくり返す
布石なのかと思っていたんだけど、大決戦の後、
別の敵に状況がひっくり返されて終了。
じゃあヤツらは一体なんだったの?と思っていたの
だが・・。

年少三人組は、小栗旬世代が卒業だかした後に
鈴蘭男子高校制覇を考える、次期クローズ達。
つまり原作マンガファンへのサービスシーンだった
ようです。

主人公、滝谷源治(小栗旬)の必殺ワザは「とび蹴り
小栗旬が若いせいもあって、あのすらっとした体が
画面で跳ぶ跳ぶ。「とび蹴り」の連発。

とび蹴りのストップモーションって、絵的には
カッコいいけれども、実戦では不向きっぽい。
自爆する可能性が高いから。避けられたら終わりだし。

一方、既に鈴蘭男子高校の半分を配下に収めている
“芹沢軍団”。率いるはケンカ最強、芹沢多摩雄。
演じまするは「世界の中心で愛を叫ぶ」TV版
の主人公を演じた「山田孝之」。

・・山田君。綾瀬はるかちゃんに先立たれて
ここまでヤサグレてしまったんだね。
そりゃああれは可哀想だったけど、その荒れ様は
どうかと思うよ。

チンピラ片桐拳のオヤブン、雨上がりのオカッパ
じゃない方が演じているのかと思ったら違ってました。
マンガチックではありますが、粋な計らい。

それにしても、最後が笑えた。
アンだけ騒いだのに・・
君達(小栗旬&山田孝之)まだ2年生を
全部制覇していなかったの?
(未制圧の生徒の中には、実はケンカ最強ながら
 ノンポリ派もいるらしいのです・・)
鈴蘭制覇の道のりは長いな・・。



監督 : 三池崇史
原作 : 高橋ヒロシ
出演 : 小栗旬 、 やべきょうすけ 、
    黒木メイサ 、 山田孝之 、 岸谷五朗
    高岡蒼甫 、 岸谷吾朗

取り急ぎ、ウチのちびすけには
保育園の「カメ組」制覇だ!
まかせたぜぇ〜 ちびがるた。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする