2009年07月26日

となりのトトロ

「となりのトトロ」

近所の市立図書館でちびすけ用に
嫁さんがレンタルしてきてくれました。
1回2週間までOKで、二回目ってことは
1ヶ月近くもレンタル。しかも無料。
ビバ。市立図書館。

あらすぢ
いまさら書くまでもないか。

ちびすけは、このビデオを観まくったおかげで
「まっくろくろすけ」を怖がり
外が大風だと「ねこバス」の存在を親に伝え
まだまだ拙いけれども
となりのトトロ」←ED歌
さんぽ」    ←OP歌
おかあさん」  ←挿入歌
を口ずさむようになりました。
PONもお気に入りのインストゥルメンタル
「風の通り道」まで鼻歌する始末。

映像+音のメディア効果って凄い。

トトロには物語を引っ掻き回す存在、妹のメイ
(推定4歳)という子が出てきますが、
驚かされたのは、うちのちびすけがメイのことを
「おねえたん」と呼称したこと。
2歳半のちびすけからすれば、そりゃあ確かに
「おねえさん」だよな。

最初、サツキのことを話しているのだと
思って適当に話を合わせていたら、
最後にはちびすけに怒られてしまいましたw

そうだよな。
「あなたはだあれ?まっくろくろすけ?」
って初めにトトロに話しかけたのは、サツキ
じゃなくてメイでした。
ちびすけスマン。適当なオヤジで。

その、メイとトトロとの第一種接近遭遇シーンが
えらくお気に入りのちびすけは、オヤジが
寝転んで本を読んでいると、ダッシュしてきて
腹に飛び乗り、そのシーンを真似するのです。
幼児とはいえ、10キロ以上の物体が
いきなり腹に乗ってくる、その衝撃を想像して
みてくださいよ。
キツイから。コシにキますから。かなり。

ジブリ作品としては、最初からお子様向けであり
当時のPONは劇場観劇をパスして、レンタルで
済ました記憶があります。
物語としては、今も昔もまあそんなモンだろうと
いう評価は変わりませんけど、ちびすけに付き合って
こう何度も観劇してますと、やはり「さすが宮崎監督」
思わされます。

特に、父親になってから観劇したPONが思うのは
糸井重里が演じるサツキとメイの「お父さん」の
対応の妙。

子供たちが、ヘンなもの(まっくろくろすけやら
トトロやら)を見つけるたびに、父親に報告すると
この父親は、否定もせず、怖がらせることもなく
ありのまま受け入れるのです。

「お父さん!この家、ヘンなのがいるよ〜!」
「へーそりゃ凄い、子供のころからお化け屋敷に
 住むのが、お父さんの夢だったんだ!

・・そんな返し方できないよ。普通。
そう返答されたら、子供たちは安心して冒険する
ことができる。なんといっても父親公認なんだから。

「今日中に引越し済ませたいんだから、馬鹿なこと
 言ってないで、はやく自分のものくらいは
 片付けなさい!」
ってくらいは言ってしまうって。最近の親ならば。

トトロからもらった木の実を播いた二人。
「ねえ、お父さんいつになったら芽が出るかな?」
その問いに対して、
「さあ、知らないなあ」とか
「早く寝なさい」とか
「そのうち生えるでしょ」とか
夢のない対応をしがちだけれど
このお父さん、
「うーん、トトロなら判るかもしれないね
凄いよ。彼。

凄いといえば、最後まで名前がわからん
管理人のばあさん(カンタの祖母)の顔。
あのギョロ目は典型的な宮崎作品の老人
きっと親戚には湯婆婆(ゆばーば)がいるよ。
最初は味方ヅラしつつ、そのうち悪さをすると
PONなんかにらんでいるのだが、今のところ
何度観ても悪さする気配がないのが少々残念。

悪たれ坊主「カンタ」が、美人のサツキに
いぢわるをするのを見た婆さん、孫を怒鳴り
散らした時の顔に、悪者の片鱗が少しだけ
うかがえる。

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする