2009年08月02日

「国境の南、太陽の西」村上春樹

「国境の南、太陽の西」村上春樹

嫁が薦めるので読んでみました。
エルサレム賞受賞記念ってことで。
(1Q84ベストセラー記念でもOK)

あらすぢ
今の僕という存在に何らかの意味を見いだそうと
するなら、僕は力の及ぶかぎりその作業を続けて
いかなくてはならないだろう―たぶん。
「ジャズを流す上品なバー」を経営する、絵に
描いたように幸せな僕の前にかつて好きだった
女性が現われて―。日常に潜む不安をみずみずしく
描く話題作。
内容(「BOOK」データベースより)

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>日常に潜む不安をみずみずしく描く
まあ、そういう話。
平凡な毎日(=幸せ)といえる生活を送っている
主人公が、エキセントリックな昔の想い人に
振り回される・・筋だけ書くならばね。

はじめ、「国境の南、太陽の西」っていうから、
太陽=日本であるから、日本の西
国境=対馬海峡、つまり朝鮮半島の南ってことで
九州」のこと?とか深読みしたんですが
まったく意味がありませんでした。
(正解は小説内にさらっと記述があった気もしますが
 忘れてしまいました。知りたい人は読んでください)

「村上春樹」にしても「村上龍」にしても、あるいは
「辻仁成」にしても、この手の小説家の作品は
筋を追っかけるのはヤボというか、あんまり意味がなく
場面の空気の積み重ね、行間を楽しむモノなんだろう。

【ヒステリア・シベリアナ(シベリア・ヒステリー)】

作品中に唐突に出てくる用語。シベリアの農民が、四方
八方、地平線を見渡せる広大な農地を、毎日毎日耕して
いる「永遠」。うんざりするほど同じことの繰りかえし。
その「永遠」という名の日常に耐え切れず、. ある日
突然、その農民達が夕日の沈む方角へと歩きだし、死ぬ
まで歩き続けるという神経症。

・・なのだそう。その出典や根拠は不明。

「音楽の海岸」とかもそうだけれども、いわくありげな
オトナのサブカル的豆知識、音楽や、酒(カクテル)関係、
芸術、ドラッグ&セックス・・といった「ウンチク」が
結構GETできて、オトクな気になれます。
なれますが、ちょっと気になったんで
「ヒステリア・シベリアナ」・・ネットを叩いてみました。

Q:村上春樹「国境の南〜」に出てくる
  ヒステリア・シベリアナはフィクションですか?


答えが秀逸

「春樹さんは真顔で虚構を書くので
 真実かはわかりません。」


そうだったですか・・。
ミもフタもありませんねぇ。



面白い、つまんないとかではなくって
春樹流の「空気」を感じたい方に。

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ハルキの本を読んでいるつもりが・・
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする