嫁と付き合っていた頃、池袋の映画館で観た。
夏の暑い時のことだ(その時はPONの親友を
紹介したので、3人で観たんだっけな)
言うまでも無くPONと嫁では観たがる映画の
シュミが真逆。
しかしながら、こういったいかにも
「ハリウッド」な映画を観たがるPONに
嫁が黙って付き合ってくれるくらい、
当時の二人は、まだまだ自分の主張よりも
相手のシュミを尊重する恋人関係だったんだなあと
思う。シミジミ。
今のようにお互い言いたい放題の夫婦ではない。
(それはそれでイイのだけど)
まあ、そんなコトはどうでもいいです。
先日、実家に帰ったらオヤジが録画してあった
地上波放送ビデオを発見したんで
改めてひとりで鑑賞しました。
嫁は途中で寝てしまったんで。
<あらすぢ>
ボストンで、心臓ペースメーカーをつけた32人が
同時刻に死亡した。ロンドンでは鳩が方向感覚を失い、
宇宙では、大気圏突入直前のスペースシャトルが
突然制御不能となる。大学教授、ジョシュ・キーズ
(アーロン・エッカート)は、この原因が地球の
核(コア)の回転異常にあると突きとめた。
このままでは、地球は1年で消滅する。残された道は、
核爆発の衝撃で再びコアを回転させること。こうして、
前人未到の地下1800マイルへの潜行任務が、6人の
エキスパートに託された。
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まあ、どかーーん、キャー、なんで
出発!ひとり脱落、ふたり脱落、
最後まであきらめるな!んで真相は・・
という、見事なまでにハリウッド。
でもスキですよ。こういうSF。
安心して観ていられますし。
<地中探査船バージル 搭乗メムバー>
・ベテラン船長
→冒険であるから死は突然やってくるものですが
脱落するのあまりに早くない?
・キャリア志向の女操縦士
→エイリアン1作目で主人公リプリーも
検疫上から、妙なものは船内に持ち込ませない
という原則に従い、仲間をロックアウトして
悪者扱いされていました。
(脚本の意向で未遂に終わりましたがw)
彼女も主人公の親友を見殺しにしました。
まあ仕方ないやね。後味悪いけれど。
・「生き残り」係の主人公博士
→最後に生き残るから、最初に死にそうな目
にあわせておく。主人公だけヒドイ目に
あってないじゃん!と観客に言わせぬため
ストーリー展開のお約束。
・主人公の親友博士
→こういう映画で「家族の写真」を
見せたヤツは・・まあ、ね。
ご想像の通り死亡フラグが立ちますから!
・政府のお抱え博士
→実は・・
彼のキャラとその最期。結構スキです。
ちょっと政治志向の目立ちたがり屋だったけど
本質的には、地球のことを考えている
マジメな科学者だった。
・地中探査船バージル設計者
→ローレライのギバちゃんと
やっている事がカブりました。
<地上側>
・計画推進高級軍人(実は・・)
・船との交信を引き受ける通信士
→ともすれば、送り出したメンバーのことを
忘れ、すぐ勝手な事をしでかす地上側に
対するバージル乗組員の代弁者。
・世界最強のハッカー
→いーね、こういうヒト。
味方だとなんとも心強い。
・地中探査船バージル
→地底探検船といえば、古くはTBの
ジェットモグラをはじめ、ドラえもん
(だけでなくドラミも)地底探検車を持ってました。
地球防衛軍のマグマライザーとかペルシダー号
おお、極地探検船ポーラボーラってのもあったな。
いつもなら、アホ映画の重箱の隅をツツキまくる
当ブログでございますが。細かい理屈を言えば
そらもーイロイロあるんでしょうが、
地中なんてまだ誰も行った事ないわけだし
科学啓蒙映画ではないので、まあいいですよ。
楽しめました。
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
配給 : ギャガ=ヒューマックス
上映時間 : 134分
監督 : ジョン・アミエル
出演 : アーロン・エッカート
ヒラリー・スワンク
ブルース・グリーンウッド
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