資生堂も金持ってんなあ。
これだけでSMAPしのげるんじゃないか?
左から
「三浦春馬」「直江兼継」「石田三成」「えーた」
PONも嫁さんの影響でこの4名くらいは
存じております。しかしながら語れる話となると
やはり「戦国」になってしまいますのでw
「直江兼継」(妻夫木 聡)
「石田三成」(小栗 旬)
いよいよ、ドラマも佳境。有名な「直江書状」も
出てくる様子。いまから楽しみで有りますが。
今日は、石田三成が関ヶ原で使ったとされる旗印につきまして。
「大一大万大吉」
(だいいちだいまんだいきち)と読むらしいです。
これ、石田三成が関ヶ原の戦いで旗印とした文句。
武田信玄でいえば「風林火山」です。
大とは天下を意味し、天下のもとで一人が万民のために
万民が一人のために・・・という世の中になれば
すべての人が吉となり、太平の世が訪れる(引用)
まるでケネディーや、ちょっと意味合いが
異なるやも知れませんが、リンカーンの名演説のようですの。
ケネディー
「国が君に何をやってくれるかではなく、
君が国に何をやってあげれるかを求めよ」
エイブラハム・リンカーン
「人民の人民による人民のための政治」
ドラマでは石田三成が、さんざん
「いくさで民が苦しむ世に後戻りさせたくない、
そのために太閤(秀吉)にお仕えしている」と
発言していたけど、作者は、この旗印から
そういう意図を汲んでキャラにしたんだろう。
一方、隆慶一郎先生だったか、司馬遼太郎だったか
作品の中で、この三成の旗印のことを
「大変欲張りな旗印」と表現していたんで
PONには??だったんだけども
大一大万大吉の六字紋は、一を「かつ(勝)」と
読み、万「よろず」を万年の繁栄、
吉を縁起のよい文字として、さらにこれに「大」を
冠して幸運を願う紋(引用)
なるほど。これは欲張りかも。どう読み解くかは
ともかく「古くは鎌倉時代の武将の石田為久
(木曾義仲を射落とした人物として知られる)が
用いていた」とあるので、同じ石田姓にあやかって
持ってきたんでしょうね。
「群雲、関ヶ原へ」(岳宏一郎)という
戦国(関ヶ原)フリークには是非お読みいただきたい
小説があります。司馬作品などにありがちな
作者の「思い入れ」などはあまりなく
細かい武将のエピソードが時系列で並べてあり
すべては関ヶ原に集約されてゆきます。
あれを読めばまあ関ヶ原についてはバッチリかと。
そんで「群雲、関ヶ原へ」。
関ヶ原で、ヤツの裏切り後、劣勢になる西軍。
主力の宇喜多軍に徳川勢が殺到してきます
さすがの青年武将「宇喜多秀家」も気弱になりますが
「まだだ、まだ倒れるわけにはいかない。
となりの「大一大万大吉」の旗がはためいている限り
ゴーガンな奴より先に倒れるわけにはいかんのだ」
と踏ん張るシーンがありまして・・
一瞬、石田三成ヤフー!と勘違いできますw
他にも、石田三成を眼の敵にしてきた
「黒田長政」でしたが、彼を嫌っていた
自分に実は人を見る目が無かったのでは?と
戦いの中で彼を見直すシーンも有ります。
彼が思っていたとおり、三成が、単に
秀吉の威を借るイヤーな小役人だったとしたら
石田家中の面々がここまで
彼のために喜んで死ぬだろうか??と。
ま、とにかくご一読ください。
こんなお話も・・
・・そんで最大のライバル「徳川家康」ですが
彼の旗印には
「厭離穢土欣求浄土」
(おんりえどごんぐじようど)
【 厭離 穢土】の意味 国語辞典 - goo辞書
【えんり-えど ▼ 厭離 ▼ 穢土】の意味は?
けがれた現世を嫌って離れること。おんりえど。
欣求浄土 (ごんぐじようど)
簡単に申しますと、
汚れた現世を嫌って浄土を求めましょうよ・・
転じて
「ここで引いたら地獄、進めば天国」
ってことですか。
そもそもは、家康が三河一国の維持にも苦心していたころ
一向一揆との戦いの中で使い出したとされているようで。
狂信者には狂信をもって対抗するって事かもしれませんが。
「いけー!骨ぐらいは拾ってやるぞぅ」
どのみち、突撃するしかないにしても
「厭離穢土欣求浄土」で死ぬのはなあ。
厭離な穢土を少しでもよくするのが
君の仕事でしょうよ。所詮、三成、兼継とは
水と油だったのかもしれません。
(でも、もし三成が勝っていたら、結局は秀吉のように
変質してしまって単なる独裁者になっていたりして。
「義」のためには何でもアリな政権
それもちょっと考えてしまうな)
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