生業にしていたことは以前ふれましたが。
情報産業にいない方は、世の中には頭のいい人たちが
たくさんいて、つねに自己の責任に忠実に
仕事をこなしているので、便利な世の中
(銀行側の都合で勝手に合併してもユーザーは
気にせずそのままATMを使用出来たり
SUICAシステム、街中でゲームができたり、
携帯のアプリ、ネットでの売買システムなどなど・・)
が享受できるのだと思っていたりしませんか?
確かに、そういった面も有ります。
PONも業界にて、イチを知ればすぐ十に結びつく
とんでもない頭の持ち主や、超人的な業務量を
もくもくとこなし続けるSEなどに何度も遭遇しました。
ああいう人が要所要所で社会を支えているんだと
ホントに思います。
でもですよ、そういった人間はごく一部。
残念ながらPONに代表されますように、
情報産業に関与している(いた)人間、すべてが
極上の頭を持っているわけでは有りません。
ひと言で言えば、結構イイカゲンなんです。
情報(IT)システムってヤツは。
結局、大多数は凡人が行うことですからね。
ネタは2CHかどこかの画像掲示板から。
たいへん面白かったので無断転載。
「理想と現実」
あるプログラムの開発現場ここではブランコに例えております。
開発のフロー(流れ)は左上から右へでしょうね。
「顧客が説明した要件」
・・こういうのが欲しいよ!とスポンサー(顧客)の声が
様々な人間が関与するうちにドンドン変質してゆく様が
うまく表現されていると思いますw
個人的には、自分がかつてPGであっただけに
全然ダメな「プログラマのコード」に哀愁を感じ
(現場にはブランコを作りたいのだという顧
客の意向すら伝わっていない事がうかがい知れる)
また、自分は情報系の営業では有りませんが
現営業として「営業の表現、約束」に苦笑せざるを
得ません。これはスポンサーに対する「おもねり」と
「どうせ自分が苦労するわけではないのだから・・」
という営業のダークサイドが如実に現れています。
ひと言で言うなら、「口八丁手八丁のその場しのぎ」
顧客が三段ブランコを要求しているのに
細い枝にソファーぶら下げてどうするよww
ご丁寧に後光まで背負わせて。
「プロジェクトの書類」が
木すらない平野であるのは説明が要りますか?
つまり開発現場は完成させることで精一杯。
ISOのよい子ちゃんが要求するような
ドキュメントは一切残さず(残せず)って事。
プロジェクトが終了したら解散。
要員は次の職場に転進するため
多くは二度と戻ってきません。
とりあえず動くようように「でっち上げた」
このブランコシステム。
顧客が再改造やバージョンアップを望んだ時
改めて召還された、別の開発要員達は
めちゃめちゃ苦労する事になるでしょうねぇ。
だって資料はないし、開発者もいないし、で。
気の毒に。
んで「実装された運用」
まあ完成品です。
大山鳴動ネズミ一匹っつーか・・ロープ一本。
ブランコもできないやんww
そのくせ「顧客へ請求金額」は
「ジェットコースター」が完成してもおかしくない
レベルの金額が要求されると。
そんだけ金を要求されてしまった顧客。
だったら「サポート」(バグ改修やら使用方法フォロー)
くらいはバッチリやってもらうよ?
ところが、なんと木ごとブッタ切られてしまって
・・あーあ
オチが秀逸。
「顧客が本当に必要だったもの」
なんかエンドユーザーはパンダさんのようですが
顧客も、ほんとーに自分が求めているものが
実はあんまりよく解かっていなかったというもの。
高い金を払う以上は・・と、できるできないは度外視で
とにかく理想「顧客が説明した要件」だけを掲げる。
で、現実は「実装された運用」なわけです。
ご愁傷様。
PONがかつて出向していた先で、仲良くなった
某SEが言ってたレビュー時の最強文句。
システムの至らない点が指摘されそうになったら
「それは仕様です」
ある機能の実装が間に合わない、
「後日に備えて発展性を持たせてあります」
この最強ワードを顧客に向かって
どう使いこなすかがカギだそうなw
我々の生きている世界はかっちりとしたシステムで
成り立っているような気もしますけど、
テレビドラマのセットやTDLのアトラクション
みたいなもの。見えるところはよく出来てるけどね。
裏側には決して近づかない方が
気持ちよく生きていけると思います。
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