2009年09月21日

重文の二条城障壁画を破損 運搬中誤り踏む

比較的近所にいた象さんが
亡くなりました(享年62歳)
こども達に夢をありがとう。
どうぞ安らかに。

あの動物園、前々から文化庁に目をつけられていて
文化財に相応しくない施設とされていたらしい。
役人に言わせれば城跡に動物園なんか作るな!
ってことみたい。
うるせえよ。文化庁。

イギリスの動物愛護団体NGOとかも
十年前に「動物の扱いがひどい日本の動物園
ワースト10」だかを、わざわざ日本に調査しにきて
あの動物園はめでたく2位をゲットしてました。
(1位は四国の個人経営移動式動物園)

従前より、例えばライオンが死んだら檻撤去
といった具合で。時節柄、市も余裕がないので
どんどん金の出る施設をなくしてゆく方向でした。
最大の生き物、象が亡くなった事で
動物園撤去のスピードが加速するのもまた事実。

他の動物園に移籍させたくても
めずらしくて若い動物しか要らない!と、
どうもどこからも断られていた様子。
いろんなところで世知辛いのう。

そんななか順調に増殖している動物はただひとつ。
ニホンザルだけというのがなんとも笑える。
猿たち、どうすんのかな。
箱根の山に大量逃走させますかw

マスライです。

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「重文の二条城障壁画を破損 運搬中、誤り踏む」

7月7日21時49分配信 京都新聞

しょんぼり.jpg
破損した二条城の障壁画「紙本金地著色竹林群虎図」
(7日午後8時、京都市中京区・二条城)

 京都市は7日、世界遺産・二条城(中京区)の
障壁画(重要文化財)を城内模写室へ運搬する際、
作業員が誤って踏み、破損したと発表した。
 破損したのは二の丸御殿遠侍一の間の
「紙本金地著色竹林群虎図
(しほんきんじちゃくしょくちくりんぐんこず)」の
1面で、縦約1・6メートル横約2・1メートルの
障壁画。1626年に狩野派の絵師が描いたとされる。
 市によると、7日午前11時半ごろ、市から
運搬を委託された民間作業員(25)が一の間内から
運び出すための準備をしていた際、床に仮置きしていた
障壁画の金箔(きんぱく)が張られた部分を誤って
踏んだ。
長径29センチ短径25・5センチと、
縦18センチ横17センチの2カ所がへこみ、
一部絵の表面が破れた。
 図柄は破損しておらず、市はへこんだ金箔部分の
裏地を支える応急修理で対応する。本格的な修理は
文化庁と協議する。
 当時、市の学芸員2人が作業を監視していたが
見逃したといい、元離宮二条城事務所の奥美里所長は
「深くおわびする。作業手順を見直していきたい」
としている。
 二条城の障壁画は3000面以上あり、954面が
重文に指定されている。 最終更新:7月7日23時39分

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そりゃあ、大変な事だと思う。
PONの好きな戦国時代の武将たちが、
実際にこれを眺め、自分が都にいることと
戦国の世の終焉を実感したりとか
(中にはちょっと触ってしまった
 お茶目な武将もいたかもしれない)

歴史と今を繋ぐ大事なモノであることは
重々判っているのですが・・

許してあげましょうよ、ね。

しょんぼり.jpg
記事の写真に映っている人が
実際の下手人であるかどうかは不明だけど
なんか、とっても「しょんぼり
そこらの上場企業のお詫び記者会見より
よっぽど誠意が感じられる。

文化庁なんかもっと豪快に壊しているしね。
なんだっけ?あの古墳石棺内の絵とか。

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ラベル:二条城障壁画
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事(哀) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする