2009年10月11日

夏といえばお化け屋敷

「夏といえばお化け屋敷」

夏といえばお化け屋敷らしいです。世間では。
夏ももう終わってしまいましたが。

(PONですか?これが見た目によらず・・)

火の無いところに煙は立たないと申しますが
逆もまた真なり・・
火を起こすつもりは無くっても、おもしろがって
煙を集めまくり、そのうちホントに
火事になったらどうするんです?
私は責任取りませんよ!

「君子危うきに近寄らず」の精神から
私はこんなことを述べているのであります。
決して「怖いから」ではありません。

38になったオッサンが、お化け屋敷ごときに
ビビってどうするんですか。

本物が混ざっていたらヤバイでしょ。
だからお化け屋敷は遠慮する方向でいる訳です。

(PONがお化け屋敷を忌避する最大の理由
 それは「自分に責任が持てないから」なのデス。
 自分がそのときどんな反応をするか検討がつかない。
 ついさっきまで、遊園地やら車内で偉そうに
 国際情勢とか語っていたこの自分が、
 さすがにションベンこそもらさないとは思うけど
 アトラクション内で
 「うあああぁあ!!」なんて叫びながら
 家族を置いてけぼりになんかしたら・・
 一生言われ続けますな。
 自分の棺おけのふたが定まってすらも)

そんなPONであるが、PONの在住地から
そんな遠くないところに「キケン」な場所がある。
「富士急ハイランド」だ。

ここのギネス級お化け屋敷がヤバイ。
おなじチキンな仲間を求めてネットを徘徊していた
矢先に見つけたブログがこれ↓

http://blog.livedoor.jp/higeoyaji/archives/7376038.html

2004年09月29日
富士急ハイランド ギネス級お化け屋敷「超・戦慄迷宮」

違法な臓器摘出が繰り返されていた慈急総合病院
数年前に閉鎖されたこの病院には、今も怪しい噂が。
興味本位で訪れる人々を餌食にしているというのだ。
そう、新鮮な臓器を求めて・・・

俺の知人が入場して30秒で「怖いんじゃボケー!」と
ブチ切れ壁を蹴りつけたという素敵お化け屋敷、
富士急ハイランドの「超戦慄迷宮」に行ってきましたよ!
なんでもギネス認定の超長距離(700m)、平均所要時間
50分という無茶苦茶長いお化け屋敷です。
季節外れのカイダンな上、結構肌寒い気温だったにも関わらず
大人気でここってば普通に並んでは入れず、まずは
整理券を貰わなきゃいけません。
なので1時間半くらい待ちました・・
※あと「本当は絶対入りたくねぇんだよ!馬鹿!」って人は
 お守り買うのも吉みたい。

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>俺の知人が入場して30秒で「怖いんじゃボケー!」と
>ブチ切れ壁を蹴りつけたという素敵お化け屋敷、
いいなあw
そのブチ切れかた。そういうのをホントの
「逆切れ」ってんだね。

>「怖いんじゃボケー!」
だから・・いばんなって。

この富士急ハイランドって、企画部(←そんなのが
あるのかどうか知らんけど・・)が非常に優秀で
もう無くなったけど、サンライズとコラボした
アトラクション「ガンダム・ザ・ライド」もそうだけど

このギネス級お化け屋敷も、最初は廃屋利用企画
だったらしい。園内にある「富士急ハイランド社員寮」
ボロくなったんで、壊そうとしたが
 「これ(廃寮)何かに使えね?」
→「そういや病院みたいだな」
→「病院を舞台にしたお化け屋敷でもやっか!」
という経緯だったと聞く。
それが今では大評判。最初は夏休みだけの
限定アトラクションだったようだけど、
今では専用の建物で、ほぼ定期的にお客を待っている様子。

たしか最初は「戦慄の閉鎖病棟」だったと思う。
「閉鎖」された「病院」で起こる戦慄の惨劇だから、
という企画者の安直なネーミングだったんだと思うが
これには物言いがついてしまった。
精神病学会だかのマジメなところから
「閉鎖病棟」は、ほんとにあってマジメに
運営されているところなので、
(重度の精神病患者や、クスリや酒におぼれた
 患者の社会復帰のために存在する)
悪いイメージがつきそうな、そういったモノに
使用しないでほしいとのこと。

それはそのとおーり。まあ、仕方ないやね。

でも富士急、タダでは起きない。
せっかくなんで名前も変え、内容もリニューアルオープンした。
それが「戦慄迷宮」で、なんどかリニューアルしつつ
今に至る。

※詳しく調べたわけではないので、この辺は結構
いい加減に書いています。
もしこのネタを人に話す方がいらっしゃれば
事前に公式HPなどで調べてからがオススメですよ。



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2009年10月10日

センゴク 上杉謙信動く!

「センゴク 上杉謙信動く!」

大河ドラマも佳境。
関ヶ原編は、ほとんど三成=小栗旬だけのために
NHKが用意した話であり、ドラマの主役が
直江じゃなくっても全然OKでした。

直江兼続と上杉景勝は、徳川家康とこそ
ケンカはしなかったけれども、最上義光やその裏の
伊達政宗とは、結構ケンカしたんだから、
さすが直江公、と言わしめるような最上領侵攻戦や、
その撤退戦。その後も執拗に攻めてきた
伊達をほとんど返り討ちにした史実のように
上杉の精兵ぶりを、もう少し忠実にドラマ化
してもよかったのに。
ぱちんこ「花の慶次」の見所でもあるのになあ。
無理に最後まで真田幸村とからめなくても
慶次をだせばよかったんに。

実際には、あの時期に兼続ヒストリーには
それほど見るべき資料が残っていないのかもしれない。

前にも触れたけど、上杉景勝と直江兼続はニコイチ。
二人でワンセット。やってきたことも二人三脚
だったんで、どちらを主役にしたとしても
エピソードが重なってしまう。
それなのに結局「直江」を主人公にしたのは
かの有名な「直江状」と、石田三成との友誼を
描くとなると、直江が主人公である方が
料理しやすい・・まあ、そんな所だったんだろう。

結局、「天地人」とは天才上杉謙信が
好き勝手の挙句、好き勝手に途中でぽっくりと
イってしまい、すべての後始末に追われる
凡才二人の姿を描くドラマだったわけだけど
彼ら二人は、またしても敗戦処理担当。

で、漫画「センゴク」より。

計算された上での狂気により天下布武を
目指す信長の、右斜め上を、はるかに
イカレタ上杉謙信(不識庵)が
今大暴れ中。

この漫画、でて来る戦国武将が映画俳優を
モデルに描かれいることがあり、結構ハマって
いるあたりもフシギだ。

丹羽長重なんかSWのメイス・ウィンドゥ
(ジェダイ評議会議長)を演じた
サミュエル・L・ジャクソンのようだ。

DCF_1892.JPG
上杉謙信(不識庵)
一応仏僧なので頭部になんか載せているけど
顔面だけつるっとしたピーターウェラー系
ロボコップというか、ちょっとしたエド・ハリス
みたい。

不識庵はフシギ庵。
何を考えているのか判らないが
実際何を考えているのか誰にも判らない
妙な武将と描かれている。
彼の唱える「義」というものは、
つまるところ彼のフィーリングに基づく
「都合」であって、それがコロコロ変り、
周囲(敵味方とも)が振り回されるというのも
オモロイ。

出陣前の最終打合せってことで
何においても総大将の意、要はボスが何をしたいのか
具体性をキチンと表明すべき、重要な軍議において
禅問答のようなひと言だけを残し去ってしまう
謙信公こと不識庵。

けっきょく会議は、皆で謙信の意を汲み取って
「軍備増強」で落ち着いてしまうあたりがフシギ。
いいのか?そんなんで。

また、そんなボスが戦国最強だから始末に悪い。
領土的欲得が少なく、政治的には超保守的で、
今ある政権(一応、足利幕府)を尊重するスタンス
の謙信が、よりにもよって既成価値観を
ぶっ壊そうとしている信長と組み、中世的価値観の
カタマリで、足利幕府とも共闘体制をとっている
本願寺勢とケンカ。それでヨシとしてしまう
支離滅裂な思想=義というものは、謙信にしか
ワカランのでしょう。たぶん。

DCF_1893.JPG
それと主人公であるセンゴクが与力している武将
織田家の柱石、木下藤吉郎。
もともと良い味出しているキャラだったが
ココへ来て更に成長。
キセル(おそらくは大麻中毒)が手放せず
女好き。きちんと指も6本(秀吉は先天的
多指病であったと記録にあるらしい)あり
硬軟併せた度量の男となっている。

コレからも楽しみである。
(昔だったら・・全巻集めているのになあ)

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2009年10月09日

「時空のクロス・ロード2」鷹見一幸

なんとまあ、オバマ大統領に
ノーベル平和賞ですか。
自画自賛(意味合いは正確には違いますケド)な感も
ありますが、もっとも核廃絶を実現する力を持つ方へ
世界からのエールなんだと考えることにします。

マスライです。

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「時空のクロス・ロード2
―サマーキャンプは突然に」

時空のクロス・ロード―サマーキャンプは突然に
鷹見 一幸 / メディアワークス (電撃文庫)

あらすぢ
電撃hpに一挙掲載され、読者人気第1位を獲得した
『時空のクロス・ロード』のシリーズ第2弾。
「あんたって、自分の運が悪いくせに、
 自分より不幸な人を見ると
 一生懸命になっちゃうのよねえ…」。
親友も嘆くほど、運に見放された少女・朝霧夏実。
ある日、そんな彼女の前に謎の爺さんが現れる。
「わしは、お前さんの不運を幸運に変える事ができる。
 どうする?やってみるかね」。爺さんから渡された
不思議な装置。そのスイッチを押した夏実が辿りついた
のは崩壊した東京だった。
「こんなめちゃくちゃな世界で…
 一体どこが幸運だっていうのよ!」。
当惑する夏実。だがそこで、彼女は忘れられない夏を
体験する事になる―。
内容(「BOOK」データベースより)

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ラノベなんでまあ、小一時間もあれば読むことは
できます。読書が楽しくなってきて、とにかく
濫読したい、というメインターゲットたる中高生
であれば、エンターテイメントとして楽しむことが
できます。

プロットは、ほぼ一緒。我らが退屈で平和な世界が
あって、一方に平行世界の荒廃した世界があって、
不思議な爺さんが貸してくれる機械で自由に行き来が
できて、荒廃した世界には、状況が狂ってしまった
だけで、自分の世界と同じ友人達が精一杯生きている。
選ばれた主人公はこの世界で何ができるか?

今度も余計なところが長かった。荒廃社会になにか
コダワリの食品を一品登場させて、深刻な状況に希望を
演出する・・といったところだが、前回は「お好み焼き」
今回は「カレー」。次はハンバーグか?

今日も「美味しいものが食べられる」という希望こそが
人が生きることにつながるとか、前作にあったけど、
それを表現したいものと思われ。

これからこのパターンでいろんなバリエーションで
物語を続けていけます。

よーく読みこまなかったからなのかもしれないが
この小説内でひとつ納得いかない展開があった。

以下、ネタバレ御免。

荒廃した世界には、好きなように生きるさ!と
暴力で刹那的に生きる集団(ゾクと呼ぶらしい)がいる。
彼らの唯一のアドバンテージといってもよい
大量に確保されたガソリン(バイクや装甲車を走らせる)
を少しでも無駄遣いさせるべく、主人公側勢力は策を
めぐらす。

ワザとおいしい情報(食物や医薬が「茨城県龍ヶ崎市」に
あるとのデタラメ情報)をゾクに流し、彼らが本拠地の
相模原から龍ヶ崎まで往復させる間に、トラップを仕掛け
ゾクの物品、人間両面での消耗を図るというもの。

作戦そのものはそんなのもアリなのかも知れないが、
作戦開始後に判明したことには、ワザワザ、ゾクを誘導
しようとしてる場所(龍ヶ崎)には、やっぱり味方に
とっても本当に大事なものが眠っているのだとか。
そこは人類の英知の結晶とまで言わないまでも
国会図書館だか、そういったデータが保存されている
センターがあって、ゾクには単なるゴミであっても、
見るヒトが見れば素敵な場所なのだ。

味方陣営に急病人(しかも希望の星、赤ちゃん)が発生
その治療法および今後の医学復興の為に、龍ヶ崎にあると
される医学DBのデータ確保が急務となったから
というのが事の起こり。
ゾクの到着が先か、大事な情報ゲットを任務とする
主人公のパーティーが先か?ハラハラどきどき
デットヒートという展開なのだが
・・もう少しどうにかならなかったの
だろーか?この辺。

なぜ最初におとりの場所として、龍ヶ崎なんかを
指定したんだろう。ゾクが興味を持つ「食い物」も
「ガソリン」も無さそうだったから?
どうせ誘き寄せの為に、どこかを指定するにしても
別の場所を指定することもできたんじゃないのか?
もっというなら、あまりにもグーゼン過ぎないか??
おかげで主人公達エライ苦労していますよ。

細かいところで登場するキャラクターの名前を
丹念に覚えておきますと、この先のシリーズにて
結構渋いところで活躍しますよ。彼らや彼女ら。
シリーズの世界観に厚みが生じます。

運命管理人のじいさんがいうところの
「因果律」だの「君の幸運が世界を変える」だの、
荒廃した世界に、いくばくかの希望と物資は
与えたかもしれないが
主人公達が、本当にこの世界を決定的に変えた・・
ようにはあんまり見えないのが難といえば難。

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2009年10月08日

パクル力、技術力 その1

民主党政権に変わり、早くも1ヶ月が経とうと
しておりますが、まだ結果は出ないとしても
政権を担う人間が変わると、こうもやり方を
変えられるのか!と少なからず驚いてます。

なんとかダム問題も、止めると決めた以上
大臣は無駄な公共工事のストップを進めましょう。
美味しいオモイをしてきた連中が文句を言ってきて当然。
そんな連中に限り、声がでかいのもまた当然です。
万人に受け入れられる政治などありませんから。
(あの大臣もなんか線が細くってイマイチ
 頼りにならない。昔の政治家のようなコワモテを
 充てたほうがよかったかも) 

それと、関係してくる川下の各都県知事が
今の大臣のやり方は独裁的だとか言ってるけども
残念ながら、国民が決めたことになっている大臣が
推し進める政策ですから、独裁ではありません。

しかしながら、前政権担当政治家は、いままで
政治改革だ、行政改革だ、お題目は唱えながらも
根本的にはなんも動いていなかったってことですな。

その自民党も、党内人事が決定したようですけど
不祥事起こした会社の上層部だけが、
選挙のからくりでなんとか生き残り
これから伸びるかもしれない新人〜中間層は
軒並み退社(落選)してしまったような会社に
再出発のパワーがあると思います?

・・ただまあ、現総理の奥方さまの嗜好、言動、
特定アジア国と教科書共同開発をなんて発言してくる大臣
(教科書などは出来ても使わなければいい話ですが)
外国人参政権に対するマニュフェストなどには
未だ、かなり不安なモノを感じております。

マスライです。

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「パクル力、技術力 その1」

技術の無い国は、技術のある国が作った製品
(多くは民生品)をまず真っ先に購入、少々
技術に覚えのあるエンジニアが分解、解析して
コピー品を作る。

ひとつ残らず同じ部品の完璧なコピーなど
できるわけも無いので、似たような性能を
持つ部品や、まったく耐久性の無い部品
(その代わり安い)で代用。
要は、カモがだまされて購入する前後の
1〜2回だけでも動けばいいだけだから。
かくして立派な粗悪品の一丁あがりとなる。

こういうプロセスを繰り返して貯めた技術の
積み重ねで、今や某地域や某国は半導体・電子
部品名産地としての国際認知がある。
これはどこもそう。
日本だって例外ではない。

PONが好きな話は、中国でのこと。

1960年代、同じ共産国家ながら、ソ連と
中国は実質戦争状態だったことがある。

中国では第二次世界大戦が終了して日本軍が
敗退した後も、今度は中国本土の覇権を争い
毛沢東率いる共産党の軍隊と
蒋介石率いる国民党(一応資本主義)の軍隊が
内戦をしていた。
本来、水と油の両者だけど「国共合作」といって
日本の略時にはひとまず休戦して手を結んでいた。
が、共通の敵がいなくなれば話は別。

内戦の結果、毛沢東の共産軍が勝利して今の
中国がある。敗れた蒋介石の国民党軍はそろって
台湾へ移住。二つの中国になり今に至る。

まあ、そんなことがありまして、共産国として
独立を果たした中国ですが、それまでにあった
(あり過ぎた)色々な事で国力は疲弊。
ここまで、列強各国にいい様にやられて
しまったのは、ひとえに自国が弱かったため。
資本主義のオヤブン、アメリカだって
生まれたばっかりの共産主義国家に
どう動くかなんて判らない。
「とにかく「軍事力」だッッ!今わ」
ってんで、当時、共産国家の先頭を走っていたと
されるソ連に技術援助を求めました。
当然ですね。

ソ連としても自国の影響力が拡大し、アメリカに
嫌がらせができ、かつ武器が売れるならば
こんな嬉しいことは無い。
(工業製品としての武器は、他国に売らない限り
 その国にとって赤字在庫でしかなく、徐々に
 国を消耗させます)
ソ連はジェット戦闘機Mig−17
(朝鮮戦争で活躍したMig−15の改良版)
Mig−19を有償で下げ渡し、ソ連のエンジニア
まで派遣してくれて技術交流を深めました。

それから何年かは比較的良好な関係を維持していた
両国ですが、いろいろ有ったらしく、ある時
国境の河の真ん中にあった小さな島をめぐり、
紛争状態に。中ソ対立は、その後30年くらい
続いたのかな。

そうなると中国。兵器を買ったまでいいけれど
保守部品が入手できない。ソ連のエンジニアも
引き上げてしまったし、西側諸国も当然協力など
してくれない。第三国はもっと頼りにならない
・・軍事技術発展としては八方ふさがりです。
取り急ぎ、足りない部品はなんとか自国部品で
代用し、その時点までに入手できた兵器だけを
粗悪コピーして軍隊の形を整えていきました。、

そのうち世界では東西冷戦が更にエスカレート。
中国軍内部でも、いつまでもそんなことばかり
ではマズイとの声が高まってきました。

もっと強く、もっと早く、もっと爆弾を積める
戦闘機を!との要求に対し、完全に新型戦闘機を
開発する工業力はまだありません。

中国技術陣はどうしたと思います?

「大きな搭載量の戦闘機を作りたいなら
 今の戦闘機をそのまま大きくしたらいい!」


これを実行してしまいました。
無論、細部に修正は入ってますけど。
普通自動車が欲しければ、軽自動車を
そのままデカクすればいいという発想w
Mig−19→ファンタンA

凄いなあ。

長くなりました。もうちょっとだけ続けます。

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ラベル:技術のパクリ
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2009年10月07日

トトロに関する都市伝説

「地球がもたないとこまで来ている?」

バヌアツ
フィリピンスルー諸島
サモア
スマトラ
大型地震が多発。
大型台風来襲。

大丈夫か?日本
(っつーか私の生活圏)

マスライです。

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トトロに関する都市伝説

詳細は、リンク先を読んでいただくとして

ホンキで、トトロを観て
「サツキ・メイ」死亡説を唱える人間がいると
したら、そいつは心がネジくり曲がってますな。

ふつーに物語を捉えれば、子供向け
ファンタジーってことで、そのまま落着
じゃないですか。ぷん。
と、書きながらもPONが思ったコト。

宮崎カントクに言わせると、トトロの正体は
トロール(トロールって、西洋ファンタジー
に出てくる土鬼のこと)なんだって。
メイは子供だから「トロール」が「トトロ」に
なってしまったのだとか。

トロールって指輪物語にも出てくるバカな小鬼。
小鬼といっても身長3〜4メートルはあるけど。
力任せにこん棒を振り回す。ザコよりちょっと
強い程度。ドラクエでいえばまあ、サイクロプス
みたいなもん(つーか、サイクロプス知っている
人間はトロールだって既知だよねえ)
その破壊力は映画の「ロードオブザリング」を
ご覧ください。

だとしたら、「となりのトトロ」の場合、子供の
ファンタジーアニメだから良かったけれど
意地が悪い?スプラッタホラー映画だったら
メイは、トトロにアタマから「ガブリ」とやられて
終了、父親の管理不行き届きが問われるところです。

確かにトトロのアノ爪は、子供をやさしく包み込む為
というよりは、完全になにかを「狩る」ために存在
しているとしか思えない。
MSで例えると、ズゴックにしてもゴックにしても
キョウアクな「敵」は爪を持っているもの。

俺も、となりのトトロを楽しむには
もはや心がネジくり曲がってました。
スマソ。

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メイとトトロのファーストコンタクトシーン
ラベル:トトロ
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2009年10月06日

「半落ち」横山秀夫

「半落ち」横山秀夫

「人間 五十年 化天のうちを比ぶれば
 夢幻の如くなり・・」
敦盛

相変わらず、横山さんの小説は
とっても読みやすい。
気がついたらこの人の作品読むの
コレで三作目。
・クライマーズハイ
・出口のない海
そしてこれ。
昔「寺尾=ルビーの指輪=聡」主演で
映画化され、嫁さんと観に行こうかなんて
話しているうちに上映が終了してしまったヤツ。

「半落ち」・・犯人が己の罪を認め、なにから
なにまですべて自供する状態をギョーカイ
用語で「完落ち」というらしい。いつも、
こんな犯人ばっかりだったら世話ないが、
事件そのものについては協力的で積極的に
自供する、どこか引っかかる、何か隠している
事件の一番大事なところを隠すために
協力的なんではないか?プロの取調官が
そう思ってしまうような取調べ状態が「半落ち」

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、
アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。
動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首
までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。
梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、
その胸に秘めている想いとは―。
日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。

************************

・「取調べ」から出世したエリート刑事
 「取調べは一冊の本だ。被疑者は自分の物語を
  読んで欲しがっている」
 
・教生時代からカミソリといわれた辣腕検事
 「検事さん、あなたは誰のために生きているんですか―」

・傭兵(中途採用)故、特ダネねらいの新聞記者
 「東洋の人間になりたければ書け・・」

・都落ちをしてイソ弁(居候弁護士)で燻る弁護士
 「外れちゃった・・」

・梶聡一郎と同じように介護で悩む裁判官
 「梶の行為が優しさなら、そんな優しさは
  この世にいらない」

・収監された刑務所の刑務官
 「死なせない・・」

さまざまな年齢の彼らが、それぞれの立場から、
事件に触れることになり、その中から、主人公
「梶聡一郎」の生き様が浮き彫りになってゆく。

エリートだろうと人を裁く身であろうと、生きてゆく
以上、いろんな事情を抱えており、背中で泣きながらも
感情をおくびにも出さず、日々の現場で戦っている。
そんなプロの(おとこ)達の、一つの事件を通して
感じ取った「想い」のリレーが、最後の最後に
収斂されてゆく様は圧巻。

「ひとつくらい・・(仕事での)自慢話くらい
 持っていたい―
 そうとも。自慢話すら持たない男の老後は
 憐れに決まっている」

いろいろある。
人生色々あるよ。うん。



・・まあ、主人公が多少「出来すぎ」という感も
否めませんが(まいどまいど悪い癖で申し訳ないw)

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ラベル:半落ち 横山秀夫
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2009年10月05日

初恋の人からPONさんへ

初恋の人からPONさんへ

♪描きかけのあなたの似顔絵
 似てなくて何度も消したわ
 忘れよう、そう思うたび
 不思議なの胸が痛くなる・・

どうしたのだPONよ?と問われれば
80年代の名曲、斉藤由貴さんの
「初恋」ですよ。

いやー、初恋の方から久々に手紙
もらっちゃいましてね、こんな内容は
皆さんと共有して笑うしかないっしょ?
てなわけで公開します。

************************

初恋の人からPONさんへ

PON、ひさしぶり。
今でもデートのたびに水筒を持っていますか?
当時、おばちゃんみたいだったPONを
なつかしく思います。

少し上からものを言うPONが
「スタイルだけは一流だな」
などと失言してお別れすることになった
あの日から、もう22年が経ったのですね。
月日が流れるのは早いものです。

あ、そうそう、お手紙を書いたのには
特に理由はないんです。ただ部屋の掃除をしていたら
PONからの昔の手紙が出てきたから、
なつかしくなって。びっくりさせてごめんなさい。

今振り返って考えてみると、結局PONって、
私に興味がなかったんじゃないかなぁと思います。
私から何も言わなければ連絡は全然くれないし、
私がPONの財布からお金を盗んでも気付かないくらい。
あのころ寂しがっていた私に、慰めようとして
「寂しいなら寂しいと思わなければいいんだよ」
なんて言ってましたね。
今でも子供じみているのかなぁと想像すると
少し笑いがこみあげてきます。

そういえば私にとっては9人目の彼氏でも、
PONにとっては初恋の相手なんですよね!
今思い出した。そうそう、最初のころのPONは
「元カノからまだ連絡がくる。めんどくさい」
なんて嘘ばっかり言ってて(笑)。
妄想もそこまでいくかと
こっちが恥ずかしくなったものです。

付き合いはじめたころ、PONはいきなり
「おれはおまえを最初で最後の女にするつもりはない」
って言っていましたね。そういうことを平気で言えて
しまうところ、今でもきっと変わらないんだろうなぁと
想像すると、少し今のPONの人間関係が心配になります。

PONとの恋愛から得たものが何なのかなぁと振り返ると、
たくさんのものがあることに気付かされます。
警戒すべき男性の見分け方などは、PONのおかげで
実践的に身に付いたのだと、日々実感しているところです。
どうもありがとう。

いろいろ書きましたが、私はPONが大好きでした。
これからもPONらしさを失わず、あと臭いジーパンは
洗うようにして(笑)、
新しい誰かと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 今もブリーフ派のままですか?気になります。

************************

もうお分かりかと思いますが、このお手紙は
いつもお世話になっております、お友達ブログ
「不機嫌なハウスワイフ」様方で知った

【初恋の人からの手紙ジェネレータ】

よる、ジェネレータ作品です。

それにしても初恋のヒト、あまりにもPONを
馬鹿にしすぎでは??w

【結果】
http://letter.hanihoh.com/r/?k=090319588249c1eab433123

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ラベル:初恋 斉藤由貴
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2009年10月04日

ハブ対マングース

「ハブ対マングース」

もう無くなってしまった
地元資本のデパートというか百貨店。
今から思えば「百貨店」と呼ぶにしては
現在のそのへんのショッピングモールのほうが
よっぽど、品ぞろい、売り場面積ともに
充実している。
それでもオラが地方都市の誇るデパートには
違いなかった。

屋上にはきちんと子供向けのゲームコーナー
があって、ささやかな催事場では
バーゲン、全国名物販売展などが催され
そのたびに人が集まってきた。

あの頃(昭和40〜50年代)ってなんか
大人は大人らしく、子供は子供らしく。
社会もそれぞれの業界がそれなりの名前を
名乗る以上は、相応の行動を取るのが
当然というようなところが確かにあった。

「大人なんだから・・」
「子供なんだから・・」
「ウチは地域一の百貨店なんだから・・」
みんな頑張っていた。

多少、分不相応でも、ちょっと商売として
足が出そうであっても、地域が賑わうならば
商人も頑張った。経済効率が何だってんだ。
また稼げばいい。そんな人達の集団だから
あの頃の日本はどこにも活気があったんだろうな。

んで、表題の「ハブ対マングース」シヨウ

その百貨店の催し物としてホントにやってたんですよ。
しっかり新聞にチラシが入っているんだから。

子供心に動物界最強近くにいると認識している
あの毒ヘビ「ハブ」を、やっつける哺乳類がいるって?
こんな狸の出来損ないのようなヤツが?マジ??
っつーかマングースって何者?
これはゼヒ見に行かんとッ!!

ワザワザ、オフクロに連れて行ったもらったもの。
百貨店の催事場でお金払って見物。

・・対戦結果はよく覚えていないんだよなぁ、これが。
なんか、PON親子のような大勢の親子連れが
見守る中、水槽の中で
文字通り鎌首もたげる「ハブ」(らしきヘビ)と
「マングース」なる動物(ホンモノだと思う、多分)
が、にらみ合い、ほぼ一瞬のうちに勝負が決まり
見世物は終了。

勝負が決まったというよりは、マングースが
ハブに飛び掛り、マウントポジショニングした
(ようにみえる・・そもそもヘビのマウント
 ポジションなんか知らんがな)状態で、
司会のおっさんが早々に
「ハイ!マングースの勝ち!!」
と叫んで、両者を引き離してしまうのだ。

「もっと見せてくれよぉ〜」と残酷な天使のガキ
であるPONなんか思うのだが、
一日に何度も戦うワケだから、その都度
動物に死なれていては興行者もやっていられない訳で。

今にして思えば、「ハブ対マングース」シヨウは
客寄せパンダ、つまり「おまけ」であって、
正確には、「世界の爬虫類(ヘビ)展」を
われら親子は見に行ったんだと思う。
ワザワザ百貨店まで!

このほかにも会場には、戦わない展示専門のヘビ
や、ヘビのパネルなどがたくさん展示され
定期的に開催されるシヨウまでの時間つぶしとして
有効利用した記憶があるもの。



ゆるーい時代だよなあ。
そういう見世物がまだ表舞台にいられた
時代だったんだね。

俺、社会なんてアレくらいでちょうどいいと思うけど。

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ラベル:ハブ マングース
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2009年10月03日

「バトル・オーバー・北海道」小林源文

中川昭一氏が死去とは。
親子二代、いろいろ憶測できそうですが。
奥様の言葉
「選挙に負けるとはこういうこと
 なんだとわかりました」

に、なんか青い巨星を思い浮かべた私。
お悔やみ申し上げます。

マスライです。

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「バトル・オーバー・北海道」小林源文

突然ですけど「バトル・オーバー・北海道」
コミックですよ。東西冷戦時の産物。
戦争漫画の大家、小林源文氏の作品です。

この人の漫画は全編戦場。Vooooon!とか
Zapp!とかVowVow!!とかとか
まあそういう音響がとどろく中、ほとんど
「戦車の戦車による戦車のための戦争」
とり行われます。
中でもドイツ軍による戦車戦が描けさえすれば
幸せのようですね。
オレのケツを舐めろ!とか
パンツァーフォー!とかそういう世界。

個人的には小林氏の作品はあまりに状況説明が
無さ過ぎで、場面転換や、セリフも唐突に感じられ
マニア向け超不親切漫画だと思ってまして
あまり積極的には読まなかったPONですが。 

高校生の頃、さんざん遊んだ「大戦略」のマップに
RED BEAR」ってのがありまして。
ご存知、北海道を舞台にした防衛戦マップ。
カラフトからRED BEAR、つまり旧ソ連本軍が
北方領土からは二線級ソ連軍(だいたいはWTO軍)が
攻めて来るんで、プレイヤー(自衛隊)は
戦力差2:1の圧倒的不利な状況下、日本防衛のため
全力で頑張るってゆー燃える設定。
(アメリカ軍の応援もありますが、拠点は三沢。
 しかも空軍力のみ)

冷戦時代、自衛隊は旧ソ連を仮想敵国とし、
北海道に攻めてくるかもしれないよ!と
国内を煽り、予算を獲得してきた歴史があります。
当時の人間には、戦争があるとしたらまず
北海道で、というのが常識だったのです。

このMAPで遊んでいる最中に発売されたのが
この漫画「バトル・オーバー・北海道」でした。
だから内容は「ソ連軍が北海道に攻めてきた!
そのとき自衛隊は?」というそのまんまです。

本州からの応援が通るはずの、青函トンネルは
スペツナズ(旧ソ連特殊部隊)が急襲、
排水ポンプが破壊され水浸しにつき使用不可能。
旭川の第二師団とか、帯広の第五師団とかも
本州よりは対機甲戦力(要は対戦車能力)がある
とはいえ、普通科(歩兵)が中心。

日本唯一の機甲師団第七師団を動かすにしても
なにしろ虎の子なのでなくなったらどうすんだ!
と政治が本末転倒で足を引っ張る。

一方、旧ソ連軍は相変わらず戦車を中心とする
機甲スチームローラー作戦

自衛隊は、旧軍のノモンハン事変のように
ここでも世の無理解&無能な政治のために
体ひとつで、戦車と戦うハメになるのです。
この辺、非常にリアルでお気の毒です。

ノモンハンと違う点は、自衛隊はソ連軍を殲滅する
必要はなく、橋を爆破し、トンネルを崩し、バリケードを
つくり、とにかく一秒でも時間を稼いで、
日本および世界が本腰を入れて
悪の帝国(と当時は呼ばれた)ソ連撃退に
動き出すのを待つこと。

自衛隊の新兵が民間の財産に手を出すのは・・と
躊躇していると、今は戦時だ。
民間は協力すべしとかいって
先輩がライフルで自販機を破壊。
ジュースをゲットしたり。
破壊された商店街から、ウォークマンを
確保したり。
(これは日ソに限らず)

一番、面白かったのは、戦争前には
非常に勇ましい言動で世間をあおり、
威張ってきた右勢力のみなさん。

ソ連の急襲を受け、ろくに反撃もせず
あっという間に降伏。
敵軍司令官に向かい
「我々は熱烈な愛国者であり、
捕虜として当然、仕官待遇を要求する」

と主張。
ソ連司令官は
「いいたい事は判った・・ヤレ
だだだだ・・で全滅するとこw

ゲームでもPCがどんどん投入してくるソ連軍
「T72」やら「T64」に対して
「61式戦車」や「60式無反動砲」もしくは
「重歩兵」だけで対抗するのは厳しかったですよ!!

サッポロから部隊をえっちらと移動させ
自ターンになったので、さて前線を構築しようと
画面を見ると、あれ?わが軍部隊がない?
気のせいではないのです。
敵ターンのうちに瞬殺されて影も形も
無くなってしまってたんですな(遠い目)

とにかく、リアル世界で実現しなくてよかった。

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2009年10月02日

「パギャル!」 浜田ブリトニー

「パギャル!」 浜田ブリトニー

浜田ブリトニーという漫画家のギャル漫画が
笑えなくなってる(もともとそんな面白くないが)

パギャル!
 ビッグコミックスピリッツにて、ギャル語を
 用いる渋谷のギャルの生態を描いたコミック。


だってあれ、情報格差、経済格差が生み出した
バカ女(3人組)の物語だもの。読んでて痛い。

漫画なんで、ディフォルメされているし、
ホンキにしすぎるのも自分でもどうかと思うが
それにしても、あの登場人物達に近い精神構造と知識の
持ち主は確かに一定数存在すると思う。

うすら寒い。
彼&彼女らみたいな人どうすんだろ。
これから。

以前、報道で見たんだけども、情報化社会といっても
今の30歳くらいを境に、PCを使う世代と
携帯しか使えない世代に分かれると。

極端かもしれないが、中には携帯のほうがいい
とのたまう女すら。
「パソコンってウィルスとか怖いじゃないですか〜」
だって。

実際、入力親指の速さは驚異的だけど自宅にPCが
ないヒトっているからなあ。なのに「事務職」希望。
事務職が携帯端末だけでこなせればイイのにね。



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2009年10月01日

シネマアルゴ新宿

「シネマアルゴ新宿」

シネマアルゴ新宿ってのが、新宿駅南口
橋下のパチスロ屋街の一角にあった。
その頃は、新宿に気軽に出られる所に
住んでいたので、何回か足を運んだ。

そこは名画座、とまでは言わないが、当時
停滞しきっていた邦画の復興を目指し
メジャーにはならないかもしれないが
作りたい映画があるなら金を出したるから
作ってみなさい、プロジェクトである
「アルゴプロジェクト」の作品が上映していた。

基本的には、Vシネマ以上、全国ロードショー
未満、というビミョウな作品が上映される。
ヒマだった学生PONが、バイト帰りだかで
フラっと立ち寄り、前情報なしで出会ってしまった
衝撃的な映画こそ「12人の優しい日本人」だった。

12人の優しい日本人
監督 中原俊  脚本 三谷幸喜
公開 1991年12月14日

あらすぢ(というか紹介)
『12人の優しい日本人』、1991年制作の日本映画。
三谷幸喜の戯曲『12人の優しい日本人』の映画化。
『十二人の怒れる男』を元にした、日本にも陪審員制度
があったらという法廷劇。
その内容からメディア等で
裁判員制度の話題になると、この作品が取り上げられる
ことがある。

12人.png

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実際、裁判員制度がスタートしてしまったけれども。

非常に面白かった。舞台はほとんどボロ小学校
校舎内のようなところで済んでしまう。
練られた脚本があれば、映画は金かけなくても
面白いものができるんだぁ〜と感じました。

売れ始めたころの「トヨエツ」も出ているし
話を牽引しまくる陪審員2号役の相島一之さん。
梶原善さんとか、村松克己さん、塩見三省さん。
とにかくこの映画で注目するようになった
(あるいは知った)俳優さんが沢山できた。

こんなにオモロイなら次も期待だ!
キッチュ(松尾貴史さん)も出ているし・・と
もう一度「シネマアルゴ新宿」に足を運んで
観た映画がこれ・・

爆! BAKU

あらすぢ
村田圭子は、ある大手電気メーカーに勤めるOL。
そして、その恋人・高田政伸は、同じ会社で
エリート社員として新製品開発に従事していたが、
会社の方針変更でほうり出され、今はアルバイトで
生活している。圭子はそんな高田に同情し今も
交際を続けているが、高田のほうは斜に構えた
態度をとりつづけ、会社や社会への不満をぶつけて
ばかりだった・・

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まあ、この後もいろいろ続くんですけどね。
長いので省略しますが、要するに技術力はある
やさぐれ男を恋人に持つヒロイン=西村知美が、
彼氏が悪用するために作った小型爆弾を
飲み込んでしまい、ひと騒動ふた騒動。
信じていた彼氏を捨てて立ち上がるまでを描く話。

ハズレでした。西村知美って可愛いかも?と
当時少しだけ見直したことを思い出すくらいで
なんの感慨も抱かなかった。

爆! BAKU.jpg

西村知美:(村川圭子)
松尾貴史:(高田政伸)

ビートきよし:(坂本刑事)
三笑亭夢之介:(野口巡査)
石井光三 :(班長)
高樹澪 : (富川捜査官)
戸川純 : (白鳥婦警)
飯島直子: (平田弓子)

監督・脚本:吉原健一

いや〜ツマんなかったね。
それだけに前作「12人の優しい日本人」の
オモロさが際立って感じられたし
作り手の才能でこんなに面白さが違うんだ
・・と改めて思った。
三谷幸喜って名前を知ったのもこの時。
おなじく監督名、中原俊も。



以上「裁判員制度」で思い出した
単なる思い出話でございました。

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