2009年10月10日

センゴク 上杉謙信動く!

「センゴク 上杉謙信動く!」

大河ドラマも佳境。
関ヶ原編は、ほとんど三成=小栗旬だけのために
NHKが用意した話であり、ドラマの主役が
直江じゃなくっても全然OKでした。

直江兼続と上杉景勝は、徳川家康とこそ
ケンカはしなかったけれども、最上義光やその裏の
伊達政宗とは、結構ケンカしたんだから、
さすが直江公、と言わしめるような最上領侵攻戦や、
その撤退戦。その後も執拗に攻めてきた
伊達をほとんど返り討ちにした史実のように
上杉の精兵ぶりを、もう少し忠実にドラマ化
してもよかったのに。
ぱちんこ「花の慶次」の見所でもあるのになあ。
無理に最後まで真田幸村とからめなくても
慶次をだせばよかったんに。

実際には、あの時期に兼続ヒストリーには
それほど見るべき資料が残っていないのかもしれない。

前にも触れたけど、上杉景勝と直江兼続はニコイチ。
二人でワンセット。やってきたことも二人三脚
だったんで、どちらを主役にしたとしても
エピソードが重なってしまう。
それなのに結局「直江」を主人公にしたのは
かの有名な「直江状」と、石田三成との友誼を
描くとなると、直江が主人公である方が
料理しやすい・・まあ、そんな所だったんだろう。

結局、「天地人」とは天才上杉謙信が
好き勝手の挙句、好き勝手に途中でぽっくりと
イってしまい、すべての後始末に追われる
凡才二人の姿を描くドラマだったわけだけど
彼ら二人は、またしても敗戦処理担当。

で、漫画「センゴク」より。

計算された上での狂気により天下布武を
目指す信長の、右斜め上を、はるかに
イカレタ上杉謙信(不識庵)が
今大暴れ中。

この漫画、でて来る戦国武将が映画俳優を
モデルに描かれいることがあり、結構ハマって
いるあたりもフシギだ。

丹羽長重なんかSWのメイス・ウィンドゥ
(ジェダイ評議会議長)を演じた
サミュエル・L・ジャクソンのようだ。

DCF_1892.JPG
上杉謙信(不識庵)
一応仏僧なので頭部になんか載せているけど
顔面だけつるっとしたピーターウェラー系
ロボコップというか、ちょっとしたエド・ハリス
みたい。

不識庵はフシギ庵。
何を考えているのか判らないが
実際何を考えているのか誰にも判らない
妙な武将と描かれている。
彼の唱える「義」というものは、
つまるところ彼のフィーリングに基づく
「都合」であって、それがコロコロ変り、
周囲(敵味方とも)が振り回されるというのも
オモロイ。

出陣前の最終打合せってことで
何においても総大将の意、要はボスが何をしたいのか
具体性をキチンと表明すべき、重要な軍議において
禅問答のようなひと言だけを残し去ってしまう
謙信公こと不識庵。

けっきょく会議は、皆で謙信の意を汲み取って
「軍備増強」で落ち着いてしまうあたりがフシギ。
いいのか?そんなんで。

また、そんなボスが戦国最強だから始末に悪い。
領土的欲得が少なく、政治的には超保守的で、
今ある政権(一応、足利幕府)を尊重するスタンス
の謙信が、よりにもよって既成価値観を
ぶっ壊そうとしている信長と組み、中世的価値観の
カタマリで、足利幕府とも共闘体制をとっている
本願寺勢とケンカ。それでヨシとしてしまう
支離滅裂な思想=義というものは、謙信にしか
ワカランのでしょう。たぶん。

DCF_1893.JPG
それと主人公であるセンゴクが与力している武将
織田家の柱石、木下藤吉郎。
もともと良い味出しているキャラだったが
ココへ来て更に成長。
キセル(おそらくは大麻中毒)が手放せず
女好き。きちんと指も6本(秀吉は先天的
多指病であったと記録にあるらしい)あり
硬軟併せた度量の男となっている。

コレからも楽しみである。
(昔だったら・・全巻集めているのになあ)

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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