ピエロ、道化師なんて言う。
恋愛での損な立ち回りをする自らに
向って自嘲気味に使ってみたり。
カナダにある「シルク・ドゥ・ソレイユ」
という会社には「マダム・ザズー」といわれる
女ピエロがいるらしい。
(ソース元はホイチョイプロダクションの4コマ)
「シルク・ドゥ・ソレイユ」とは
はじめ、下着メーカーかなと勝手に想像していたんだ
けど、要するにショービジネス会社であるらしい。
日本でも公演したとか。フジテレビ系が好きそうだが
なるほどそれで納得。
んでね、この「マダム・ザズー」という女ピエロ。
会社内のどこにでも出入り自由なんだとかで、
一体何のためにいるのかというと、
重要会議などで重苦しい雰囲気になった時に、
ピエロとして場を和ませることで、メンバーの気を軽くし
議題のブレイクスルーや、着地点を探したりといった
その手伝いをしているんだそうだ。
・・ホイチョイの4コマをを見ていた時には
なかなか斬新なシステムだなあ、と一瞬納得
したけれど、そうなるとほとんど「会議」の時
だけしか出番ないじゃん・・て気もする。
あと、使えそうな場面といったら・・
社長が資金繰りで苦しんでいる時、とか
社内派閥による陰湿な暗闘時とか・・
ああ日本人的発想しか浮かばずスミマセン。
このピエロさんが相当、空気が読めるヒトで
かつ社内事情に精通した人でないと
「うるさいッ!あっちへ行け!!」に成りかねない。
まあ、この会社だったら、そんな時に
いきり立つヤツこそ、ダメ人間扱いされそう。
なんといっても「ショービジネス会社」だし。
ひょっとして、何らかの理由で外部に出せず、
中に浮いてしまった所属芸人を使うための
苦肉の策??
・・ここからテキトーに書き散らします。
中世の貴族や王侯、あるいはスターウォーズの
ジャバ・ザ・ハットwのように、かつてエライ人
のサイドにはピエロというか、
「なんであんな役立たずなの置いておくんだ」的
(↑全世界のピエロさんスミマセン)
スタンスのキャラを侍らすことがあった。
そんなピエロさんは役立たずのクセに、
時々主人すらからかったり、馬鹿にする言動すら
とって、なんでアンナ存在を許しておくんだ!
なんて下っ端はそいつに八つ当たりしたり・・。
ピエロのような道化師の存在は、結構隠された
深い意味があるらしく。
例えば、彼ら(王侯)はそれぞれで絶対権力者な
ワケですよ。彼らに逆らったら殺されるんで
部下は全員イエスマン。
そんな連中に囲まれていたら客観的に判断出来なくなる。
それを恐れて、鏡としてあえて傍においておくことに
したという説。
道化師は社会的には無能とされ、当事者でない。
当事者でないのでオフィシャルには居ないのと一緒。
だから何をしても(限度はあるケド)失礼にはあたらない。
失礼に当たらないから、部下だったら面と向かっては
言えないような放言でも看過できる。
それから、さっきの様に本来なら、絶対権力者へ
向かいそうな小さな怨嗟、恨みを彼らへ逸らさせる意味。
無論、権力者がヒマな時ご機嫌伺い(たいこもち)にも
なるだろうし、ピエロごときが何か言ったところで
いちいち細かいことを気にしないのだ、という
絶対権力者の度量の大きさを示すことにもなる。
ピエロからは少々話が飛ぶけど、逆にいえば、
中世の絶対権力者とはいえ、むやみに死刑には
できなかったってことでもある。
いちいち小物のやることに腹を立て、そんなこと
していたら人心は遠ざかり、自らの度量のなさを
天下に示すことになるから。
まあ、ヒトラーやスターリン、あるいは古代ローマ
ネロみたいに、人としての分を越えてしまった鬼には
もう関係ない話なんですが。
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