先日、ちびがるたの通う保育園で
「父兄学級」というのが開催された。
第一陣は、食育の大家といわれるセンセイを
お招きしての講演。題して「こどもと食」
最初はね、思ったんですよ。
なんか小林カツ代(←彼女に悪意はありませんが)
みたいな人が現れて、得々と食について
語るんじゃないかと。
そんで彼らの語る「食べていいもの」とは、
今時、寺で修行している坊さんだって
もうちっとマシなもの食ってんじゃね?みたいな
メニューを開示されちゃうんじゃないか?と。
結論から言えば、全然違ってた。
なんかガラッパチな男性が
酒かっくらいながら語るようなそんな内容。
でも中身は非常にタメになるものでした。
センセイは開口一番
「あなた方親御さんの食生活を
今更変えるつもりはありません」
と来やがった。
「なぜなら、こどもはお腹がすいたから
食べるわけですが、オトナは
酒もタバコも食事にしてもストレス解消の
手段として摂取するに過ぎないからです。」
「極端な事を言えば、食を制限するか否かで
病院が近くなるか刑務所が近くなるかって話。
どうせ今から何言っても、オトナは
いう事聞かないでしょ? 自分もそうですしw」
「病院(食事制限なしによる小錦状態)
←→刑務所(各種制限によるストレスから犯罪へ)
犯罪者、増やしたくないですから」
・・うーーん。それは極端ではないか?w
「ここでたくさん、アレコレ言う事も出来ますが
忘れてしまうでしょうから、シンプルに」
【結論】
・こどもは粗食でよい
(ごはん+味噌汁のコンボでOK)
・朝ごはんはかならず食べさせる
・昼をメインに、夜は簡単に
・ごはん、野菜、魚、味噌汁(野菜は茶色系統で)
・「麦」ではなくとにかく「コメ」
・飲み物は「水」か「ほうじ茶」が「麦茶」
・おやつを食べさせるならお菓子ではなく
おにぎりを食わせろ
【備考】
・カタカナ食、パンやらハンバーグやらは土日のみ
・砂糖は麻薬である
・動物性タンパクは魚で充分だが
「肉」食は、自分が走って捕まえられる動物だけにせよ
・こどもが思春期になったらこの限りにあらず
どうせ思春期を過ぎれば勝手に買い食いし始める
だろうから、完全にコントロールの利く今だけ
基礎の体を作っている今だけは粗食にせよ、と。
こどもは動物に近いから本能で好き嫌いを嗅ぎ分ける。
こどもは香辛料を食べたがらない。
(食べさせる必要なし)
香辛料とは、そもそも少ない食欲を増進するための物で
もともと空腹のこどもには必要ないと。
オトナが香辛料(薬味とかネギとか)を多用するのは
基本的に腹が空いていないからなのだそうな。
また、自然界で「緑」色のものは苦いものが多く
苦いものは「毒」であるものも多い。
こどもが緑色の野菜を嫌うのは当然。
反面、栄養の吸収もよく、動物が安心する食物は
「暖色」(オレンジ〜茶色)系統のもの。
緑色の野菜が嫌いだったら暖色系の野菜で充分。
そんなこといったら、こどもの偏食を助長しないか
との不安もあろうが、心配無用。
なによりこどもは動物なのである。
自身でバランスは取る力を持っているとのこと。
それから役人が設定した
「日本食品標準成分表」
(体の維持に必要な食物はこれ、
成長に必要な食物はこれ、とかとか)
なんてのも不要。大きなお世話。
昔のおかあちゃん方は
あーいう表をにらめっこしながら
子育てしていましたか?だって。
あんなのはメリケンの陰謀だッとすら言ってました。
出た、陰謀論wと、ちょっち思いましたが
あれもこれも、せっかくだから・・と自らを
ギセイにしてまで、つい味あわせてあげたいと思うのが
オヤゴコロではあるが、端的に言えば、子供の食は
親の飯の「ついで」に食べさせる程度でいいと。
これなら食費も低くて済みますです。
朝飯も昨晩の残り物で可ということですな。
お気づきかと思いますが・・
そもそも、肝心の「親」が日々どうしようもない
食事ばっかりだったら、粗食がどーのとかいう
次元の話ではないのですがね。
まあ確かに「スーパーサイズミー」ではないが
こどもにマックはどうなの?とさすがに自分も思う。
ちびすけよ。そういうのは大きくなってから
(社会の害毒に心身とも耐性がついてから)
勝手に食ってください。
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